「節約したい」と考えたときに、日常生活のなかで取り組みやすく、上手にやりくりすればまとまった金額を節約できるのが食費です。

ただし、食費節約のためにはコツをおさえることが大切です。

ただ安い食材を買えば節約になるというわけではないので、節約アイデアを取り入れ、上手に節約しましょう。

この記事では、買い物時に今すぐできて続けやすい14の食費節約術を紹介します。

食費の節約が成功する 14のアイデア

買い物でできる食費節約の14のアイデア

買い物で実践できる食費節約の14のアイデアは以下の通りです。

順番にみていきましょう。

(1) 買い物はできる限り1人で行く

(2) 安いスーパーと各店舗の安い食材を把握しておく

(3) 買い物リストをつくり1週間分をまとめ買いする

(4) 売り場で安い食材を見つけて買い物する

(5) 長持ちする食材は安いときにまとめ買いする

(6) 節約効果の高い食材を中心に選ぶ

(7) 使い切れるサイズを選んで買う

(8) 食材の優先度順に店内をまわる

(9) プライベートブランドを取り入れる

(10) 習慣で買っているものは購入を再検討する

(11) コンビニエンスストアでの買い物を避ける

(12) 買い物時には食費専用財布のみ持ち歩く

(13) 支払い方法をキャッシュレス決済にする

(14) 必要に応じてネットスーパーを併用する

(1) 買い物はできる限り1人で行く

夫婦や家族揃っての買い物は楽しいですが、一般的に夫や子どもと一緒に買い物に出ると余計な出費を生んでしまう傾向があります。

節約を優先する場合、食材の買い出しはできる限り1人で行きましょう。

(2) 安いスーパーと各店舗の安い食材を把握しておく

なるべく安く食材を手に入れることは食費節約の基本です。

そこでおすすめなのが、自宅周辺の安いスーパーをピックアップし、各店舗の得意な食材をチェックすること。

スーパーでも肉と魚が安いA店、野菜が安いB店、缶詰が安いC店といったように得意ジャンルが異なります。

まずは食材価格を比較し、品目ごとに安い店舗を把握しておきましょう

ただし、特定店舗でポイントを貯めている人は、複数店舗の使い分けより1店舗で購入したほうが節約につながります

安い価格での購入か、ポイント還元か、どちらが節約になるか比較検討しましょう。

また、1つのパッケージが大きく値段が安い食材を取り扱う業務用スーパーがある場合は、乾物類やパスタなど長期保存できるものを選ぶのがおすすめです。

(3) 買い物リストをつくり1週間分をまとめ買いする

食費を減らすもっとも簡単な方法は、買い物の回数を減らすことです。

食材の買い出しはできる限り、週に1回にして、予算を決めたうえでまとめ買いしましょう。

メインで利用しているスーパーの特売日に合わせて買い出し日を決めるのもひとつの手です。

その際、1週間の献立を作成し、必要な食材を書き出した買い物リストをつくってから出かけましょう。

リストに沿って購入する癖がつくので、店頭で余計なものを買ってしまう失敗を減らすことができます。

ただし、自炊初心者がいきなり1週間分まとめ買いから始めると、食材を無駄にしてしまう可能性が高まるので、まずは2~3日分など少ない量からトライしましょう。

(4) 売り場で安い食材を見つけて買い物する

あらかじめ1週間分の献立を決め、必要な食材をまとめ買いすると無駄遣い防止になります。

しかし、売り場で代用できそうな安い食材を見つけたら臨機応変に変更しましょう。

決めた食材の購入にこだわりすぎると、価格が高くても買うことになり、結果的に出費がかさんでしまったなんてことにもなりかねません。

「豚こま切れ肉を買う予定だったけど、特売の豚ロース肉のほうが安いからこっちにしよう」など、ケースに応じた変更を心がけてみてください。

(5) 長持ちする食材は安いときにまとめ買いする

特売品の肉や野菜をまとめて購入し、冷凍保存しながら使えば節約につながります。

その際、冷凍時の賞味期限を把握しておくことが大切です。

たとえば肉なら、基本的に鶏肉、豚肉、牛肉の順で賞味期限が短くなり、肉が空気に触れる面積が大きくなればなるほど賞味期限が縮まります

ひき肉以外なら2週間以内に使い切ることを目安にするとよいでしょう。

冷凍時には、1回あたりに使う量で小分けにするのもポイントです。

(6) 節約効果の高い食材を中心に選ぶ

節約効果の高い食材とは、年間通して価格変動が少なく、値段が安くて保存がきく経済的な食材のことです。

この節約食材を中心に献立作りをすれば自然と節約できます。

代表的な節約食材には、豚こま切れ肉・鶏むね肉・玉ねぎ・じゃがいも・キャベツ・ニンジン・きのこ・もやし・豆腐・卵などがあります。

缶詰類も価格変動が少ないので、ツナ缶やトマト缶などもあわせて活用しましょう。

節約効果の高いものを選ぶ

(7) 使い切れるサイズを選んで買う

野菜や肉は大容量のお得パックになっていることが少なくありませんが、家族構成や献立から考えて使い切れるサイズを選んだほうが節約につながります。

使い切れないサイズを買っても捨ててしまう可能性が高まるため、お金を無駄にするだけでなく食品ロスにもなりかねません。

特に日持ちしない食材ほど使い切れるサイズを鉄則にしましょう

(8) 食材の優先度順に店内をまわる

食材の優先度順に店内をまわると、節約効果を高めることができます。

優先度の高い食材から購入すれば、予算内での購入商品の調整も簡単です。

最初に肉・魚・野菜など献立のメインとなる食材からかごに入れ、続いて卵・乳製品・調味料などの売り場をまわり、最後に予算に余裕があったら嗜好品を購入するようにしましょう。

(9) プライベートブランドを取り入れる

低価格が特徴の小売店や卸店が独自で展開するプライベートブランドは、企画や開発を自社で行い、人件費や配送費などのコストを削減することで価格を抑えています。

決して品質が劣っているわけではないので、質が良い商品を安く手に入れる手段として積極的に活用しましょう

(10) 習慣で買っているものは購入を再検討する

特に甘いものやお酒などの嗜好品を習慣にしている場合、食材の節約はできても、スイーツやお酒を必要以上に買いすぎてしまうことがあります。

過剰摂取は健康問題にも影響が出てくるため、「本当に必要か」を再検討してみましょう。

週単位の固定額を設定し、範囲内でやりくりする習慣をつけるのもおすすめです。

(11) コンビニエンスストアでの買い物を避ける

コンビニでの 買い物を避けよう

コンビニエンスストアは幅広く商品をそろえている反面、価格が割高に設定されています。

「足りなくなったらコンビニで買おう」と考えずに、必ず買い物リストをつくり、1週間分の買い出し時に買い忘れをしないように心がけましょう

(12) 買い物時には食費専用財布のみ持ち歩く

節約において重要なのは、支出の数値を把握することです。

管理ができないと節約が難しくなるので、まずは簡単な方法として食費専用の財布を用意してみてください。

買い出しには、1か月分、もしくは100円ショップで手に入るクリアケースに1週間ずつ小分けしておいた1週間分の食費を入れた食費専用財布のみを持っていきましょう

無駄な出費が抑えられるだけでなく、支出の管理もぐんと楽になります。

(13) 支払い方法をキャッシュレス決済にする

食費の支払いをすべてキャッシュレス決済にすれば、現金の受け渡しが不要になるだけでなく、使用履歴が明細書やアプリで見られるので支出管理がしやすくなります

キャッシュレス決済とは、JCBやVISA、Suica、WAON、nanacoなどのクレジットカードや電子マネー、デビットカードで支払う方法のことです。

ただしキャッシュレスだと使いすぎてしまう傾向がある人は、前払い方式の電子マネーやプリペイドカードに1か月の食費の限度額をチャージして利用する、もしくは前述の食費専用財布で現金管理するようにしましょう。

(14) 必要に応じてネットスーパーを併用する

自家用車がない場合、1週間分のまとめ買い時に荷物が多すぎて運べなくなったり、買い出しがストレスになることもあります。

こうしたケースには、必要に応じてネットスーパーの併用が効果的です。

1週間分の献立を考え、買い物リストを作成してから注文すれば、冷静に買い物ができるので無駄遣いの防止にもなります

特売品や運びやすいものは実店舗、かさばるものや重いものはネットスーパーといったように、価格や運びやすさで使い分けするのがポイントです。

自分に合うアイデアから取り入れてみよう

今回紹介した節約アイデアは、最初から「全部やってみよう」と無理をせずに、まずは「自分に合いそうだな」「これならできそう」と思えるものから取り入れてみましょう。

少しずつ成功体験を増やすことで、食費の節約がスムーズにできるようになります。

ぜひトライしてみてください。(執筆者:田中 佐江子)