先週は前週雰囲気から一転反発となり、一気にBOX上限を目指すのかという雰囲気となり、ミニダブルボトムのネックラインを突破するも4月19日から20日の窓で頭を押さえられて上値の重い雰囲気で週末入りとなりました。

上値追いとなるのかBOX下限近辺でのもみ合いが継続するのか見極めとなりますが、現状はBOXという前提で上限を目指す可能性が高いと考えます。

ただ、テクニカル指標にも迷いが出てることなど踏まえると下抜けの可能性も消すことが出来ない状況と考えます。

周期的に見ると2月からとBOX相場入りと考えると4か月目となります。

早々にBOX離れが起きないと6月末ごろまでこのBOXが続くことも想定されますがどうなるでしょうか。

雇用統計が予想を大きく下回る

米国雇用統計

チャート的に見ると週足は久しぶりに陽線を引き陰陽のたすき線で上を示しました。

ただ13週線を上値抵抗線としていることで簡単に上と言える環境にはいないと判断されます。

ボリンジャーバンドでは+1σの奪回が出来ずバンドは収斂に向かっておりいます。

次のトレンドを決めるとても重要な指標となりそうな予感です。

ファンダメンタル的には雇用統計では予想を大きく下回る結果となっており米国の景気回復のペースが鈍化を示しました。

この数字から景気後退という判断となるのか、利上げのペースの鈍化と見るのかも注目です。

日本国内においては非常宣言期間の延長と地域の拡大が発表となりましたが、マーケットの反応は薄くなっています。

海外メディアの東京オリンピック中止論も大きくなっておりマーケットの反応があるのかも注目です。

現状、高値更新を続けるダウと国内のコロナ不安の綱引きは方向感を決めきるには至っていないと考えます。

現状分析

5日線

現状分析

上向きとして位置も上となっており短期的に反発示唆となっています。

25日線

上向きから下向きと変え細かい波うちに入っており膠着感がピークを迎えていると考えます。

位置的には下を推移となっています。

もし下抜けとなれば25日線に頭をたたかれ下抜けが始まったという考えになるので今週見極めていきたいと思います。

75日線

上向きを維持し、位置は上に飛び出しました。短期的な動きから方向感が乏しいことを示しています。

そしての3本の移動平均線が収斂しており、動きを出す前触れとも考えられるので注視したいともいます。

週末の足型

単体では髭長めの実体小さめのコマとなっており迷いが見えます。

組み合わせでは陽陽のたすきで上を示唆ですが、毛抜き天井となっているのか少し疑う部分もあります。

トレンドライン

目先4月19日から20日の明けた窓と25日線、4月6日9日19日の高値を結んだ切下がりのラインが抵抗線として機能しているように見受けます。

上昇に戻るためのラインとしては、2月16日の高値を上抜けることと考えます。

下に関しては、目先4月26日27日の高値と4月30日の安値の横軸と4月21日の安値の横軸を気にしていきたいと思います。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

雲の中を推移で方向感なく迷っていると見受けます。雲のねじれから上下どちらかに抜け出すこととなるか注目です。

ボリンジャーバンド

バンドが完全に横向きとなっています。BOX示唆ですが、TPラインの下を推移している期間が長くなってきているので気持ち弱めなのかなと考えます。

スローストキャスト

中間点でデットクロス、ゴールデンクロスとなっている事で方向感無しという雰囲気となっています。

しっかり上まで上げるのか、上げきれないで再度デットクロスとなるのかで方向感が出るのか膠着感が続くのかの見極めとなります。

総合判断

総合判断

現状BOXでありBOX上限を目指す可能性を高めに想定しつつ上げきれないで下げ始めたときはBOX下限でミニBOXとなるのか、下離れとなるのかの見極めになるのかと考えます。

以前も書いた通り、昨年の2月のもみ合い後半部分の動きと類似点が多数あることで同じであれば結果下離れとなるのですが、そのあたりも来週にははっきりしてくると考えます。(執筆者:城 晶子)