節約の基本は出費を控えることです。そして、節約グッズは出費を抑えるお助けアイテムです。

しかし、節約するための節約グッズにお金をかけすぎている人は意外とたくさんいます。

今回は、節約グッズにかかる初期投資の金額を少しでも安くする「代替節約グッズ」を紹介します。

節約グッズを 購入するのは本末転倒 家にある「代用アイテム」3選

1.「豪華すぎる家計簿」を買うなら「大学ノート」を使う

書店や文具店には来年用の家計簿が並び始めました。

花柄の表紙や専門家が監修した家計簿など「これを使えば節約できそう」と思える商品ばかりです。

しかし、単価を見てみると1冊1,000円以上とそれなりの価格です。

家計簿を使って節約できる生活費は日々変動する食費や雑費ではないでしょうか。

携帯電話のプラン見直しや保険の見直しと比べれば節約できる金額はわずかです。

節約に家計簿を使いたいと思うならば、収入と支出、支出の内訳が分かれば十分です。

専門家が監修した家計簿などは項目が細かいので、素人には使いこなせずに宝の持ち腐れになることもあります。

年間の節約総額を多くするためには、初期投資をできるだけ低額に抑える必要があります。

「豪華すぎる家計簿」を買うよりも家に余っている「大学ノート」を家計簿として活用しましょう。

大学ノートには横線が引かれています。日付と項目と金額と残高が書けるように縦に3本の線を引くだけで立派な家計簿です。

2.「小さくなった石鹸をまとめるグッズ」を買うなら「ストッキング」を使う

お風呂で固形石鹸を使っている人、靴を洗うために固形石鹸を使っている人は「小さくなった石鹸」の扱いに困っているのではないでしょうか。

小さくなった石鹸はスポンジやタワシにこすりつけにくく、そうかと言って捨ててしまうのは忍びないと思ってしまいます。

そこで登場した節約グッズが「小さくなった石鹸をまとめるグッズ」です。

形やデザインはさまざまですがスポンジがポケット状になっていて、ポケットの中に小さくなった石鹸を詰めるだけで最後まで無駄なく使い切れます。

しかし、ポケット状になっているスポンジの単価は500円程度しますが、厚みが薄く何度が使っていると破れてしまいます。

固形石鹸1個が80円とすると1回あたりに節約できるのはぜいぜい10円以下、節約グッズの元をとるまでにスポンジが破れてしまう可能性のほうが高いかもしれません。

そこでおすすめしたいのが「ストッキング」です。

ストッキングは目が細かく破れにくい構造です。伝線してしまった「捨てるはずのストッキング」に小さくなった石鹸を詰めるだけで立派な節約グッズになります。

とくに靴を洗う固形石鹸は溶けやすいため、小さくなる前からストッキングに入れて使用すると溶け出し防止にもなります。

3.「節水目的だけに食洗機」を買うなら「節水泡沫器」

節水泡沫器
≪画像元:SANEI

食器洗いは手洗いよりも食洗機を使ったほうが水道代の節約になると言われています。

たしかに家族が多く大量の食器を洗わなければならない人、少しでも家事の負担を軽くしたい人にとって食洗機は魅力的です。

しかし、ただ単に水道代の節約目的だけで食洗機の購入を考えるならば本末転倒かもしれません。

食器が少なければ食洗機を使うよりも少ない水で洗い終えることも多く、さらには食洗機を動かす電気代の節約にもなります。

食器洗いの水道代が気になるならば「節水泡沫器」を使ってみてはいかがでしょうか。

節水泡沫器とは、水道の蛇口にとりつける節約グッズで蛇口から出てくる水に泡を混ぜ合わせる器具です。

泡を混ぜることで少ない水でも水量が多く感じられます。

水道代節約のために水量を少なくしても、洗剤のすすぎ残しが気になる人は水を出す時間が長くなり、結局は水道使用量が変わらないことがあります。

節水泡沫器は使う水量が減っても泡を含ませることで水のボリュームを出すため「物足りなさ」を感じずに節約できることでしょう。

節約を長く続けるコツは「無理をしないこと」です。我慢しながらの節約には「虚しさ」を感じてしまいます。

節水泡沫器は500円程度で販売されています。節水泡沫器を使うことで約50%の節水が可能です。

一度取り付ければ長期間使えるコスパのよい節約グッズだと言えます。

元をとるまでの期間が短く続けられるものを

節約グッズは買うだけで節約した気持ちになってしまうことがあります。

しかし、実際には「節約する気持ち」がなければ意味のないグッズがほとんどです。

たとえば、節電タップには差込口ごとにスイッチがついているので、スイッチをこまめに切ることで待機電力の節約になります。

つまり「こまめにスイッチを切る」ということが条件です。節電タップは約1,500円で販売されています。

節電タップの購入金額の元をとるまで待機電力を節約するためには1年以上かかることでしょう。

1年以上「こまめにスイッチを切る」ことができなければ節約グッズを買った意味はありません。

節約グッズを買う際には「節約グッズの購入金額の元をとるまでの期間が短いモノ」「手間をかけずに使い続けられるモノ」を選ぶようにしましょう。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)