新型コロナの影響で、鉄道会社は苦境に立たされています。

少しでも利用してもらおうと、定額サービスの「サブスクリプション」を開始する鉄道会社も増えています。

今回は、主な鉄道会社で実施しているサブスクについて紹介しましょう。

【西武鉄道】1,200円で100円のお茶を1日1本、1か月間引き換え可能

西武鉄道のサブスク

1,200円でチケットを購入すると、西武線の駅ナカコンビニ「トモニー」の対象店舗で、

・ にごり旨み緑茶600ml

・ 芳醇ジャスミン茶600ml

・ 烏龍茶600ml

・ 香ばし麦茶600ml

というファミリーマートコレクションのお茶(各100円)4種類から、好きな商品を1日1本、30日間引き換えることができる「トモニーサブスクPASS」を、5月31日まで販売しています。

30日間毎日引き換えると3,000円相当の価値となり、1,800円お得です。

チケットを購入したら商品をレジに持って行き、引換チケットをレジにて店舗スタッフに提示するだけで、引き換えられます。

【小田急電鉄】そば・おむすび・パン・花を引き換え可能なサブスク

小田急電鉄のサブスク
≪画像元:小田急電鉄

小田急電鉄では、「EMotパスポート」というサブスクチケットを販売しています。

お試し感覚で利用できる回数券(1回券500円・10回券3,500円)と、対象の飲食サービスが利用し放題のパスポート券7,800円(自動更新・課金)の2種類です。

回数券は対象サービスをそれぞれ回数分利用可能、パスポート券は飲食が回数無制限、花は5回分使えるチケットとなります。

・ 箱根そば:そば・うどん・丼など1杯

・ おだむずび:おむすび2つ

・ HOKUO:300円未満のパン2個、または300円未満のパン1個+コーヒー1杯

・ FORESTY COFFEE:300円未満のパン2個、または300円未満のパン1個+コーヒー1杯

・ HIBIYA KADAN、Hibiya-Kadan Style、ルコネル:対象の切花から3本

チケットを購入したら、対象店舗にて商品を選びレジに行きましょう。

レジ付近のQRコードをEMotで読み込んで、表示されたアニメーションを店員に提示すれば、引き換えられます

箱根そばだけ、店頭の専用端末を使います

連続で飲食のサブスクを利用する際は、3時間のインターバルを空けてください

フード・ドリンクだけでなくお花も含むサブスクは、日々の暮らしにいろどりを与えそうです。

【JR西日本】月額500円のお値打ちサブスク

JR西日本のお値打ちサブスク
≪画像元:株式会社favy

株式会社favyと、JR西日本グループのJR西日本アーバン開発株式会社では、複数のお店を横断で利用できるサブスク「JOYONE飲食パスポート」を提供しています。

通常でも月額500円とサブスクにしては安く、しかも9月末までに購入すると初月の料金がかかりません

チケットを購入したら、会員券をスタッフに提示するだけで特典を受けられます。

会員券をスタッフに提示するだけで特典を受けられます
≪画像元:株式会社favy

主な対象店舗(対象ショッピングセンター)とサービス内容は、以下の通りです。

・ ドトール(プリコ六甲道):ミラノサンドセット注文でケーキが200円

・ PRONTO(ピオレ姫路):ケーキセットが最大1,067円 → 一律550円

・ 鎌倉パスタ(ピオレ明石): 800円以上利用で本日のデザート1品無料

・ 紅虎餃子房(ピオレ明石): 1品以上注文でドリンク1杯無料

月1回PRONTOを利用するだけで、チケットの元が取れる計算です。

【東急電鉄】5/12よりサブスク型サービス「TuyTuy」を開始

東急電鉄のサブスク
≪画像元:東急電鉄

東急線区間を含むPASMO定期券を持っている人を対象にしたサブスク「TuyTuy」、5月12日~7月31日の約3か月間にわたって第1期実証実験を実施します。

5・6月は無料、7月は月額500円で利用可能です。

第1期で利用可能なサービスは、以下の通りです。

・ 充レン(モバイルバッテリーレンタルサービス):通常1回330円が、期間中何度でも使い放題

・ LUUP(電動マイクロモビリティシェアリングサービス):通常10分110円が、月5回(1回30分)まで利用可能

・ アイカサ(傘シェアリングサービス):通常1本24時間70円が、何時間でも何度でも同時に2本まで使い放題

・ パンスク(パンの定期便サービス):通常3,990円が、初回のみ1,000円円引き

・ ハナノヒ(花の定額制サービス、6月のみ配信):通常1,085円が、初回登録に限り月6回まで1回1本

・ TuyTuyワンデーパス(東急線全線一日乗車券、不定期配信):通常680円

【JR東日本】(募集停止中)自販機初のサブスク

JR東日本のサブスク
≪画像元:JR東日本

JR東日本の駅構内にある自販機「acureイノベーション自販機」で利用できるサブスク、それが「every pass」です。

月額980円でアキュアメイドブランドのドリンクから、月額2,980円(6か月目までは2,480円)でイノベーション自販機の全ドリンクから、1日1本引き換えられます

非常にお得なサブスクのため、こちらは抽選制となっています。

現在募集は行っていないようですが、再募集があったら応募してみてください

対象鉄道の利用者は検討を

今回は、鉄道会社で実施しているサブスクを紹介しました。

飲食のサブスクが多いですが、お花やモバイルバッテリーのサブスクもあるなど、知恵をかなり絞っています。

サブスクのためだけに鉄道を利用するのはあまり効率的ではありませんが、対象鉄道を利用している方は検討してもいいでしょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)