コロナ禍でテレワークが中心となり、毎日通勤することがなくなったために通勤定期券を解約したり、購入をしない方が増えました。

定期代が支給されなくなり、使った分の交通費を1か月分まとめて支給する会社も増えています。

定期がないとあっという間にチャージが必要になり、交通費の出費が大きいと感じます。

JR東日本は2021年3月1日から、Suicaのチャージ残高で在来線の同一運賃区間の利用回数が「月10回以上」となった場合にJRE POINTがが還元される「リピートポイントサービス」を開始しました。

この記事では「リピートポイントサービス」の内容と、どんな時にお得になるか、また回数券割引との違いについて説明します。

「リピートポイントサービス」概要

リピートポイントサービスの概要を説明します

JR東日本による、Suica利用者を対象とした新サービスです。

Suicaの入金(チャージ)残高による在来線の同一運賃区間の利用回数が月10回以上となった場合に、JRE POINTが還元されます。

月間10回の利用が確認できたところで、運賃1回分に相当するポイントを還元されます。

月11回目以降の利用については、1回ごとに運賃の10%相当のポイントが還元されます。

利用するSuicaが、JRE POINT Webサイトに登録されていることが適用条件ですが、それ以外の事前エントリーは必要ありません。

「リピートポイントサービス」の適用条件

リピートポイントサービスを使う方法
≪画像元:JR東日本

行き先が異なっても運賃が同一の区間なら適用

「リピートポイントサービス」の最大の特徴です。

例えば、自宅の最寄り駅は川崎、職場は品川、たまに横浜に買い物に行くという場合。

川崎〜品川も、川崎〜横浜も220円区間なので、自宅と職場を月に4往復(8回乗車)、自宅と横浜駅を月に1往復(2回乗車)すれば、このサービスの適用対象になります。

これを機に、職場の最寄り駅と同じ運賃で行けるお買い物スポットを探してみるのもおすすめです。

上手に使ってポイントをたくさん貯めよう
≪画像元:JR東日本

JRE POINT WebサイトへのSuica登録が必要

「リピートポイントサービス」を適用するには、利用中のSuicaがJRE POINT Webサイトに登録されている必要があります。

すでに登録されているかどうかは、JRE POINT Webサイトにログインし、メニュー画面から > 会員ページ > 登録ポイントサービス確認・変更 に進み、Suicaの欄に使用中のSuicaのID番号が表示されていることを確認してください。

登録方法を説明します
≪筆者撮影≫

もし、SuicaをJRE POINT Webサイトに登録していない場合、またはJRE POINT Webサイトのアカウントを開設していない場合は、これを機会にぜひ登録しておきましょう。

Suica通勤定期券の定期券区間は対象外

「リピートポイントサービス」は、あくまでSuicaの入金(チャージ)残高を使って在来線の同一運賃区間を繰り返し利用した場合に対象になるため、Suica通勤定期券の定期券区間は対象外となります。

ただ、Suica通勤定期券を持っている方であっても、チャージ残高を使って定期券区間外の同一運賃区間を繰り返し利用した場合は対象となります。

細かい適用条件についてはJR東日本の専用Webサイトを確認してください。

JRの回数券利用とどっちがお得?

JRの回数券(普通回数乗車券)制度では、10回分の運賃で11枚のきっぷが発行されます。

有効期限は3か月あるので、同じ運賃区間を月に10回も乗らない、出社ペースが週1回以下という方には、期日にゆとりのある回数券の方がお得かもしれません。

ただし、回数券では乗車区間の変更ができず、例え運賃が同じであっても異なる行き先には適用できません

行き先を問わず、同じ運賃区間を月間で10回以上利用する方は「リピートポイントサービス」を狙ってSuicaで乗車することをおすすめします。

Suicaチャージで電車に乗ることで「在来線乗車ポイント」も貯まります。

≪画像元:JR東日本

「リピートポイントサービス」は、コロナ禍でのワークスタイルの変化に伴って定期券を手放した人でも、JR東日本の電車にお得に乗れる制度と言えるでしょう。

ぜひ賢く使い、「よく行く場所」との行き来でポイントをいただきましょう。(執筆者:星澤 美衣)