先週は、もみ合い継続からスタートし週後半の窓空けで下離れし直近の安値を更新するも、終値ベースで維持し翌日に大き目な陰線形成により明確な下抜けとなりました。

この下抜けで25日線に到達し明確に大陰線で割り込むことで下への勢いを見せての週末入りとなりました。

現状では明確に上昇トレンドが崩れたかは判断できないものの、強い上昇に関しては終焉を迎えたと考えられBOX入りか、下落入りという可能性を視野に入れた対応が必要になりつつある週末となりました。

下落スタートという事も可能性として過分にありますが、現段階の下げ要因としてはインパクトに欠けており、上向きの25日線を一気に割り込み下げて行くという事は経験則からいくと少なく、下げるとしてもダブルトップ形成しながらであると考えるのが妥当であると思います。

決算続々

国内決算はまちまちだった

ファンダメンタル的には、国内決算はまちまちで、海外勢が売り越しとなるも大幅とまでいかないことで完全な下げ材料とは言い切れない雰囲気です。

米国の動きを見ると、米国の財政出動の縮小のニュースに反応したのかダウは大幅下落となっています。

結果的に1月14日に高値を付け、その後上値を重くして先週に値崩れしたという考えであれば話はまとまり、この後反発しても上抜け出来ずにとなる可能性は上がってきたと考えられます。

逆に反発するとネックラインとなっている1月18日の安値まで反発して下げるなんてシナリオも出てきますがどうなるでしょうか。

現状分析

5日線

現状分析

下向きとなり一旦上向きとなるも週後半には急角度で下向きとなりました。

本格的下向きは10月後半以来です。位置も下に大きく乖離となり週明けにこの乖離を埋められるか注目です。

25日線

未だ上向きは維持しつつ1カ月ぶりに割り込み、前回に比べて本格的な割込みとなりました。

この割込みが加速度的に下への乖離を広げるか、いったん反発するか、それとも週の押しが最高の買い場となるように反発となるのか、月齢的には金曜日が満月であることを考えると10月30日の再来もありかと考えます。

75日線

変わらず上向きで上への乖離となっています。

週末の足型

陽陰の包み線で典型的な下を示唆ですが、トレンド転換のシグナル的なものになるかもというように見受けます。

トレンドライン

気にしてきた切上がりのラインはすべて割り込んできました。

さらに25日線も割り込み、サポートラインと見受けるのが11月20日の安値と12月22日の安値を結んだラインと考えます。さらに下には3月と10月の安値を結んだラインと75日線となり、このラインが上昇トレンド最後のボーダーラインと考えます。

横軸としては、目先12月末から年始の高値の横軸27600円どころがサポートラインとして機能しているように見受けます。

上に関しては目先ネックラインで、その上が先週明けた窓の出口で先週のもみ合いの下限2万8,520円が意識され、これを上抜けると1月14日の高値が意識されるラインになります。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

基準線転換線を割り込んでおり強さに陰りが出ました。雲までの乖離もだいぶ詰めてきたので今後雲との位置関係に注目です。

ボリンジャーバンド

バンドの向きが+3+2σが折れて下向きとなり収縮が始まり、ここから波打ちしBOX入りするのか見極めで、BOXとならず下へのボリンジャーウオークなんてシナリオも無くはないと考えます。

スローストキャスト

2本のラインが上げきらずにデットクロスとなり下まで降りてきていることで上昇トレンドは終焉かもという形状となっています。

この後BOX示唆となるか下落を示す動きをするか注目です。

総合判断

総合判断

強い上昇というトレンドは一旦崩れました。

このまま上昇トレンドも崩すのか、BOXに入っていくのかと考えますが、どちらにせよ昨年10月末から始まった上昇に関しては3カ月という周期で終焉を迎える雰囲気を出しています。
以前からお伝えしている、2018年の年始パターンが現実のものになるかも注目して2月相場と向き合っていきたいと思います。(執筆者:城 晶子)