※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

メルカリ×ヤマト運輸「あとよろメルカリ便」サービス内容の詳細と費用 メリット・デメリットから考える、向いてる人

節約・ポイ活 出品アプリ
メルカリ×ヤマト運輸「あとよろメルカリ便」サービス内容の詳細と費用 メリット・デメリットから考える、向いてる人

あとよろメルカリ便とは、2020年12月8日にメルカリが始めた梱包・発送代行サービスです。

商品をメルカリの倉庫に預けるだけで、商品が売れた後の梱包や発送を全部メルカリで行ってくれる、Amazonの「AmazonFBA」によく似たサービスです。

特に大々的な宣伝もなく、いつの間にか始まっていたので知らない方も多いと思います。

今回このメルカリの新サービス、「あとよろメルカリ便」の使い方や料金について調べてみました。

・ 邪魔な不用品を片付けてお金に換えたい

・ 保管スペースの問題でせどりをあきらめている

・ 面倒な梱包や発送をしたくない

このような方におすすめです。

なお、今回紹介するあとよろメルカリ便は2021年1月現在、iOS(iPhone)のみ対応しており、android版は順次対応とのことです。

あとよろメルカリ便とは

メルカリがヤマト運輸と提携し始めた新サービスです。

メルカリとヤマトが提携した新しいサービス
≪画像元:メルカリ

売りたい商品をメルカリ倉庫に預けるだけで、売れた後の面倒な作業である「保管」「梱包」「出荷」をすべてメルカリ側で代行してくれます。

売りたい商品をメルカリに預けたら、後は売れて売上金が入るのを待つだけ

商品が売れたときに所定の送料と、2か月売れなかった商品の返送に手数料がかかりますが、あとはすべて無料で利用できます。

使い方

使い方を説明しちゃいます
≪画像元:メルカリ
1. 商品を出品する(申し込み後でもOK)
2. あとよろメルカリ便に申し込む
3. 売りたい商品を箱や袋に詰める
4. ヤマトのドライバーさんに渡す
5. 倉庫に届いたらデータと紐づける
6. 売れて売上金が入るのを待つ

1. 商品を出品する(申し込み後でもOK)

あとよろメルカリ便に送りたい商品を出品します。

すでに出品している商品も対象にできるので、すでに出品し終わっている方はそのままでOKです。

2. あとよろメルカリ便に申し込む

あとよろに申し込んでみます

出品ページにある「あとよろメルカリ便を利用する」をタップして申込ページに移動します。

利用するをタップすると申し込める

「申し込みページへ進む」をタップすれば申し込みが完了します。

そして申込みに進めばいい

出品している商品の中からメルカリ倉庫へ送りたい商品を最大30個まで選択します。

※2021年1月現在、送れる商品は1人1箱、商品数は最大で30個までとなっています。

選択した商品は自動的に出品停止になるので、送っている間に売れてしまうことはありません。

3. 売りたい商品を箱や袋に詰める

送りたい商品を選択したら、その商品をまとめて箱に詰めます。

AmazonFBAのように詰め方や梱包に細かい規定はなさそうですが、輸送中に傷がつかないようにプチプチなどで保護したほうが良いでしょう。

4. ヤマトのドライバーさんに渡す

商品を箱に詰めたら集荷依頼をして、取りに来たヤマト運輸のドライバーさんに箱を渡します。

この時も料金は一切かかりません

5. 倉庫に届いたらデータと紐づける

送った商品がメルカリ倉庫に到着すると、倉庫でスタッフさんが商品の写真撮影をしてアプリに通知を送ってくれるので、それを確認しながら出品データと紐づけます。

これで商品の出品が再開されます。

6. 売れて売上金が入るのを待つ

データを紐付けて出品が開始されたらあとは売れるのを待つだけです。

商品が売れたら自動的にメルカリ倉庫で梱包され、お客様のもとに発送されますので、届き次第お互いの評価をして取引完了です。

取引が完了すると、商品代金からメルカリの手数料と、あとよろメルカリ便の手数料(送料)が引かれた売上金が入ります

あとよろメルカリ便の手数料

あとよろメルカリ便にかかる手数料は2種類です。

・ 売れたときにかかる手数料(あとよろメルカリ便送料)

・ 2か月間売れなかったときにかかる返送料980円

メルカリ倉庫に送った商品が2か月経っても売れない場合、売れ残った商品は返送され、その際980円の送料がかかります

その他保管や梱包、出荷時には一切料金がかかりません

手数料と返送料以外は無料だって
≪画像元:メルカリ

160サイズの商品は送れません

売れたときにかかる手数料は、各サイズごとに決まっている「あとよろメルカリ便送料」という形で商品代金から差し引かれます。

手数料一覧表を確認してね

あとよろメルカリ便の送料は、自分で通常のらくらくメルカリ便を使って送るときより85円~500円ほど高くなっていて、この差額が手数料という形になっています。

あとよろメルカリ便を利用する場合、この手数料分を計算に入れて商品価格を設定する必要があります。

またあとよろメルカリ便送料のほかに、通常のメルカリ販売手数料10%もかかります。

従って売上金の計算式は以下のようになります。

商品代金-商品代金の10%-あとよろメルカリ便送料=売上金

倉庫に送った商品が2か月経っても売れなかった場合、商品はすべて返送されますがその際返送料として980円かかることを考え、回転率の低い商品を扱う場合は注意が必要です。

あとよろメルカリ便を使うメリット

面倒な梱包や出荷作業が不要

1番のメリットが出品以外のあらゆる作業を代行してもらえる点です。

全部やってくれちゃうのはメリットでしょ
≪画像元:メルカリ
「メルカリに出品をしたいけど梱包方法や発送方法がよく分からない」

「面倒くさい」

そうした方も出品作業だけ覚えればあとはメルカリ側ですべてやってもらえますし、プロが梱包してくれますので、購入者からクレームをもらう可能性も低いでしょう。

商品の保管スペースが不要

あとよろメルカリ便は売りたい商品をすべてメルカリの倉庫に送れるため、自宅で商品を保管する必要がありません。

本来であれば、売れるまでどこかに保管しておかなくてはいけない邪魔な不用品をすべて倉庫が預かってくれるので、家の中がすぐにすっきりします。

副業でせどりをしている方も、自宅に商品を置くスペースの確保で困っている方も多いと思いますので、保管スペースが必要ないあとよろメルカリ便は便利です。

手数料が分かりやすい

あとよろメルカリ便にかかる手数料は基本的に売れたときにかかる送料のみです。

サービス自体はAmazonのFBAと非常によく似ていますが、FBAに比べるとルールや料金が非常にわかりやすくシンプルです。

誰でも利用しやすい料金体系もあとよろメルカリ便のメリットと言えます。

あとよろメルカリ便を使うデメリット

手数料がかかる

あとよろメルカリ便を利用して商品が売れた場合、通常のメルカリ便の送料に上乗せされた料金が手数料としてかかります

自己配送のらくらくメルカリ便と比べて85円~500円上乗せされるため、利用すればするほどかかる経費も多くなっていきます。

仮にネコポスサイズの商品をあとよろメルカリ便で100個売ったら、8,500円余計に支払う計算になります。

多くの商品をあとよろメルカリ便で売るつもりなら、経費がかさむ点に注意しましょう。

現状は30個までしか利用できないため、そこまで大きな負担になることは無いと思いますがそれでも30個 × 85円で2,550円余計な経費が掛かってしまいます

もちろんこの経費で余計な作業をしなくて済むなら安い、という考え方もあります。

2か月売れなかったら返送料がかかる

あとよろメルカリ便の保管期限は2か月で、2か月以内に売れなかった商品は返送となり返送料が980円かかります。

完全に無駄な経費なので、預けてある商品で売れ残りそうなものは価格を下げてでも売り切ってしまったほうが良いでしょう。

androidやWEBに対応していない

あとよろメルカリ便は2021年1月現在androidやWEBからは利用できず、iOSのみの対応となっています。

順次対応予定とのことですが、現状ではiPhone利用者しか使用できません。

1箱30商品までしか利用できない

2021年1月現在、あとよろメルカリ便で倉庫に預けられる荷物は30個までです。

不用品を片付ける目的の方は特に問題ないと思いますが、商品をたくさん売りたい方にはちょっと少なすぎます。

あとよろメルカリ便の利用に向いている人

あとよろメルカリ便に向いている方は以下の方です。

・ 断捨離や処分目的で商品を売って片付けてしまいたい方

・ 副業で小規模なせどりをやっている方

あとよろメルカリ便は自宅の不用品を片付けたい、断捨離目的の方にとっては非常に便利なサービスです。

今までメルカリを利用した断捨離の一番の問題点は「売れるまで商品を家の中に置いとく必要がある」ことでした。

その点あとよろメルカリ便ならすべて倉庫に送ってしまえるので、家中がすぐに片付きます。

断捨離で邪魔なものを売りたいけど置いとくのも邪魔だし、売れてから梱包する資材の準備も時間も面倒、という方は是非利用しましょう。

また副業でせどりをやっている方にとっても便利なサービスです。

保管スペースの心配がなく梱包や発送もすべて代行してくれるので、うまく活用すれば本業が忙しくてもほったらかしで販売できます。

30個までという制限があるので大規模にやっている方には向きませんが、副業レベルであれば十分有用なサービスであるといえるでしょう。

面倒な作業をすべてお任せできるサービス

あとよろメルカリ便はフリマアプリで非常に面倒な、「梱包」と「発送」をわずかな手数料で代行してくれるサービスです。

売りたい商品をメルカリ倉庫に送ったらあとは売れて売上金が入るのを待つだけなので、断捨離にも、副業でせどりをやっている方にも便利なサービスです。

節約には限界があります

外食を控えたり、水光熱費をおさえたりする節約には限界があります。

1万円を捻出するなら「使わない」ではなく「稼ぐ」の方向へシフトすることも考えてください。

着なくなった服や、使わなくなったおもちゃや本が部屋の隅を占領しているなら「あとよろメルカリ便」に任せて、プチ稼ぎをしてください。(執筆者:せどりや投資も行うマルチな事業主 菊池 貴弘)

《菊池 貴弘》
この記事は役に立ちましたか?
+1

関連タグ

菊池 貴弘

菊池 貴弘

ブラック企業の会社員から、脱サラしフリーライターに。ライター業の傍ら、せどりや投資も行うマルチな事業主。記事は副業・投資・節約といったお金に関するジャンルがメインです。ややこしい、わかりにくい、でも絶対詳しくなりたい。そんなお金に関する情報をできる限りわかりやすく皆さんにお伝えします。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集