先週は上抜けの雰囲気を出し窓空け陽線で一気に上値追いかと思わせられましたが、結果は上げきれず週後半に窓空け陰線となり「アイランドリバーサル」を形成して切り下げるという展開になるのかと思わせられる状況で週末を迎えました。

しかしBOXと考えれば中途半端な位置からの切り下げはあるのかなとも考えられます。

そして、今回の上値は2月16日から5月13日までの下げに対する61.8%戻しのポイントとなっています。

さらには、5月13日から6月15日の上げ幅が2095円で、3月5日から4月6日までの上げ幅の2,177円と誤差の範疇の値幅の対等数値となっております。

周期的には2月からBOX入りと考えると、6月末から7月までで半年という周期となることでBOX離れをする時期に差し掛かると考えられます。

先週後半の押しが前回までのBOX下限を目指すのか、さらには5月13日安値を目指すのか、割り込むのかの見極めとなってきます。

米国の動きを見るとダウが大幅下落となっています。

FOMCで出てきた金利上昇に関してのFRB高官の発言に対してマーケットが悪材料として反応し、ダウのトレンド崩れが起きますが今週一気に戻すかさらに下げるかで世界的な金融緩和により金融相場に終焉を迎えるのか非常に興味深い状況となっています。

現状分析

6月19日 日経225日足チャート

5日線

上向きを維持するも、位置としては週前半は上を推移し木曜日に窓空けで5日線を跨いで下に抜けて週末2日間は下を推移で短期的な方向転換を示したと考えます。

25日線

上向きと変え角度を強くする動きとなる一週間でした。

位置としては、徐々に乖離を広げるも週後半は押す流れで乖離を詰めてきました。

向きを変えて波うちするか注目です。向きを変えると上抜けするかもという考えは一旦消滅と考えられます。

75日線

下向きを維持したままの1週間となるも、位置としては上放れを起こしましたが、週後半の押しで再度下へと位置を変え上に2営業日と短期でしか位置取れずという状況でした。

75日線を中心に見たグランビルに置き換えると上に出た3日間がグランビルの法則の「売りの2」を示したかもなんて妄想をしてしまいます。

トレンドライン

目先のサポートラインは5月27日から28日の窓の下限と前のBOXの下限の横軸が、想定されます。

最終ラインとして5月13日の安値の横軸を想定します。

上に関しては、先週の高値の横軸と5月10日の高値の横軸を意識したいと思います。

テクニカル指標

一目均衡表をみると現状雲の上限をサポートラインとして下げ渋っている状況です。

今週雲下抜けが想定されトレンド変換の始まりになる可能性と、買い場になる可能性を両方踏まえた動きが考えられますので月曜火曜はとても大事になると思われます。

ボリンジャーバンドではバンドが揉み合うような動きから現状は収斂となっています。

この状況だけを見るとBOX示唆と見受けられTPラインを割り込んだ後、₋1σを抵抗線として踏ん張れるか注目です。

スローストキャストでは、概ね前回と同じ位置でのデットクロスとなりこの後しっかり2本のラインが下まで降りていくかに注目です。

総合判断としては、大きな流れでBOXでもみ合い継続しているという考えが変わらずです。

その上で上限下限が定まらず非常に悩ましいところですが、悩みながら相場に向き合っていきたいと思います。

未来の動きに期待を持たず目の前の動きをしっかり見極めてトレンドがどうなったのか節目はどこにあるのかを見極め続けるだけと考えます。(執筆者:城 晶子)