先週は5月13日のここ半年の最安値を意識するまで押したのちに下げ幅縮小して、週明け反発するかもという兆しを見せての週末入りとなりました。

この週末の大幅続落に関しては、テクニカル的には下離れを示唆する位置まで下げたことで今後簡単に戻るのか疑問を残してはいるものの、現状のトレンドをBOX揉み合いと見てる中での5月13日安値を意識する押しは、買い場と考えるのが妥当と考え、さらに、直近安値を終値では割り込みをしていないという事実からは下値が堅いと見受けるはセオリーであると考えられます。

ただ、週足チャート26週線を明確に割り込み2週連続で終値が安値更新となっていること、26週線の向きが変わるかの微妙なところまで押しており本格下落がいつ始まってもおかしくない形状となっています。

週足の一目均衡表、ボリンジャーバンド、スローストキャストともトレンド崩れを示す中で、上に窓を残しての「勢力線」ということで「明けの明星」を意識させる形状になっていることで、非常に悩ましい状況です。

さらなる下押しを意識

週末発表のSQ.値をサポートラインとしていくのか、新月で反転上昇起点という可能性もあり得ると考えます。

日柄的には金曜までの押しが直近高値から11日目となっており、ここ半年のもみ合いの中で10日前後で反転という事を踏まえると金曜から反転という可能性は否めないと考えます。

ただ、反発が前回同様4.5日という可能性も考えています。短期的には反発という考えをメインとするも、月曜が戻り高値になるかもという考えも頭の片隅に入れておく必要はあるかと思います。

早々に戻り高値として再度下値模索となるとしたらボリンジャーバンドの₋1σを上値として叩かれるという展開も考えとして持っていきたいと思います。

現状分析

日経225日足チャート

5日線

1週間を通して下向きで位置も下を推移となり下への乖離が広がったところで反転示唆という展開です。今週5日線を下に置けるか注目です。

25日線

1週間を通して下向きで位置も下への乖離を維持したまま1週間を経過しました。

結果的に移動平均線の収斂から下へのトレンドを作り始めた気配も見受けられるので25日線まで反発して頭をたたかれるというシナリオも考えつつBOXであれば25日線は抵抗線として機能しないという両建ての考え方で今後を見極めたいと思います。

75日線

同じく下向きを維持して位置も下を維持という流れで100日線も含めた移動平均線がすべて下向きで上から100日、75日、25日、5日という並びでトレンドを下いう展開の中、唯一上向きの200日線をサポートラインとして下げ止まり反発示唆となりました。

週末の足型は、窓空けしての勢力線となり、「明けの明星」示唆して週末入りしました。

トレンドライン

5月13日の安値の横軸がサポートラインとして機能して終値は6月21日の安値の横軸が機能したようにも見受けます。

今後は、この2本の横軸を下へ勢いを持って割り込むことで下への加速開始の見極めラインになると考えます。

上に関しては、切下がりのラインとして急角度で6月25日、28日、30日、7月2日、6日の高値を結んだラインが抵抗線として機能するか注目で、その上に6月15日、25日の高値を結んだラインを気にしていきたいと思います。

さらには25日線と6月25日、15日のそれぞれの横軸を気にしていきたいと思います。

テクニカル指標では、一目均衡表を見ると現状完全に弱い形を示しています。今後の反発で雲まで反発できるか、雲のねじれが月末あたりに来ることを注目して見て行きたいと思います。

ボリンジャーバンドでは、バンドが拡大を始める中⁻3σを意識する所まで下げてきました。

下へのバンドウォークが始まったのかBOXでの⁻2σ到達なのかの見極めになると考えます。

スローストキャストでは、ゴールデンクロスして2本のラインが上向きとなっていますが50%前後でデットクロスとなるようであれば弱いと判断され底割れ示唆となってくると考えます。

総合判断

現状BOXトレンドの中の下限到達で反発という考えをメインとして、上値の切り下げやテクニカル指標がトレンド崩れを示しているため、底割れし下落入りとなるか、下向きのフラック形成が継続するかという3本立ての展開を意識して言いたいと思います。

ただ、周期的には今月いっぱいでBOX離れという事が起きてもおかしくない時期なのでいつ動きが出てもついていけるように準備はしておきたいと思います。(執筆者:城 晶子)