筆者は不器用なハンドメイド初心者ですが、ダイソーのアクセサリーキットに挑戦してみました。今回はUVレジンキットです。
レジンについては、もう説明が不要なほどの人気ですね。紫外線で硬化するアクリレート樹脂で、数年前から人気のハンドメイド素材です。
ダイソーでもレジン液はもちろん、型となるソフトモールドや各種パーツが販売されています。
ソフトモールド付きのキットも販売されていました。パーツとモールドがセットになっていのが初心者にはありがたいところです。
レジン液を購入するだけで作成できます。今回は3段階の難易度のうち、レベル2のプレゼントBOXイヤリングを作成しました。
なお、情報は調査時のものであり内容等が変更になっている場合があります。
また、店舗によって取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。
目次
ソフトモールド付きのキットの内容

ソフトモールド1個(左上)
1cm×1cm×1cm、真ん中に貫通用の穴があります。
シルバーカラーラメミックス約0.5g(右上)
ラメミックスは作品完成後にもかなり余っていました。もう1作品くらいは作れそうです。
Tピン3本(左下袋内)
使用は2本でしたので、1本は予備のようです。
樹脂イヤリング2個(右下)
透明のものです。
チェーン30cm 1本(左下袋内)
分割して使います。このチェーンを切断するためにニッパーが必要です。筆者はペンチでカットしました。
丸カン5個(左下袋内)
使用したのは4個でしたので、1個は予備のようです。
用意するもの

UVレジン液:ダイソーのUVカラーレジン液(5g入り)
ダイソーのレジン液については、さまざまな評価があるようですが、しっかりと硬化し、色の沈殿も見られませんでした。
初心者の筆者が使用する分には、全く問題ありませんでした。また、太陽光でも快晴の日に30分程度で十分に硬化しました。
紫外線照射機(UVランプ)
「太陽光でも硬化します」とある通り、UVランプがなくても作成可能です。筆者は晴れた日に太陽光のみで作成しました。
しかし、こちらのレシピでは何度か硬化させる手順であるため、その度に太陽光にあてて硬化するのは少し手間がかかるという印象でした。
UVランプはなくても問題なく作成できますが、スピードを求めるなは用意したほうが良さそうです。
ニッパー
ダイソーの200円商品「穴あきラジオペンチ」を使用しました。こちらはわが家では数年前から使用しているおすすめ品です。
丸ペンチ・平ペンチ

ハンドメイドクラフトにはかかせない丸ペンチも、ダイソーで販売されています。こちらは300円商品です。スプリングがついていて使いやすい仕様です。
つまようじ
こちらは説明の必要はありませんね。
やすり
バリが出た場合に削るために使用します。
クリアファイルまたはシリコーンマットなど
シリコーンゴムの鍋敷きで代用しました。太陽光で作成する場合には動かすこともありますので、あまり大きすぎないもののほうが良いと思います。
レジンはアレルギー反応が出る場合があるようですので、皮膚の弱い方などはビニール手袋などを使用するようにしてください。
もちろん、100円ショップではビニール手袋も販売されていますので、必要な場合にはあらかじめ一緒に購入しておきましょう。
作り方
大まかな流れは、次の通りです。
(1) ボックスを成形する。

(2) Tピンでリボンをつくる。

(3) 箱の横部分のリボンとなるチェーンを固定して、イヤリング部分をつける。
詳細な作り方については、必ずレシピを確認するようにしてください。
筆者はパーツを付け替えてピアスにしてみました。
このようにちょっとしたアレンジがきくのが、ハンドメイドの良いところでもありますね。

こちらが作者の作品です。かかった費用はたったの220円です。
不格好なところもありますが、初めてのレジン工作を十分に楽しめました。
3段階の難易度のうちレベル2のキットでしたが、細かい作業が多く、難しいところもあると感じました。
お子さまが挑戦される場合には、少し大人の手が必要なところがあると考えておくと良いかもしれません。
コスパは最高
ネットなどで価格を調査したところ、シリコーンゴムのソフトモールドは最も安いものでも1つ60円程度からでした。
また、樹脂イヤリングパーツは100組といった大量購入でさえ、1組30円ほどします。これだけですでに90円はかかります。
細かなパーツを買い集めることを考えると、レシピがついて100円というのはかなりお買い得であると言えそうです。
こちらの商品はかなりコスパが高いうえにパーツとレシピ、モールドがセットになっいるので非常に手軽で取り組みやすく、スターターキットとしても扱いやすいと感じました。
ハンドメイド初心者に最適
レジン作品づくりには初挑戦でしたが、非常に簡単に作業できて楽しむことができました。アレンジの幅も広いので、これはハマりそうです。
太陽光で簡単に硬化できますので特別な機器などが不要であるところも良いですね。また、モールドは何度でも使用できますので「次は何を作ろうかな」と考えるのも楽しみです。
レジン作品づくりに挑戦しようと考えている方は、ダイソーのキットをチェックしてみてください。(執筆者:新木 みのる)