漫画を電子書籍で試し読みし、そのまま電子版でそろえていませんか。

確かに、電子書籍は紙版よりも少し安く購入できます。

しかし漫画に限って言えば小説などより格段に売却しやすいため、紙版の方が節約になることが多いです。

今回は紙版漫画をフリマアプリで上手に売って、書籍代を節約する方法を紹介します。

マンガ買取は電子より紙がポイント、高値販売のコツも紹介

紙版の漫画が高く売れる2つの理由

電子書籍と紙の本の大きな違いは、リセールバリューの有無です。

特に漫画は売りやすく、メルカリなどのフリマアプリを使うと定価の半額以上で売れることも珍しくありません。

1. 紙版は保管用として需要が高い

漫画ファンの世界には、気に入った漫画は紙版でそろえたいという人がかなりいます。

電子書籍はサービス終了や端末の故障でデータが失われるリスクがありますが、紙の本にはその心配がないためです。

「でも、電子版で買っちゃったものを新品でまた買うのもなぁ」

という人が、まず探すのが古本です。

そのため、漫画の古本のニーズが途絶えることはありません。

2. 映像化発表でセット本が売れやすい

漫画のアニメ化や映画化が発表されると、興味を持った人が原作を「大人買い」することがよくあります。

この際既刊を安くそろえられないかと、まず検索されるのが古本のセット本です。

フリマアプリの検索で漫画カテゴリーの中に「全巻セット」があるのも、大人買いニーズが強い証拠と言えるでしょう。

メルカリに出品中の鬼滅の刃全巻セット
≪画像元:メルカリ

紙の漫画を売る時の3つのコツ

服や雑貨に比べれば漫画はかなり売りやすい部類になりますが、どうせ売るならできるだけ高く売りたいものです。

高く売れる3つのコツをご紹介します。

1. 映像化発表の直後に出品する

高値で売る大原則は、映像化が決定された直後に既刊をまとめて出品することです。

興味のある層は、だいたいこの時期から放送終了までの間に一気に買いそろえてしまいますので、1番売りやすい時期と言えます。

話題作は定価の7割くらいで売れることもあり、巻数が多い作品だと結構な金額になります。

なお2019年に最も売れた某少年漫画のように、放送終了後に品薄から高値がつけられることはまれですので、映像化が発表されたらすぐに出品した方が勝率は高くなります。

2. 値付けは古本屋より高く、ネットショップよりやや安くする

基本的に、フリマアプリでは街の古本屋価格よりも高く売れます

古本屋に出向いて探すのは面倒なので、その手間賃も含めて買ってくれるからです。

値段の上限は、全巻ドットコムのようなネットショップの中古本価格を参考にしましょう。

目安ですが、安くても古本屋販売価格の1.5~2倍程度の値段で売れます。

古本屋の買取価格と比べれば、送料などを含めても十分高い値段です。

元値の半額くらいで売れるので、巻数が増えれば増えるほど、電子書籍でそろえるより紙版の方がお得に読めます。

3. 巻数と価格でフリマアプリを使い分ける

フリマアプリの手数料と送料は各社違いますが、巻数が多く高値になるなら手数料の安いラクマが適しています。

目安として、以下を参照してください。

・ 5,000円を超えるセット本になると送料込みでもラクマがお得

・ 逆にネコポスサイズで発送できるならメルカリかPayPayフリマがお得

漫画の場合フリマアプリ間で売れる値段に大きな差はありませんが、どのジャンルの漫画でも売れやすいのはメルカリです。

最初にラクマで出品し、数日反応をみて難しそうだったらメルカリに替えるといった風に工夫しましょう。

フリマアプリを使い分けて中古マンガを売り切る

【注意点】こんな漫画は売れにくい

最後に漫画にのジャンルや時期によって売れにくいものがありますので、なんとかして売りきる方法とともにお伝えします。

1. 番外編や外伝

本編のファンの人が買うものなので、そもそも単品での需要があまりありません

これは作品のファンブックも同じです。

本編のセットと一緒にして売ると、1冊分の値段を上乗せした額で売れます。

2. 映像化が終了して話題が去ったもの

需要が一巡した後なので、高く売るのが難しいです。

全く売れないということはありませんが、値下がりは覚悟しましょう。

またアダルト漫画などの電子書籍で読みたいニーズが強いジャンルは、フリマアプリの古本市場では売りにくいです。

上手に書籍代を節約しよう

漫画を電子書籍で読む方が増えています。

しかし紙版のニーズは根強く、特に人気漫画の古本セットは高値で売れるため、売却まで考えると電子版より紙の漫画の方が節約になることが多いです。

漫画を買いそろえるなら、結果として電子版よりお得に読める紙版をおすすめします。 (執筆者:青井 千夏)