ガス代と水道代の多くは、お風呂に使われています。ガス代の8割、水道代の4割がお風呂に使われているそうです。

節約につながるひと工夫で、お風呂にかかる余分なコストを減らしましょう。

今回は、お風呂でできる基本的な水道光熱費の節約術について解説します。あると便利な節約に役立つアイテムも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

お風呂を1回沸かすのにかかるコストは約100~180円

浴槽にお湯をためて1回分のお風呂を沸かす場合に都市ガスなら約55円、プロパンガスなら約137円のガス代がかかります。さらに、水道代が1回あたり約40円かかる計算です。

1か月あたりのコスト

毎日お風呂を1回沸かすと、1か月あたり次のようなコストがかかります。

【前提】

<水量>
200L

<発熱量>
都市ガス:1万750kcal/立方メートル

プロパンガス:2万4,000kcal/立方メートル

<水温上昇>
25度(20度から45度へ)

<温度上昇に使うエネルギー>
90%(追い炊きは70%)

毎日お湯を入れ替える場合

毎日お湯を入れ替える場合

2日1回お湯を入れ替える(追い炊き)

2日1回お湯を入れ替える(追い炊き)

※東京地区のガス代で計算

参照:東京ガス

参照:石油情報センター

お風呂の水を翌日追い炊きする場合、残り湯の温度にもよりますが毎日お湯を張り替える場合に比べて水道光熱費を3割ほど節約できます

ただし、「衛生面が気になる」「追い炊き機能が付いていない」という人も多く見られます。

お風呂の水道光熱費節約のポイント

お風呂の水道光熱費を節約するのであれば、次のようなことを試してみましょう。

・ 季節に合わせて温度設定を変える

・ 追い炊きの時間を短縮する

・ お湯になるまでの水を捨てない

・ 残り湯を有効活用する

・ お湯張りの量を調節する

毎日お湯を入れ替える場合には設定温度を1度下げるだけで、ガス代が約4.4~11円安くなります。気温が高くなるこれからの時期は、設定温度を見直すのによいタイミングです。

追い焚きの回数や時間の短縮は、家族の生活スタイルによって難しいこともあります。

わが家では、シャワーからお湯が出るまでの水の活用を徹底しています。

お湯になるまでの水が約1Lの場合、4人家族であれば1か月で120L(1L × 4人 × 30日)になります。お風呂の残り湯と同様にこの水も洗濯や掃除に活用できれば、チリツモ節約につながります。

お湯張りの量を200Lから180Lに変えた場合には、1回あたり都市ガスなら約5.5円、プロパンガスなら約13.7円節約になります。

水道代も節約になるので、いつもの水量がどのくらいになっているのかをチェックしてみましょう。

お風呂の節約に役立つアイテム

お風呂ネット

お風呂の節約に役立つアイテムを紹介します。

・ お風呂ネット:追い焚き前や残り湯の活用に

・ バケツ:お湯になるまでの水をためておく

・ アルミシート:お湯の保温対策に

すべて100円ショップで購入できるので、コストをかけずに節約に役立てられます。お湯の保温力を上げるのであれば、ニトリの「お風呂用アルミ保温シート」もおすすめです。

お風呂用アルミ保温シート
≪画像元:ニトリ

お風呂の習慣を見直せば節約効果がアップ

水道代やガス代は節約効果が分かるまでにタイムラグがあります。

節約できているのかどうかが分かりにくいお風呂の水道光熱費ですが、普段からコツコツと続けることが大切です。

家族構成やライフスタイルに合わせて、できそうな節約ポイントから始めてみましょう。(執筆者:成田 ミキ)