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【株主優待】権利落ち後に狙う好業績の「12月優待銘柄」2社

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【株主優待】権利落ち後に狙う好業績の「12月優待銘柄」2社

株主優待銘柄は権利確定日以降値下がりしやすい、という特徴を知っている方は多いと思います。

しかし、好業績銘柄であれば株価下落は一時的なことが多く、むしろ権利確定日前より値上がりするケースはよくあることです。

とはいえ2021年もコロナ収束は見通せず、予測が難しいことは確かですが、2020年のコロナ禍での世の中の動きを踏まえて好業績が見込める銘柄をピックアップしました。

上昇トレンドの押し目狙いになるので、初心者にも買い場がわかりやすいためぜひ参考にしてください。

アルペン(3028)

アルペングループ
≪画像元:アルペングループ

【株主優待内容】

(100~499株)2,000円相当のご優待券

(500~999株)5,000円相当のご優待券

(1,000株以上)7,500円相当のご優待券

【株主優待実施月】

6・12月(年2回)

優待券は全国のスポーツデポやアルペンで利用することができます

アルペンで1番注目するべき事業は「ゴルフ事業」です。

アルペンのゴルフ事業は売上全体の約35%を占めており、重要なスポーツ事業と言えます。

アルペンの2021年第1四半期決算短信(2ページ)に、ゴルフは「コロナ禍において密を避けられるスポーツとして注目されている」との記載があり、アルペンのゴルフ事業も好調でした。

私のゴルフ好きな友人もゴルフ場はいつも混んでいると話していたので、コロナ禍でゴルフを始めた人、再開した人は多いのでしょう。

アルペンは一般的なスポーツ用品が不調だったため、2021年第1四半期の売上こそ横ばいだったものの、営業利益は前年同期比約7倍もの数値をたたき出しています。

進捗率は73.4%で、上方修正の可能性は高いでしょう。

次に買い場を考えます。

下記チャートをご覧ください。

3028アルペン週足
≪画像元:MINKABU THE INFONOID(2019/12/20~2020/12/21)≫

2020年8月から続く上昇トレンドの押し目を狙っていきたいところです。

11月に13週移動平均線が下支えになっており、今回も13週移動平均線付近で買い注文を入れます。

もし平均線を大きく割り込むようならいったん損切しましょう。

アークランドサービス(3085)

アークランドサービスホールディングス

【株主優待内容】

(100~199株)1,100円相当の食事券

(200~999株)2,200円相当の食事券

(1,000株以上)11,000円相当の食事券

【株主優待実施月】

6・12月(年2回)

食事券は全国の「かつや」や「からやま」で利用することができます。

参照:アークランド 

アークランドサービスは飲食業の中では相対的に業績が好調です。

売上の約7割を占める「かつや」事業の既存店売上は、緊急事態宣言下であった4月でさえ89.6%とそこまで落ち込まず、7月からは9月を除き毎月100%を超えています

参照:アークランドサービスホールディングス株式会社(pdf)

7月以降売上が好調な理由の1つとして、テイクアウトが定着したことが考えられます。

かつやではコロナ前の売上に占めるテイクアウト比率は約30%だったのに対し、緊急事態宣言下であった4月以降は50%程度まで上昇しました。

さらに、からあげ業態のからやまにいたってはテイクアウト比率が60%程度まで上昇しています。

コロナ禍で初めてテイクアウトして「おいしい」と感じたお客さんがリピーターになっているのでしょう。

わが家も何度もテイクアウトしていますし、食事時になるとテイクアウト注文受取待ちのお客さんがお店の前に行列を作ることもあります。

街中で実際に見てにぎわいを確認することは大事なので、ぜひ買い物ついでにいろいろなお店をチェックしてみてください。

次に買い場を考えます。

下記チャートをご覧ください。

3085アークランドサービス週足
≪画像元:MINKABU THE INFONOID(2019/12/20~2020/12/21)≫

2020年4月に安値を付けた後は上昇トレンドが続いています。

8月と11月に26週移動平均線付近で2度反発しており、今回も26週移動平均線付近で買い注文を入れます

もし平均線を大きく割り込むようならいったん損切しましょう。

損切と利益確定について

まず損切ラインは必ず設定してください。

移動平均線を割り込むと下げのスピードが速く、売り遅れて損失が大きくなってしまうことがあります。

可能であれば逆指値注文を入れておくとよいでしょう。

利益確定については、最低でも10%以上の値幅は取りたいところです。

理由は10%以下の利益だと、取引回数を多くしないと利益が残りづらいからです。

「利益は大きく、損失は小さく」を意識して取引することをおすすめします。(執筆者:株式ディーラー歴10年 勝越 晴)

《勝越 晴》
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執筆者:株式ディーラー歴10年 勝越 晴 勝越 晴

株式ディーラー歴10年の投資経験を世の役に立たせたいと思い、ライターを始めました。現在はITに従事する個人投資家でもあります。自分と同じ育児世代が投資を始めるきっかけになる記事を書くことが夢です。 寄稿者にメッセージを送る

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