保存性が高く、通年で価格が安定しているニンジンは、1月が底値になることが多くあります。

もちろんその年の気候や収穫量に影響は受け変動をしますが、最も高くなる9月に比べて1月は30%以上安くなることもあります。

食卓に積極的にニンジンを取り入れて、食費節約につなげたいところです。

そこで今回は良いニンジンの選び方、保存法、簡単レシピを紹介します。

文中に出てくる価格は筆者が作った際の金額です。

ニンジンは1月が底値に

1月にニンジンを勧める理由

今回ニンジンをオススメするのは1月に底値になるから、だけでなく栄養面でもタイムリーだからです。

栄養学的には皮膚や粘膜を強くするβーカロテンが豊富に含まれ、東洋医学的な見方をすると胃腸を健やかにする、とされています。

つまり外からのウィルスの侵入を防御する皮膚と粘膜を強くし、年末年始で疲れた胃腸を健やかにするということで、ニンジンはこの時期にピッタリの食材といえるのです。

ニンジンの選び方

良いニンジンを選ぶことができれば、おいしく食べられるだけでなく保存性も高く、ムダにしないですみます。

スーパーや八百屋で同じように並べられているニンジンですが、少し気をつけて見てみてください。

・ 表面が滑らかで、ハリがあるもの

茎の切り口が細いもの

(茎の切り口=芯の太さ 芯が細い方が柔らかく、味わいもよく感じる)

オレンジ色が濃いもの

あまり先が細くなっていないもの

ニンジンの保存法

ニンジンはさまざまな方法で保存が可能です。

料理に合った保存をして、おいしくムダのないようにしましょう。

常温保存

冬はニンジンを常温で保存できます。

暖房の影響を受けない、通気性のよい場所を選びます

新聞などで包み段ボール箱に入れて、フタは開けておくとよいでしょう。

保存目安:3週間~1か月

冷蔵保存

乾燥を防ぐため保存袋に入れ、冷蔵庫に立てて保存します。

保存目安:3週間

使いかけはラップで包み、冷蔵庫で保存します。

保存目安:3~4日

冷凍保存

使いやすい形に切ってラップに包み、保存袋にいれて冷凍庫で保存します。

凍った状態で調理ができます。

食感が柔らかくなるため、汁物や煮込み料理に向いています

保存目安:1か月

ニンジンの簡単レシピ

彩りや添え物に欠かせないニンジンですが、今回はニンジンが主役の簡単レシピを紹介します。

ニンジンとツナのサラダ

ニンジンとツナのサラダ

【材料(2人分149円)】

ニンジン:1本(47円)
玉ねぎ:1/8(8円)
にんにく:1片(2円)
ツナ缶:1/2缶(74円)
植物油:大さじ1/2(1円)

◎酢:大さじ1(4円)
◎粒マスタード:大さじ1/2(13円)
◎塩:小さじ1/2(-円)

【下準備】

・ ニンジンを4cmの千切りにする

・ 玉ねぎをみじん切りにする

・ にんにくをみじん切りにする

【作り方】

1. 耐熱ボウルにニンジン、玉ねぎ、にんにく、植物油を入れ混ぜ合わせる

2. ふんわりとラップをかけて、電子レンジ500w、1分加熱する

3. ツナ缶と◎をくわえ、よく和える

ローストニンジン

ローストニンジン

【材料(2人分51円)】

ニンジン:1本(47円)
にんにく:1片(2円)
植物油:大さじ1(2円)
塩:小さじ1/3(-円)
水:100cc

【下準備】

・ ニンジンのヘタと皮を取り除き、縦に2等分する

・ にんにくをスライスする

【作り方】

1. フライパンに植物油を中火で熱し、にんにくを炒める

2. にんにくの香りが出たらニンジンを入れ、塩をする

3. ニンジンの上ににんにくをのせ、水を入れフタをして火が通るまで蒸し焼きにする

鶏とニンジンのさっぱり煮

鶏とニンジンのさっぱり煮

【材料(2人分303円)】

鶏モモ:1枚(230円)
ニンジン:1本(47円)
にんにく:1片(2円)
酢:50ml(13円)
◎しょうゆ:大さじ1(3円)
◎酒:大さじ1(8円)
◎砂糖:小さじ1/2(-円)
◎水:300cc

【下準備】

・ 鶏モモを一口大に切る

・ ニンジンを一口大の乱切りにする

・ にんにくのヘタを落とし、皮をむく

【作り方】

1. 鍋に鶏モモ、ニンジン、にんにく、酢を入れ強火で水気がなくなるまで煮る

2. ◎をくわえ、落としブタをして中火で15~20分煮る

1月に底値になるニンジン

良いニンジンを選び、適切に保存することでおいしくムダなく食べることができます。

またニンジンは今の時期にぴったりの食材でもあります。

底値のニンジンをフル活用して食費節約に役立ててください。(執筆者:栄養士、管理栄養士 小原 水月)