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自粛生活前の体重に戻る費用(運動習慣なしミドル主婦) 3か月のランニングで3万8000円の内訳

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自粛生活前の体重に戻る費用(運動習慣なしミドル主婦) 3か月のランニングで3万8000円の内訳

コロナ禍の外出自粛生活で増えた3kgの体重を落とすべく、3か月前からランニングダイエットに取り組み、先日なんとかコロナ前の体重に戻りました。

ダイエットの方法にランニングを選んだ理由は、スポーツジムやヨガスタジオなどに比べて費用が安いと思ったからです。

ところが始めてみると、意外な出費が次々と発生しました。

今回はランニングで3kg痩せるのにかかった費用について紹介します。

ランニングでダイエットはお得か

接骨院の受診費用8,000円

今までこれといった運動経験のなかったため、まずは時速5km程度のとてもゆっくりとしたスピードで、距離にして3kmを目安に毎日走ることにしました。

最初は100m程度で息が切れてしまいとても走れる状態ではありませんでしたが、続けていくうちに徐々に3km完走できるようになりました。

ところがランニングダイエット開始から3週間ほどたったころ、ランニング中に足の裏にピキッと痛みが走りました

徐々に痛みが強まり日常生活でも支障を来しはじめたため、接骨院を受診ししばらく施術に通うことになりました。

接骨院の受診費用

1回1,000円 × 計8回=8,000円(保険診療)

このときは健康保険が適用されましたが、けがをした状況によっては保険が効かないこともあります

その場合は接骨院によって施術料金は異なりますが、1回4,000円~8,000円くらいが相場です。

ランニングは同じ動きの繰り返しのため、腰やひざ、足首や足の裏などに負担がかかって痛める人が多いそうです

運動経験の少ない中高年ならなおさらその頻度は高まります。

新しいランニングシューズ+インソールに2万円

ランニングをはじめて2か月ほどは、5年前に買ったものの使わずに靴箱に眠っていたランニングシューズを引っ張り出してきてはいていました。

しかし先述のとおり足の裏を痛めたことをきっかけに、もっと自分に合ったランニングシューズを新調した方が良いのではないかと考え、スポーツショップへ足を運びました。

そこで最新のランニングシューズのクッション性とはき心地に感動し、同時にすすめられたオーダーメイドのインソールまで付けて結局2万円を支払い帰ってきました

ナイキエアズームペガサス37
≪画像元:NIKE≫

新しいランニングシューズの性能には満足しているので無駄な出費ではありませんでした。

しかし、「ランニングダイエットなら費用はゼロ」という当初の予想からは外れていると言えるでしょう。

ランニングベルトに5,000円

1度走っている姿を子どもや夫に見てもらったところ、

「右側の腰が落ちて傾いている」

「そっくりかえっている」

「ももが上がっていない」など

厳しい評価が相次ぎ、「なんだかつらそうな走り方」という意見は全員一致していました。

思い当たるところが多々あり、実際走っていて苦しかったため、フォーム改善の手助けとしてランニングベルトを購入しました。

骨盤を締めるようにベルトを巻くことで、ランニング中に腰高のフォームを保つことができるという商品です。

実際に使ってみると腰がグイっと持ち上げられる感覚があり、足がスムーズに出せて後半の疲れが軽減されました。

効果は高かったため後悔はありませんが、このような補助グッズが必要になるとははじめた当初予想はできませんでした

コウノエベルト
≪画像元:DESCENTE

ランニングウエア購入で3,000円

適当なTシャツとパンツで走れば良いと思っていたのですが、いざ着て走ってみるとやはり綿100%のTシャツよりももっと速乾性のあるスポーツ用のTシャツが欲しくなりました。

何枚か新調しワークマンをメインに利用したので費用は3,000円で済みましたが、やはり手持ちのものだけで1枚も買い足しなしというわけにはいきませんでした。


スポーツジムのスポット利用

快適に走るためには筋力が足りないと考え、スポーツジムを何度か利用してマシンで体を鍛えました。

1回500円 × 4回で2,000円の費用でした。

一般的なスポーツジムだと1か月あたり平均8,000円程度の会費が必要なので、節約のために公営体育館のトレーニングルームを利用しました。

こちらの相場は1回あたり数百円程度で、マシンを使った筋力トレーニングやトレーニングミルを使った有酸素運動に取り組めます。

月に数回程度の利用なら良いと思いますが、1回500円でも月に8回利用すれば4,000円の出費です。

最近は小規模で常駐スタッフの少ない民営スポーツジムで1か月4,000円台の会費で済むところもあります。

利用頻度によってはこちらの方がお得なので覚えておくと良いでしょう。

スポーツクラブ湘南台ファースト

トレーニングアプリ0円

スポーツジムに通うのは手間がかかるため、自宅で気軽にできるようトレーニングアプリも利用しました。

最初に強度を入力すればプランクらランジや腹筋運動などのトレーニングメニューを毎日提示してくれて、カウントまでしてくれるトレーニングアプリが多数配信されています。

ダウンロードは無料ですが、有料会員へ誘導してくるアプリが多いので興味がない場合は意識的にバツボタンをタップするように気を付けましょう

毎日決まった時間にアラーム機能を使ってトレーニングを促されると、意外と「やらなくては」という気持ちになり続けることができました。

個人的には1番費用対効果の高かったダイエット方法ですので、ぜひうまく使ってみてください。

Googleプレイで配信されているトレーニングアプリ
≪画像元:Google Play

3kg落とすのにかかった費用は合計3万8,000円

3か月間のランニングダイエットで3kg落とすのにかかった費用は合計3万8,000円でした。

0円のつもりで始めたため、意外な出費をたくさんしてしまったことがわかります

1つ1つの出費には費用対効果が高かったため後悔はありません。

しかし、盲点があるとすれば、「運動習慣のない中高年が運動で痩せたければ、まず運動ができる体になるために手間と費用がそれなりにかかる」という点です。

ダイエットを決意する際にはこの点に注意し、自分に合った方法を検討してください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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