私たちの身の回りにはいつもたくさんの美容情報であふれています。

ドラックストアやデパートには数えきれないほどの化粧品があり、非常に魅力的で誘惑だらけです。

そして新製品やネットの口コミに、選ぶことも簡単ではありません。

そのために

「根拠はないがなんだか良さそうだな」

といった感覚で手にすることが多いかと思います。

銀や金の容器に入っていたらなんとなく良い効果が期待できそうで、青いとニキビに効きそうな、赤いと高保湿のものかな? などと、そんな先入観から選んでいることもあるかもしれません。

そして値段が高額になればなるほどきっと効果があるのだと信じて疑わず、期待してしまうのです。

ですが本当にお悩みがあるのならば、改善したいのならば、根拠のない良さそうという感覚で選んではいけないのです。

なぜならば、目的と違うことに無駄なお金を払って、損をしているかもしれないからです。

化粧品 医薬部外品 医薬品 の違いを解説

化粧品・医薬部外品・医薬品

損をしないために私たちは正しい知識を身につけ、無駄なものには投資せず、本当に良いもの、自分の悩みにあっているものを選択できるようにならなければなりません。

スキンケア用品は「薬事法」により3つに分類されています。

「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」に分かれ、効果効能の範囲が明確にわかれています

【化粧品】体を清潔にし、見た目を美しくする目的で、人体に対する作用が緩和なもの。

【医薬部外品】化粧品と医薬品の中間的な分類で、人体になんらかの改善効果が期待できるものの作用が緩和されるます。予防と衛生を目的に作られています。

【医薬品】医師の診察により処方される処方箋医薬品と、薬局で買える一般用医薬品とがあり、治療を行うために与える薬のこと。

効果でいうと「化粧品 → 医薬部外品 → 医薬品」の順です。

ここまで聞くと、では医薬品以外は効果がなく無駄なのか? となるかもしれませんが、そうではありません。

この3つはそもそも比較して優劣をつける間柄ではなく、それぞれに一長一短がありワンチームなのです。

・ 「化粧品」は大きな効果はないが、安心安全に使い続けることができます

・ 「医薬部外品」は日々の予防として長期的に使用することができます

・ 「医薬品」は治療的効果があります

つまり、悩みがありそれを改善する目的ならば医薬品に頼り、それらの維持やお手入れ目的ならば化粧品や医薬部外品を使用することが、無駄なく1番経済的なのではないでしょうか。

正しい知識で無駄を省く

例えばニキビの場合、

「あの化粧水がいいらしい。」

「この化粧水とクリームの組み合わせが効くらしい。」

ネットにはそんな情報がたくさん出回っています。

「直したい」と思うのであれば、ああでもないこうでもない、と試行錯誤して遠回りするより、皮膚科に行った方が長期的にみて賢明に思えるのです。餅は餅屋です。

当たり前のように思えるかもしれませんが、美容業界にいると多くの方が遠回りをしていること、そして高ければ高いほど良い効果をもたらすだろうと期待していることがわかります。

「予防」と理解して使用する分には問題ありません

効率がいいか悪いかで考えよう

高価な化粧品は見た目も美しくテンションやモチベーションがあがります。

ですが「節約」のことを考えると、いくら高価でも、市販のものには安全に使ってもらうために限りがあるため「治療目的」で使用することは避けなければなりません

シミに関しても同じく、濃くできてしまったものに対して、効くのではないかと美白の化粧水やクリームを塗り続けるより、美容皮膚科にいき数千円のレーザー治療をうけてから予防する、という方が効率良さそうです。

効率がいいか悪いか

怪しい広告にもだまされない知識も持ちたい

最近ではネット広告でシミがなくなる、毛穴がなくなる、などと疑わしいビフォーアフターの写真付きで化粧品が宣伝されているものもよく見かけます。

ですが、誰でも安心安全に購入できるようなものに、そのような効果がありすぎてしまうのも、それはそれで「いったい何がはいっているのか?」と不安ではないでしょうか

たしかに医薬部外品でもドクターズコスメなどの医師の指示のもと使用できる、有効成分が高濃度で、効果が医薬品のようなものもあります。

ですが効果があるということは少なからずリスクもあり、適切な使用方法を知る必要があります

そのために販売できるところも限られているのです。

なので、そのような怪しい広告にもだまされない知識をもっていただきたいと思います。

「治療目的」で使用することは避けましょう

私たちが安全安心で手にできる「市販品」に大きな効果を期待して「治療目的」で使用することは避けましょう。

「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」それぞれが得意とすることを理解していれば、損することなく、自分に必要なものを選択し効率よくきれいになれるのではないでしょうか。(執筆者:石井 真琴)