メルカリに出品して売れた商品を送る際には、誰でも細心の注意を払って梱包、発送しているはずです。

しかし、完璧に思えた梱包・発送でも、液状の商品のときには思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

現在メルカリ取引実績が400件を超える筆者もこれまでに2回、液状の商品を送った際にトラブルに巻き込まれてしまった経験があります。

1件は「返品」されてしまったため、売上に大きく響く結果となってしまいました。

そのときの体験とともに、液状の商品を送る際にトラブルを回避する方法を紹介します。

メルカリで液状商品を送る際の「注意点」

トラブルにより「悪い評価&返品」筆者の体験談

私はできる限り購入者に満足していただける出品を心がけていますが、それでもこれまでに2回トラブルに巻き込まれてしまった経験があります。

1回目:「新品未使用の化粧水」

1度目は新品未使用の化粧水を発送したときでした。頂きものでしたが使わないので「新品未使用品」としてメルカリに出品したところ、すぐに売れました。

化粧水は紙製の外箱の中にプラスチック製のボトルが入っているタイプでした。新品未使用で出品しているため、外箱を開封することなく発送しました。

購入者のもとに商品が届き、評価をしてもらったので内容を見ると、まさかの「悪い評価」でした。

理由は「ボトルから中身が漏れ出してベタベタだったから」という内容でした。

梱包した際には外箱に中の液体が滲み出ていることはなかったので、配送途中で漏れてしまったか、あるいは私の手元に届いた時点から少しずつ中身が漏れていたのかもしれません。

売上にはなりましたが、それまでに悪い評価をつけられたことがなかったので、かなり落ち込んだことを覚えています。

2回目:「ロールオンタイプのデオドラント商品」

2度目は、ロールオンタイプのデオドラント商品を送ったときです。このときには私にも非があったと感じています。

ロールオンタイプの商品の場合、時々ロール部分が壊れていて中身がうまく出てこないものがあるため、事前に正常に使えるかをチェックしていました。

しかし、そのことを商品説明に記載し忘れてしまい、さらに配送中に中の液が少しずつ飛び出していたので、購入者に「使用済みだ」と言われて返品されてしまいました。

もちろんテストしただけなのでデオドラントとして使ったわけではありませんが、購入者からすれば「使った形跡がある」と思うことでしょう。

実際に返品された商品をチェックしましたが、そこまでベタベタというわけではありませんでした。

さらに商品の外箱がつぶれていたため、もしかすると購入者が粗雑に扱ったのかもしれません。

このときには結局のところ着払いで返品してもらったので、送料1,000円が損失となってしまいました。

メルカリで液状の商品を送る際の注意点

筆者が体験した2つのパターンは、どちらも「予想外」でした。

そのときには直接的に損失が出るわけではなくても、悪い評価をつけられるとその後の取引に影響します。

「悪い評価がある出品者だからやめておこう」と思われてしまうと売上は減少します。

少しでも自分に非があった場合に返品された場合には、送料は出品者負担なので明らかに損失が出てしまいます。

それでは一体、液状の商品を送る際にどのような点に注意をしたら、思わぬ返品依頼・クレームを避けられるのでしょうか。

筆者の体験談をもとに説明します。

1. 出品時・発送時に外箱の中身を確認

前述の1回目の場合、出品時と発送時に外箱の中身を確認していれば、購入者に届く前に液漏れに気付けたはずです。

液状の商品を送る際には、出品時と発送時に外箱を開封し、中身を確認しておく

ことをおすすめします。

外箱を開封してしまうと「新品未開封」ではなくなりますが、「未使用に近い」という状態での出品は可能です。

商品説明のところに、「未使用ですが、確認のために外箱を開封し、商品の状態をチェックしております」と記載しておけば、外箱は開封済みでも本品は未使用のため、新品未使用と同じくらいの価格帯でも売れます。

商品の状態をチェック

2. 液体が多少出る可能性があると説明

キャップ付きの液状の商品、たとえばロールオンタイプのデオドラントやノリ、スキンケア用品などは、配送時の揺れや衝撃でキャップ内で多少の液が漏れる可能性があります。

そのまま出品すると「新品未使用=本体のどこからも全く液体は漏れていない」と考えている購入者もいますから、たとえ使用したわけではなくでも、使用済みだと思われる可能性は否定できません

そのため、商品説明のところに

「配送時にキャップ内で液体が多少漏れ出す可能性もございます。キャップの外へ漏れ出すほどではありませんが、ご理解いただける方のみご購入ください」

と記載しておきましょう。

あらかじめ説明しておけば、万が一キャップの中で液体が出てしまっていても使用済みだと誤解を招くことを防げます。

3. テスト済のものは「テスト済み」と記載

ロールオンタイプやプッシュタイプの商品は稀に中身がうまく出てこないことがあるので、新品であってもテストしておいたほうが良いと言えます。

テストした後には、使用済みだと思われないように

商品説明に「正常に中身が出るかテスト済みです」と記載

してください。

こちらも「未使用に近い」の状態になってしまいますが、新品未使用にして返品されるより損失は小さくて済みます。

4. 残量をできる限り細かく記載

「残量が商品説明と違う」というのも、意外とシビアに見られる項目です。

たとえば、「だいたい半分くらい残っています」と説明してあっても、半分より微妙に少ないだけで「商品説明に書いてある残量より少ないです」とクレームをつけられてしまう可能性があります。

液状の商品はクリームや固形のものと比べると、蒸発したり少し漏れ出したりしただけで残量が減ってしまいやすいです。

そのため、出品する際には、

定規を使って「ボトルの下から測定して〇〇cmほど残っています」と記載する

など、できる限り残量を細かく記載することをおすすめします。

ボトルの重さも含めた重量で記載しても構いません

さらに、万が一蒸発した際のことを考慮して、実際よりも少し少なめの量を記載しておくとよいことでしょう。

クレーム・返品を防いで売上を順調に上げる

良い出品者なのか、悪質な出品者なのかを判断するために注目するのはれまでの評価です。

思わぬところで悪い評価がついてしまうと、今後の取引に影響が出ることは言うまでもありません。

返品されると評価はつけられなくなりますが、着払いの運賃は小さいサイズでも1,000円前後かかりますから損失につながります。

特に液状の商品は予想外のトラブルが起こりやすいため、注意点を参考にしてトラブルを防いで順調に売り上げを増やしてください。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)