「オキシ漬け」という言葉ができるほど、オキシクリーンは私たちの家事にとても貢献してくれる有能な洗剤です。
しかし、「コストコまで遠い」「5kgもの商品を使い切れるか不安」「コストコの会員じゃない」という場合には、どのようにして買えばよいのでしょうか。
使い方や代用品の紹介、通販など3つのポイントを解説します。
なお、使い方は筆者が取扱説明書を見て、できる範囲で説明しております。使用前にオキシクリーンを使っても大丈夫な素材か確認をしてからにしてください。
目次
オキシクリーンは一家に1つあると便利な万能洗剤
オキシクリーンはコストコで売っている酸素系漂白剤です。コストコで売られているのはアメリカ版のオキシクリーンで、酸素系漂白剤以外に界面活性剤が入っています。
価格は5kgで1,700~2,200円ほどです。コストコの仕入れ状況などによって価格が変わることがあります。
オキシクリーンの主な使い道は
(2) 洗濯
(3) お風呂場
など、少し思いつくだけでもいろいろな使い方ができます。
(1) キッチンで使用
キッチンでは、水切り籠やシンクそのものを大掛かりにオキシ漬けにすることによって、短時間でキレイなキッチンへとよみがえらせることができます。
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泡立たせて、気になるものは全部オキシに漬けてしまいます。この時には水切り籠をオキシに漬けました。
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数時間後に水を抜いてしっかりと洗い流すだけでとにかくきれいになります。ステンレスを磨くための洗剤も使うことなく、ここまでピカピカにできるのです。
(2) 洗濯で使用
洗濯では、靴下やタオル、さらにはスニーカーのオキシ漬けをします。
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洗い終わったタオルをさらにオキシで漬け込むと、信じられないほど黒い水がでました。実は、これくらい汚れているものなのですね。
おかげできれいになったので、タオルの買い替えはまだしばらくしなくてもよさそうです。
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これはジップロックにオキシ液を入れ、そこにスニーカーや上靴を漬け込んでいるところです。数時間後に取り出して軽くブラッシングしただけでかなりの汚れが落ちました。上靴やスニーカー専用の洗剤はわが家では購入していません。
(3) お風呂場で使用
お風呂は、お湯をためたままの状態でオキシを投入後に泡立てて、気になるお風呂の椅子や桶、おもちゃなどを一気にオキシ漬けすることできれいにできます。
家族がお風呂から出た後のお湯を少し追い炊きして、オキシ液がしっかりと溶ける40~42度まで上げておくと効果抜群です。お風呂の蓋などもきれいになるので、手間も時間も節約できます。
日常的な使い方だけで、
・ ステンレスの水かごを洗うためのクレンザーやそのほか洗剤
・ お風呂用具を洗ったり除菌する手間
などがオキシ液に漬けるだけで解決してしまいます。
オキシ液だけで奇麗になることがほとんどなので他の洗剤を買わなくても済み、長い目で見ると非常にお得だと言えます。
コストコまでは買いに行けない場合の代用品
100均で出ている「オキシウォッシュ」という120g入りの洗剤がオキシクリーンに最も近い成分だと言われています。
120gで110円ということは5kgでは4,500円を超えてしまうので、コスパは非常に悪くなるのですが、「限定的に使いたい」「そんなに頻繁に使う予定がない」という人には100均のオキシウォッシュがおすすめです。
界面活性剤の成分が少し違う程度でほとんど同じ商品だと言えるので、違和感なくお掃除に使えます。
また、「ワイドハイター クリアヒーロー 粉末タイプ」もオキシクリーンに近い成分の洗剤です。こちらは、500mlで436円とコスパの良い商品です。
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油汚れ、血液汚れにも強く、主にオキシクリーンで洗濯をしたいという場合にはこちらの代用品を試してみる価値がありそうです。
コストコオキシが欲しいが店舗が遠い・会員ではないという人には通販
コストコの年会費は、
法人会員「ビジネスメンバー」:4,235円(税込)
ビジネスメンバーの追加会員:3,500円(税別)
です。
12か月で割ると、個人会員で約403円/月、法人会員で352円/月、ビジネスメンバーの追加会員で約291円/月です。
ひと月に直すとそれほど大きな金額ではないように思えるのですが、「毎月行くわけでもなく、数か月に一度だけで買うものはほとんどない」という場合にはこの年会費が重くのしかかってきます。
このようなケースでコストコオキシクリーンを手に入れたいと思うのであれば、ネットショッピングという手もあります。
Amazonなどでは多少割高にはなりますが、送料無料で手に入れられます。
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2021年3月時点において、コストコで購入すると割引なしの前提で2,178円(税抜き)ほどだそうです。
Amazonで買うと、
522円ほど余分にかかってしまう計算です。
コストコの個人会員を月額換算が約403円です。5kgをひと月で使い切ることはないので、オキシだけを購入するのであればコストコよりAmazonのほうが得だと言えます。
また、スーパーでは日本パッケージのオキシもたまに見かけます。こちらもコストコオキシよりは割高感があるのですが、使い切れる量を近所のスーパーで買える品物ということで、コストコに行くよりお得を感じる場合もあることでしょう。
ネットショップや代用品もお得
コストコのオキシクリーンは非常に便利です。細かな汚れが落ちて消臭効果もあるので、1つ持っておくだけで便利です。万能だからこそ、大容量にもなっているのでしょう。
コストコが近くにない場合や会員でなないという場合には、代用品やネットショップをうまく使いましょう。コストコ年会費のことを考えると、送料込みであっても安く購入できることがほとんどです。
自分のライフスタイルに合った買い方も節約の大切なポイントです。うまく活用してください。(執筆者:松田 潔子)