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冷凍保存で長持ち&栄養価アップ 家事男子が教える冷凍向きの食材

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冷凍保存で長持ち&栄養価アップ 家事男子が教える冷凍向きの食材

新鮮な食材を買ってもすぐに傷んで捨ててしまう「食品ロス」は節約の最大の敵です。

今回は、「冷凍するだけ」で消費期限が延びるだけでなく、普段の冷蔵保存より多くの栄養が摂れる食材を紹介したいと思います。

また、食材の栄養をアップして長持ちさせる冷凍保存方法・保存期間についても紹介します。

ニンジン

冷凍して使用することでカロテンが通常の2~3倍に増える

キャロットという名前の由来にもなっているカロテンには栄養素が多く含まれている野菜です。

カロテンは体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を丈夫にして視力の維持を助けるとも言われていています。

ニンジンは冷凍して使用することでカロテンが通常の2~3倍増え、ポリフェノールやビタミンCなどの栄養素も増えることがわかっているので、冷凍調理がおすすめです。

冷凍保存方法

炒め物に使う場合は好みの大きさにスライスし、バットやタッパーに並べて保存してください。

カレーや煮物に使う場合は大きめにカットし、さっと軽くゆで、冷ましてから冷凍します。

※ニンジンは冷凍や解凍をすると食感が変わってしまうので、なるべく薄くスライスしておくと気になりません

保存期間は、約1か月です。

小松菜

小松菜もカットして冷凍保存

小松には多くのビタミンCを含んでいますが、ビタミンCはゆでると多くが流されてしまい、栄養として体に摂取できる量が減ってしまいます

ですが、小松菜を冷凍保存することで、ゆでてもビタミンCが流れていくことを防ぐことが可能です。

栄養自体が増えることはないですが、結果的には摂取できる栄養が増えることになります。

小松菜は生のまま保存するより、冷凍保存したほうがより長く鮮度を保てるので冷凍して保存したほうが使いやすく栄養も多く摂れます。

冷凍保存方法

根元を中心によく洗って水気を拭き取り、食べやすい大きさに切ってジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍保存します。

保存期間は、約3週間です。

しじみ

しじみも冷凍保存したほうが栄養価が増す

しじみには、疲労回復や二日酔い防止にもよいと言われるオルニチンが多く含まれていることで有名です。

そんなしじみのオルニチンは冷凍保存するだけで、オルチニンの量が通常の約8倍も増えることがわかっています。

他にもグルタミン酸などのうまみ成分がアップし、冷凍保存することで普段よりも数段おいしく食べられるので、ぜひ冷凍して調理してください。

冷凍保存方法

しっかり砂抜きをし、擦り洗いをしてジップロックやタッパーなどの保存容器に入れて保存します。

保存期間は、約1か月です。

冷凍保存するだけでお得に栄養アップ

「栄養=お金がかかる」というわけではなく、工夫次第で栄養を多く摂取できます

冷凍保存は食材にお金と手間をかけず、食品ロスの回避にもつながるので試してください。(執筆者:山内 琉夢)

《山内 琉夢》
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山内 琉夢

山内 琉夢

現役高校生。小・中学校で不登校となったことをキッカケとし、積極的に家事全般を引き受ける。その後は、未成年ならではの斬新な発想や思考力を活かしながら、家計全体の節約にも取り組んでいる。また、不登校時の経験を強みとし、進路に悩む若者への記事作成を精力的におこなうほか、オリジナルソングの制作や販売、取材時の撮影・動画作成・編集もおこなっている。童話に関する文学賞を多数獲得。 寄稿者にメッセージを送る

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