ダイナースクラブカードといえば、アメックスと双璧を成すステータスカードですが、会員数が少ないだけにダイナースの方がレアかもしれません。
そんなダイナースは60周年を迎えるにあたり、さまざまなリニューアルやキャンペーンを行っていますので、紹介しましょう。
目次
その1:【3/31申込分まで】初年度年会費無料

2021年3月31日までにダイナースクラブカードに新規申込をして、4月30日までに新規入会をした本会員は、初年度の年会費が無料です。
以下のケースは初年度年会費無料の対象ではありません。
・ 家族会員の年会費
・ 再入会
・ 今持っているダイナースからの切替、入会後の切替
・ キャンペーンページ以外からの新規申込
本会員の年会費は税込2万4,200円ですが、提携カードでないダイナースが初年度年会費無料を打ち出したのはこれまで記憶になく、これはかなりレアです。
その2:カードデザインがリニューアル

60周年の節目に、ダイナースのカードデザインがリニューアルされました。
表面から凹凸の刻印がなくなり、光沢があってスッキリとして上質なデザインです。
これまで表面に刻印されていたカード番号、氏名、有効期限などの情報は、全て裏面に集約されました。
分かりやすくなったとともに、お店でカードを利用する際にカード情報を盗み見されるリスクも減少します。
また、裏面の磁気テープには偽造防止のオリジナルホログラムが施されています。
コンパニオンカードも同様のデザイン変更

ダイナースクラブカード会員は、プラチナ相当のコンパニオンカード(TRUST CLUBプラチナマスターカード。
通常年会費3,300円)を、家族会員も含めて無料で発行できます。
コンパニオンカードも裏面にカード情報を集約し、スタイリッシュなデザインです。
その3:タッチ決済を搭載

5大国際ブランドの中で、これまでダイナースのみがタッチ決済を搭載していませんでした。
いよいよダイナースにも、タッチ決済(ダイナースクラブコンタクトレス)が搭載されます。
サインや暗証番号が原則不要なので、スピーディーな支払いが可能となり、コンビニエンスストアなどで重宝しそうですね。
カードの受け渡しも原則不要で、セキュリティも向上しコロナ禍の衛生面にも配慮しています。
その4:優待サービスがさらに充実

優待サービスの充実度ではトップクラスのダイナース、60周年の節目に優待サービスがさらに充実です。
会員限定のツアーが用意され、第1回は、豪華列車として予約が取りにくいJR東日本の「TRAIN SUITE四季島」を貸し切り、特別企画のツアーを開催予定です。
国内宿泊優待サービス「国内クラブホテルズ・旅の宿」がリニューアルされ、部屋のアップグレードや朝食付きなど、利用者の要望が多い優待や特典が2021年4月より開始されます。
プリンスホテルズ&リゾーツが提供する7つのゴルフ場で、会員価格の料金を2021年2月より予約開始、2021年4月プレー開始予定です。
他にも多くの優待サービスが新登場、またはリニューアルされます。
その5:60周年記念の特別ポイント交換賞品が登場

1%のポイント還元があるダイナースクラブカードは、貯まったポイントの使い道も豊富です。
60周年を記念して、特別ポイント交換賞品が登場しました。
12月2日からの第1弾では、2020年9月の新モデル Apple WatchやiPad、AirPodsをお得なポイント数で交換できます。
第2弾以降も、バルミューダトースターの新モデル、スピーカー、ミカフェートのオリジナルコーヒー、60周年記念酒など盛りだくさんです。
その6:三井住友信託銀行と連携したポイントサービスが始まる

三井住友信託銀行の「おひとりさま信託」または「人生100年応援信託〈100年パスポート〉」を契約する際、ダイナースのポイントを「キャッシュバック」として利用できます。
12月16日にウェブサイトで詳細を発表予定なので、ご確認ください。
これからもダイナースクラブカードには期待大
ステータスではナンバーワンのダイナースクラブカードが、60周年の節目に機能性も向上させました。
カード表面をナンバーレスにして、スタイリッシュかつ安全性を高く、タッチ決済搭載で利便性も向上します。
ダイナースならでの優待もパワーアップし、魅力がアップしました。
61年目以降も、ダイナースクラブカードには期待せざるを得ません。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)