先週は前週後半のもみ合いの流れを受けて一週間を通して狭いレンジ内を推移する膠着感の強い三角保ち合いを形成しました。

上値は切下がり下値は同一線上に並ぶ切り下げ型の三角保ち合いで、保ち合い離れに至れず来週以降の保ち合い離れが楽しみな状況です。

さらに前週の木曜金曜の二日間の幅に収まるという値動きとなっており、ローソク足は陰線と陽線を交互に繰り返す紅白の垂れ幕のようなチャートを形成し迷っていることが明らかに記されています。

週足で見ると陰線が2週にわたって「たすき」の並びとなっていることで下を示唆なのですが、2本の陰線の安値が近い位置で並んでいるので毛抜き底とも見受けられ、上という見方も出来、非常に悩ましいです。

さらにボリンジャーでは押し目買いかバンドウォーク終焉かの瀬戸際となっており分岐点にいることが示されています。

乖離するダウと日経平均の連動性

乖離するダウと日経平均の連動性

ファンダメンタルズ的に見ると、米国ダウに関しては綺麗に上昇トレンドを維持しておりどんどん高値更新をする上値追いとなっています。

上値を重くした要因の長期金利の上昇が落ち着き、逆に金利が低下したことを好感したことや、雇用統計の好調から実体経済の好調も後押ししていると考えられます。

逆に日本は一時円安に振れていたものが金利の落ち着きで円高方向にシフトしたことと、国内のコロナ感染拡大防止措置が広がりを見せていることに反応しているような雰囲気からもみ合い形成となり、ダウと日経平均の連動性が完全に乖離してきています。

この状況はしばらく続くことが想定されますが、日経に関しては横着しており、状況によっては上放れという事を想定しなくてはという位置にいます。

現状はBOXを前提に考えることが妥当であり、上抜けに関しては上抜けてから動いても遅くないという考えで臨みたいと思います。

現状分析

5日線

現状分析

下向きから上へと向きを変えましたが、再度下向きという流れで小刻みな動きとなり方向感の乏しさが見受けられる状況です。

位置としても、下上下上と入れ替え位置も迷っている状況です。

25日線

上向きの流れを継続しているも週末金曜日に気持ち下向きと変えて、週明けにはまた上向きとなりそうな状況です。

位置としては上を維持しており現状ではサポートラインとして機能しているような値動きとなっています。

BOXであればさほど意識されずに上下に動くはずですが、上放れとなるのであれば今は買い場という事となる位置にいるということで悩ましい状況です。

75日線

変わらず上向きで上を推移しています。

週末の足型

寄り付き坊主の陰線でさらに木金で高値が並んでいることから上値が重いと取れる形状です。

トレンドライン

上に関しては2月16日と3月18日を結んだ切下がりのトレンドラインを意識して、両日の高値の横軸もそれぞれ意識していきたいと思います。

手前には三角保ち合いの上値抵抗線となる4月6日と9日の高値を結んだ切下がりのラインが機能するか注目です。

下に関しては、2月19日から22日と4月1日から2日に空けた窓を意識し、25日線を意識すべき状況にあると考えます。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

強さに陰りが出始めているように見受けます。下に向かうとすると雲を維持できるかも注目です。

ボリンジャーバンド

ほぼ横向きでBOXを示唆と考えます。その上で+2σまで目指すか、下は-1σないし-2σまで下げるかを見極め、BOXの中でも強さを見て行きたいと思います。

スローストキャスト

2本のラインが下で横に推移していることで弱さを意識させる形状となっています。この動きが続くのか、上向きと変えていくのか見極めていきたいと思います。

総合判断

総合判断

BOX内での動きという判断が妥当であると考えます。

その上でBOX上限から下限を目指すのかBOX上放れしトレンド変換を示すのかという状況です。

各状況に合わせて事前にシュミレーションし準備していきたいと思います。(執筆者:城 晶子)