服の収納に掛かるお金を節約！　ハンガー収納の「手軽」だけでないメリット

一昔前は嫁入り道具として娘にタンスを持たせる方も多かったほど、服は「たたんでしまう」のが当たり前となっていました。

しかし、今ではハンガーを使用する方が増え、アパートやマンションにもウォークインクローゼットを設ける部屋が増えてきています。

今回ご紹介するのは、服の収納の大部分をハンガー収納にするという生活スタイルです。

タンスの中にしまわず、常に見えている収納方法にすることで家計にも良い影響があります。

ハンガー収納で服のほぼすべてを「見える化」

ハンガー収納をメインにすることでの変化は、畳む作業がなくなる点です。

乾いた洗濯物をそのままクローゼットに。

着る時はそのままハンガーから取り外し着替えます。

収納場所のスペースは各部屋で異なるので、すべての方ができるわけではありませんが、夏福・冬服関係なくすべての衣類を並べるのがおすすめです。

大きなタンスを持たないのが最大の特徴です。

ハンガー収納がどう家計に良い影響を与えるか

ハンガー収納はたたむ作業を減らせるだけでなく、お金の面でもメリットがあります。

そろえるまでの初期投資が安い

ハンガーは安いものでそろえれば、はじめに掛かる金額も少なくすみます。

一方で、タンスは桐などの素材や機能にこだわるほど高価格の傾向があり、十分な量を収納できるものとなると数万円なり、たくさんの服を持っている方ほど、その差は大きく広がっていきます。

ハンガーを100本そろえたとしても、100円ショップの5本セットなら2,200円です。

スカートやズボンを挟むハンガーも1本110円で販売しています。

ハンガー収納をしようか悩んでいる方にも挑戦しやすい価格です。

服の量や生活の変化に対応できる

タンスの中身は、生活とともに変化していきます。

例えば、子どもと同じ部屋で寝ていた時に一緒に使用していたタンス。

子どもが自分の部屋で過ごすようになれば、大きなサイズは必要なくなります。

また流行が過ぎた服や、サイズが合わなくなった服など、収納する中身も移り変わっていきます。

収納の中身や量によって、その都度買い替えているといつの間にか大きな出費となってしまいます。

また、必要のなくなった家具を捨てるのもお金が掛かります。

ハンガー収納は、生活や量に合わせて変化していける収納方法です。

収納場所を移すときや中身を分ける時にも、場所ごとに収納用品を買い足すことなく生活できるメリットがあります。

服の「見える化」で断捨離・節約に

タンスの中にしまいっぱなしになると、中身を忘れてしまいがちです。

持っているのを忘れて同じような服を買ってきてしまう、といった経験はありませんか？

ハンガー収納の最大の特徴は、服がすべて見えていることです。

といったメリットがあります。

ダブり買いという余計な出費を防ぎ、断捨離がはかどるハンガー収納は、衣類に掛かるお金の節約になります。

いらない服をリサイクルショップやフリマサイトで販売すれば、おこづかにもなります。

自然と必要な服に絞られていき、管理もシンプルに。

「見える化」には、家計にも良い影響を与えてくれます。

ハンガー収納は家事を簡略化＆家計に優しい

衣替えいらずで、服をすべて見渡せるハンガー収納には、手軽さ以外の良さがあります。

家計へのメリットをまとめました。

生きていくうえで、衣類や収納への出費は必要経費です。

だからこそ、少しでもお金を安く済ませられる方法を取り入れたいです。

いきなりすべて変えずとも一部のみ「ハンガー収納」に変えられるのでお試しください。（執筆者：萩 みのり）