クレジットカードを利用するごとにポイントが貯まる仕組みは理解していても、日常的な生活費の支払いにも使えることを知っている人は少ないのではないでしょうか。

カード払いと現金払いでは、年間で数万円程度の差が発生することもめずらしくありません

とはいえ、どんなサービスでカードが使えるのかわからないままでは、利用をためらってしまいます。

そこでこの記事では、生活費のカード払い可能範囲とあわせて、カード払いの3つのメリットとともに、どの程度節約できるのかについて紹介します。

クレジットカードで 生活費を節約!

クレジットカードで支払い可能な生活費の範囲

意外と知らない人が多いのが、クレジットカードで支払い可能・不可能な生活費の内訳です。

まずはカード利用可否を確認しておきましょう。

クレジットカードで支払える生活費

クレジットカードで支払うことができる生活費は、主に以下のとおりです。

(1) 電気・ガス(水道は一部自治体のみカード払い可)

(2) 通信費(固定電話・携帯電話・プロバイダー)

(3) 交通費(定期券・新幹線・タクシー)

(4) 生命保険・損害保険の保険料

(5) 国民年金の保険料

(6) 税金(所得税・住民税・固定資産税・自動車税種別割など)

(7) ふるさと納税

(8) NHK受信料

(9) ガソリンスタンド

(10) スーパー・ホームセンター

(11) コンビニエンスストア(一部、除外サービスもあり)

(12) 飲食店

(13) 衣料品店

(14) 娯楽施設(映画館・カラオケボックスなど)

(15) 理髪店・美容院(店舗によってカード払い不可)

現在、生活費に該当するほとんどがカード払い可能です。

国民年金や税金、NHK受信料などにも使えるので、なるべくカード払いを選んでポイントを貯めると節約につながります

なお、理髪店や美容院は店舗によって異なるので注意しましょう。

カードで支払うとお得

クレジットカードで支払えない生活費

一方、クレジットカードで支払うことができない生活費は、主に以下の5つです。

(1) 家賃(管理会社によってはカード払い可)

(2) 交通費(近距離の乗車券・バス代)

(3) 病院・診療所(病院によってはカード払い可)

(4) コンビニでの切手・印紙・公共料金の収納代行など

(5) 自動販売機

家賃は、管理会社がカード払いを導入している物件だと可能です。

近距離の乗車券・バス代をカード払いにしたい場合、Suicaなどの交通系ICカードにチャージしましょう。

病院や診療所は、規模の大きな総合病院・大学病院や、高額支払いの可能性がある歯科医院の自由診療などでカード払い可能なところが増えています。

クレジットカード払いの3つのメリット

生活費にクレジットカード払いを選ぶメリットは、主に以下の3つです。

(1) ポイントを貯めて生活費を節約できる

(2) 利用明細書で家計管理がしやすくなる

(3) 現金を使わないので財布がごちゃつかない

ポイントを貯めて生活費を節約できる

クレジットカードは、100円につき1ポイントなど、利用金額に応じてポイントが還元されるのが特徴のひとつです。

たとえば100円につき1ポイントが付与されるカードなら、還元率は1.0%になります。

この条件で主な生活費をカード払いにすると、還元ポイントは以下のとおりです。

※生活費の内訳は、総務省統計局の「統計調査 家計収支編 単身世帯(2019年)」を参考にしています。

参照:総務省統計局

還元ポイントを計算してみました

上記をすべてクレジットカード払いにすることで付与されるポイントは、合計で1,385ポイントとなり、1ポイント=1円で換算すると1,385円分お得になります。

夫婦やファミリー世帯の場合、1人暮らしより生活費がかさむので還元ポイントも多くなります。

また、他の生活費もカード払いにしたり、さらに還元率の高いカードを使えば付与ポイントが増加し、お得感が増すのがカード払いの魅力です。

利用明細書で家計管理がしやすくなる

クレジットカードは利用明細書が発行されるため、家計管理がしやすくなります

現金での支払いはレシートで管理する必要がありますが、カードなら1枚の明細書で1か月分の出費をまとめて確認できて便利です。

節約に不可欠な収支の見える化を実現でき、無駄遣い防止のメリットもあります。

過去の明細も確認できるので、収支が見直ししやすいことも強みです。

現金を使わないので財布がごちゃつかない

クレジットカードを利用すると現金を使う機会が減るので、小銭やレシートで財布がパンパンになったり、中身がごちゃつくことがなくストレスフリーになります。

スマートに財布が持てるだけでなく、支払い時にわかりづらくないのがメリットです。

利用可能サービスには積極的にカードを使おう

クレジットカードで支払える生活費の範囲は思った以上に広く、使えるサービスではカード払いを選択したほうがお得感がアップします。

効率的にポイントを貯めて節約するためにも、カード払いのメリットも踏まえて上手に活用してみてください。(執筆者:田中 佐江子)