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管理栄養士おすすめ ひき肉をかさまし「3つの食材」と「かさましひき肉」下味冷凍術&4つのレシピ

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管理栄養士おすすめ ひき肉をかさまし「3つの食材」と「かさましひき肉」下味冷凍術&4つのレシピ

安くて、どんな料理にも使えるひき肉は食費を節約するのにぴったりの食材です。

しかしながら、食費がピンチのときはひき肉代さえも節約したいと感じませんか。

この記事では、ひき肉をかさましして節約する方法や便利な作り置き&下味冷凍術などを紹介します。

「かさまし」したらひき肉代が半分になった

食費で値が張るのは、肉や魚といったタンパク源の食品です。

肉の場合、安い豚ひき肉でも100gで100円前後はします。食費がピンチのときは、この出費が辛いですよね。

筆者は、食費がピンチのときにはひき肉をある食材で「かさまし」して使うことで節約しています。

以前はひき肉代が1か月に4,000円ほどかかっていましたが、ひき肉をかさましして使うことで、料理のボリュームはそのままにかかる金額を半額程度に減らせました

ここからは、管理栄養士である筆者がおすすめする「3つのかさまし食材」を紹介します。

1. エノキでかさまし

わが家では、そぼろやミートソースを作るときには、細かく刻んだエノキでかさましをするのが定番です。

肉の1/3~1/2量ほど入れていますが、素朴な味と程よい食感で肉を邪魔することなく、かさましできますよ。

食物繊維が豊富なので、栄養価もアップできます。

2. 冷凍豆腐でかさまし

木綿豆腐を冷凍したものを解凍して水気を絞るとお肉に近い食感になります。これを細かくほぐすと、ひき肉のかさましに使えます。

おすすめはキーマカレーのかさましです。

他の刻み野菜と一緒にカレーで味付けをすることで、家族が豆腐だとは気づかずに美味しく食べてくれています。

3. 刻んだ特売野菜でかさまし

にんじんや玉ねぎ、小松菜やなすなど特売で安くなっている野菜でかさましすると、節約できるだけではなく栄養価もアップできます。

「かさましひき肉」の作り置き&下味冷凍術とおすすめレシピ

それでは、ここからは「かさましひき肉」の便利な作り置き&下味冷凍術や、おすすめレシピを紹介します。

1. 簡単冷凍作り置き「野菜たっぷり中華肉団子」

 簡単冷凍作り置き「野菜たっぷり中華肉団子」

特売の小松菜としいたけを刻んで、ひき肉のかさましに使います。

ポリ袋の中で肉だねを作り、製氷皿に入れて固めるので手を汚さずに簡単に作れます。

材料(4人分・220円)

鶏ひき肉:250g(豚ひき肉でもOK)

小松菜:1~2株

しいたけ:1個(お好きなキノコで代用可能)

片栗粉:大さじ2杯

塩:小さじ1/2杯

ごま油:大さじ1/2杯

お好みでおろし生姜:少々

作り方

(1) ポリ袋に全ての材料を入れてよく混ぜる

(2) (1) を製氷皿に入れて冷凍庫で固める

(3) 使うときに好きな量を取り出して火を通す

ポイント

(1) の工程でよく混ぜておくと、調理した際に型崩れしにくくなります。

野菜やきのこは他の物を使ってもOKです。その日に安い食材や冷蔵庫に余った食材を使って節約をしましょう。

もやしなど食感の強い食材やトマトなどの水分の多い野菜は、入れすぎると食べにくかったり煮崩れる場合もあるので量を調整してください。

2. 鶏団子の「中華スープ」

鶏団子の「中華スープ」

冷凍の作り置き肉団子を使って中華スープを作ります。

スープの中に、作り置きしておいた冷凍肉団子を入れるだけで完成するので忙しい日にピッタリです。

材料(4人分・約250円)

上記レシピの冷凍肉団子:全量

水:800cc

鶏ガラスープの素:大さじ1と1/2杯

醤油:小さじ1~2杯(お好みで調整してください)

ごま油 :量

冷蔵庫のあまり野菜:適量

春雨や卵:お好みで

塩コショウ:適量

作り方

(1) 鍋に水と鶏ガラスープの素、醤油、あれば食べやすい大きさに切ったお好みの野菜や春雨を入れて火にかける

(2) 野菜にある程度火が通ったら、肉団子を入れて火が通るまで5~10分ほど煮る

(3) 卵を入れる場合には溶き卵をまわし入れ、ごま油と塩コショウで味を調えれば完成

3. ごはんがすすむ「エノキとキャベツの肉味噌」

ごはんがすすむ「エノキとキャベツの肉味噌」

細かく刻んだエノキとキャベツで肉そぼろをかさましします。

キャベツの食感がほどよく残って、そぼろの食べ応えをアップできます。

材料(4人分・290円)

豚ひき肉:250g

エノキ:1袋

キャベツ:大2~3枚

〇味噌:大さじ2杯

〇みりん:大さじ2杯

〇砂糖:大さじ1杯弱(甘みを抑えたい場合は少量ずつ加える)

ごま油:大さじ1杯

塩:少々

すりおろしにんにく:あれば少々

いりごま:お好みで

作り方

(1) エノキは石づきを切って1cmほどに切る。キャベツは細かく刻む

(2) フライパンにごま油とあればニンニクを入れ中火で熱し、ひき肉を入れて炒める

(3) エノキとキャベツも加えてさらに炒める

(4) 〇の調味料を入れ、味をみて塩といりごまをかければ完成

4. 冷凍豆腐の「キーマカレー」

冷凍豆腐の「キーマカレー」

冷凍豆腐と冷蔵庫に余っている野菜で作る「かさましカレー」です。

豆腐を冷凍し、解凍して水気を絞るとお肉に近い食感になります。

冷凍豆腐でお肉をかさましすることで、ごはん込みでも1人100円以下で作れます。

材料(4人分・約385円)

木綿豆腐:1丁

豚ひき肉:100g

人参:1/2本

玉ねぎ:1個

油:適量

カレールー:4~5人前

水:適量

ケチャップ:適量

ソース:適量

お好みでニンニク:チューブ1cmほど

ごはん:茶碗4杯

下準備

・ 豆腐は冷凍庫に入れて凍らせておく

・ 冷凍した豆腐は使う前に解凍し、水気をよく絞っておく(解凍に電子レンジを使う場合にはラップをして600Wで裏表2分ずつ加熱し、様子をみて追加で加熱してください)

・ 玉ねぎと人参はみじん切りにしておく

作り方

(1) フライパンに油を入れ火にかけ、玉ねぎと人参を炒める

(2) ひき肉を入れて色が変わるまで炒める

(3) 豆腐を手でほぐしながら(2) に加え、そぼろ状になるようにほぐす(お好みでニンニクを入れて全体に絡める)

(4) 具材が隠れるくらいの量の水を入れて煮込み、具材が柔らかくなったらカレールーを入れてケチャップとソースで味をととのえれば完成

ひき肉を上手にかさましして食費を節約

本日は「ひき肉」をかさましして作る栄養満点な節約レシピを紹介しました。

どのレシピも安く簡単に作れるので、ぜひ参考にしてください。(執筆者:佐藤 まゆこ)

《佐藤 まゆこ》
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佐藤 まゆこ

執筆者:管理栄養士 佐藤まゆこ 佐藤 まゆこ

管理栄養士であり1児の母。食品メーカー、ダイエット系ベンチャー企業に勤務した後、2015年にフリーランスの管理栄養士として独立。現在はダイエット指導、コラムの執筆、レシピ提案など『食や健康』に関わる分野で幅広く活動中。プライベートでは「食費を節約しながら栄養バランスを整えるコツ」を日々研究している。 <保有資格>:管理栄養士 寄稿者にメッセージを送る

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