2020年12月28日にGo To トラベルキャンペーンが停止となり、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ手段として、現在も停止の延長がなされています。

そのようななかで、大手の宿泊予約サイトでは予約の取り直しなどをせずに「Go Toトラベルの後付け」ができる準備を進めているようです。

この記事では、「Go To トラベルの後付け」とはどのようなものなのか、また、損をしないために注意しておきたいことなども詳しく説明します。

「Go To トラベル」とは

「Go To トラベル」について簡単に説明します。

「Go To トラベル」とは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ観光関連事業を支援しようと国が打ち出した政策のひとつです。

旅行代金総額のうち35%を割引してくれるだけではなく、対象の土産物売り場や飲食店などで利用できる「地域共通クーポン」をもらえるキャンペーンです。

ホテルや旅館などにとっては、割引があることで宿泊者が増えるほか、共通クーポンで土産物店や観光事業が潤うとうメリットがあります。

そして、消費者である旅行者にとっては、お得に旅行しながら旅行先の魅力を感じたり、再認識できたりするというメリットのあるキャンペーンです。

「Go To トラベルの後付け」とは

Go To トラベルの後付け
≪画像元:楽天

現在、「じゃらん」「楽天トラベル」「Yahoo!トラベル」「JTB」「一休.com」などの大手宿泊予約サイトにて、「Go To トラベルを後付けできる」準備が進められています。

「Go To トラベルを後付け」とは、条件を満たした予約に対して「Go To トラベル」が再開した際に予約の取り直しをせずに特典を受けられるという仕組みのことです。

予約の取り直しをせずに「Go To トラベル」が後付けされることで、予約時に利用したクーポンの割引や宿泊条件がそのまま適用されるというお得な内容です。

「楽天トラベル」の後付け適用例

「楽天トラベル」の場合には、「Go To トラベル再開前にすることは、宿泊予約をすることだけ」となっています。

条件を満たす予約であれば、Go To トラベル再開後に案内が来るので、専用フォームからエントリーして「あとからクーポン適用」の手続きをすればよいようです。

ただし、参加条件に同意する必要があるなどの条件があります。

条件が満たされれば宿泊予約を取り直す必要はなく、予約時に利用したクーポンなどもそのまま利用できるというお得で手間いらずな仕組みです。

ただし、注意しなければならないこともたくさんあります。

損をしないために、「Go To トラベルの後付けが適用されない例」などについて詳しく説明します。

予約時に「Go To トラベル」が再開していないと適用されない

「Go To トラベルの後付け」は、予約した日時に「Go To トラベル」が再開されていなければ適用されない仕組みです。

たとえば、2021年3月31日に宿泊予約をしていた場合に、この日までに「Go To トラベル」が再開されていなければ「Go To トラベル」の後付けはなされません。

「Go To トラベルの後付け」がされずキャンセルする場合

「Go To トラベル」が再開されなかったことで特典や割引が後付けされないのでキャンセルをするという場合には、通常キャンセルと同じキャンセル料が必要です。

「Go To トラベル」が後付けされないからといって、何かほかの特典やサポートがあるわけではありません。

「Go To トラベル」が再開して後付けされる例

予約の時点で「Go To トラベル」の条件を満たしていて、Go To トラベルの再開後に届く案内を読んで手続きをすれば、後付けが適用されます。

ただし、参加条件などに同意する必要があるなど、再開後に手続きをするときにも条件があるようです。

「Go To トラベル」の内容が変更になる可能性大

内容が変更になる可能性大

1都3県の緊急宣言が再延長されたこともあり、現在の傾向としては、たとえ緊急宣言が解除されてもGo To トラベルは、すぐには再開されない可能性が高いようです。

割引の上限を半分ほど下げて再開するというような話もあれば、平日のみや感染者数が少ない都道府県から「Go To トラベル」を再開させるという話もあります。

実際にどのようになるかは、まだ分かりません。

宿泊サイトによっては条件が異なる

「楽天トラベル」の場合、「Go To トラベル」事業が再開されたときには、割引条件などが変わっていても宿泊者が希望すれば後付けを適用してくれるようです。

しかし、宿泊サイトによっては条件などが違っていることがあるため、事前に「Go To トラベル後付け」についての説明を確認してください。

また、2020年の「Go To トラベル事後還付」の説明と間違えないよう注意してください

条件が違えば適用外となる可能性も

「Go To トラベル」が再開されたとしても、「平日のみ」や「対象となる都道府県」といった条件で適用対象外となってしまう可能性もあります。

この場合には、「Go To トラベル」の割引や特典を受けずにそのまま宿泊するか、取り直しをして「Go To トラベル」の恩恵を受けるかを選択することになります。

予約を取り直す場合には、取り直しの時点で期限の切れているクーポンは再利用できず、結果的に料金が高くなってしまうことも考えられるので注意してください。

お得に利用する&宿泊施設への迷惑や損失も考慮する

「Go To トラベル」を利用すればいままで以上にお得に宿泊できるため、「後付可能」な今回の制度は見逃せない「お得」のひとつと言えます。

しかしながら、自分が安く泊まることだけを考えて多くの人がキャンセルを繰り返すと、観光関連事業をサポートする目的の「Go To トラベル」のはずが、さらなる事業悪化の要因になりかねません。

「Go To トラベル」を利用できるかどうかにかかわらず、本当に宿泊する予約だけを入れてキャンセルする際には早めに手続きしてください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)