ヨーグルトメーカーは、自宅で簡単にヨーグルトを作れる調理家電です。

「自宅でヨーグルトを作れるから経済的にちがいない」とばかりに筆者がヨーグルトメーカーを購入したのは3年前のことでした。

R-1ヨーグルトを毎日買って食べるのは予算的に厳しかったので、自宅で作ることにしたのです。

それ以来3年間、毎朝自家製ヨーグルトを食べているのですが、果たしてヨーグルトメーカー代の元は取れているのでしょうか。

この記事では、ヨーグルトメーカーを使ったヨーグルトの作り方を紹介し、ヨーグルトメーカーを使うとどのくらいお得になるかを検証していきます。

また、自家製R-1ヨーグルトに本物と同じ効果があるのかどうかも調べました。

ヨーグルトメーカーの使い方

ヨーグルトメーカー
≪画像元:Amazon.com

ヨーグルトメーカーにはさまざまな形のものがあるのですが、筆者の愛用しているヨーグルトメーカーは1,000mlの牛乳パックまるごと1本分の牛乳が入るタイプです。

今回は、このタイプのヨーグルトメーカーを使用したヨーグルトの作り方を紹介します。

用意するもの

牛乳:1,000mlのパック1本

市販のヨーグルト:100g

柄の長いスプーンやマドラー

作り方

(1) 牛乳を100ml分取り分けて、パックの中の牛乳を900mlにする

(2) ヨーグルトを牛乳パックに注ぐ

(3) 煮沸消毒しておいたスプーンやマドラーでよく混ぜる

(4) ヨーグルトメーカーにセットしてスイッチを入れる

約8時間で牛乳パック1本分のプレーンヨーグルトが完成します。

ヨーグルトメーカーの中に放置すると予熱で発酵が進んでしまいますので、酸味が強くなってしまわないようにできるだけ早く冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

タネとして使った100gのヨーグルトが約1,000gのヨーグルトになりますので、ヨーグルトメーカーを使用するとヨーグルトの量を10倍に増やせると言えます。

ヨーグルトメーカーは本当にコスパが高いのか

ヨーグルトメーカーは本当にコスパが高いのか、市販のヨーグルトとの価格を比較してみました。

プレーンヨーグルトとの価格比較

明治ブルガリアヨーグルト
≪画像元:明治

市販されているヨーグルトにはさまざまな種類のものがありますが、まずは最もシンプルなプレーンヨーグルトの価格比較です。

ナチュレ恵やブルガリアヨーグルトのようなプレーンヨーグルトは、400g入りで定価250円です。

100gをタネとして使用しますので、材料費のヨーグルト代は約63円です。1,000ml入りの牛乳は、およそ190円ですので

63円 + 190円 = 153円

153円の材料費で1,000g近いヨーグルトを作れるというわけです。市販のプレーンヨーグルトの1/5ほどの価格です。

ただし、ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトの賞味期限は製造後5日ほどとされています。食べきれない量を作ってしまうと、かえってコスパが低くなってしまうのでご注意ください。

R-1ヨーグルトとの価格比較

R-1ヨーグルト
≪画像元:明治

では、ヨーグルトメーカーでR-1ヨーグルトを作ったら、どのくらいお得になるでしょうか。

R-1ヨーグルトは1つ112gで130円ほどで販売されています。3人家族で毎日R-1ヨーグルトを食べるとすると、1か月でおよそ1万2,000円です。

自家製R-1ヨーグルトの材料費を牛乳1本190円として計算してみましょう。

130円 + 190円 = 320円

320円でおよそ1,000gのR-1ヨーグルトを作れます

1日100gずつ食べるのであれば3日に1回はヨーグルトを作らなければなりません。1か月分の自家製R-1ヨーグルトの材料代を計算してみましょう。

320円 × 10回 = 3,200円

本物のR-1ヨーグルトなら1万2,000円かかることを考えると、3,200円はかなりリーズナブルだと言えるのではないでしょうか。

ヨーグルトメーカーの価格は1台3,000円ほどです。ヨーグルトを食べる頻度にもよりますが、わが家のように毎日食べる家庭の場合には1か月で元が取れることでしょう。

自家製R-1ヨーグルトは本当にR-1なのか

ヨーグルトメーカーを使用すると低価格でヨーグルトを作れるということが分かりました。

しかしながら、ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトに、R-1ヨーグルトと同様の効果は期待できるのでしょうか。

明治の公式サイトには、次のように書かれています。

「プロビオヨーグルトR-1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできます。ただし、プロビオヨーグルトR-1の特徴である1073R-1乳酸菌が作り出すEPS(多糖体)の量は、原材料や発酵条件等により異なります。一般家庭ではこの商品と同等量のEPS(多糖体)を作り出すことができないと考えられます。」

参照:明治

また、ヨーグルトメーカーを販売しているアイリスオーヤマの公式サイトには、次のように書かれていました。

「ヨーグルトは組み合わせの牛乳によりできます。スターターとしてR-1ヨーグルトを用いればR-1菌で培養されたヨーグルトができあがります。ただし、市販品は糖分等のさまざまな成分が入っていますので、市販品と同等の食味のヨーグルトができることは保証致しかねます。お好みに合わせて砂糖等を混ぜ合わせてお召しあがりください。」

参照:アイリスオーヤマ

残念ながらヨーグルトメーカーで作ったR-1ヨーグルトは、本物のR-1ヨーグルトと全く同じものにはならないようです。

ヨーグルトメーカーで増産したR-1ヨーグルトには全く効果がないのか、半分程度の効果ならあるのか。3年間食べ続けている筆者にもその判断はできません。

しかし、家計を気にすることなく毎朝おいしいヨーグルトを食べられていることは事実です。

ヨーグルトメーカーで月々のヨーグルト代が50%オフ

ヨーグルトには整腸作用を促したり、花粉症を和らげたりする効果もあると言われています。コストを気にすることなく、定期的に食べられるのはうれしいことです。

R-1のような特別な効果はさすがに増産できないようですが、自家製のR-1ヨーグルトでも体に悪くはないことでしょう。自家製R-1ヨーグルトと本物のR-1ヨーグルトを1日おきに食べれば、ヨーグルト代を約半額に抑えられます。

いろいろなヨーグルトをタネにして低価格でおいしいヨーグルトを作ってみてはいかがでしょうか。(執筆者:陽山 あい)