この記事の最新更新日:2021年7月29日
クレジットカード業界を牽引する三井住友カードは、日々進化を遂げています。
カード番号が券面に書かれていない、安心で人気の「ナンバーレス」(略称:NL)に、このたびゴールドが加わりました。
今なら年会費「永年無料」で手に入ります。
無料で手に入るゴールドカードの、今までの代表格は「エポスゴールドカード」でした。
この2枚の実力を比較します。
目次
三井住友カードゴールド(NL)を無料で手に入れるには
高性能で年会費無料のカードが増えた昨今、カード年会費は大きな出費です。
無料のゴールドであれば、パフォーマンス随一といっていいでしょう。
三井住友ゴールドNLを無料で手に入れ、さらに無料を維持する条件は次の通りです。
・ 入会後1年間以内に100万円を利用(年会費永年無料)
入会月の11か月後末日までに100万円利用すると、「永年」年会費無料のカードとなります。
1年以内に100万円を使うめどを立てたうえ、初年度年会費無料特典のある9月までに申し込むのがおすすめです。
すでにナンバーレスをお持ちの方には、公式サイトに切り替えのページがあります。
年間100万円利用で1万ポイントボーナス
三井住友ゴールドNLを年間100万円使うと、年会費無料になるだけではありません。
通年のボーナスとして、「1万ポイント」(1万円相当)がもらえます。
三井住友ゴールドNLの還元率は通常0.5%と高いものではありません。ですが年間100万円使う前提なら、実質還元率1.5%と考えられます。
年会費永年無料の高還元率クレジットカードです。
入会キャンペーンでも最大1万3,000ポイント
入会キャンペーンでもポイントがもらえます。キャンペーン対象になるカード申込期間は、初年度年会費無料と同じく、2021年9月30日までです。
入会キャンペーンでもらえるポイントの内訳は次の通りです。
・ Vポイントギフトコード1,000円分
カードを8万円使えば、満額でキャンペーン達成です。
既存の三井住友カードユーザーがゴールドNLを作る場合、入会キャンペーンは対象外です。
ただし2019年2月までにカードを解約している人は新規扱いのため、キャンペーンが適用されます。
以前持っていた人にもチャンスです。
エポスゴールドカードと比較
エポスゴールドカードも年会費永年無料で利用できます。
条件は次の通りです。
・ インビテーションを受けてエポスゴールドカードに切り替える
インビテーション基準は公表されていませんが、50万円使い、滞納などなければおおむね来ます。
直接エポスゴールドカードから始める場合だと、初年度年会費5,000円は必要ですが、1年間に100万円使えば永年無料に変わります。
以上を踏まえて、三井住友ゴールド(NL)とエポスゴールドカードのスペックを比較します。

キャッシュレスの守備範囲が違う
比較すると、2枚のカードはよく似ています。
ただ、キャッシュレスの得意分野が違い、微妙に住み分けを見せています。
三井住友ゴールドNLは、タッチ決済に向いています(スマートフォンでも可)。
いっぽうエポスゴールドは、モバイルSuicaや楽天Edy、つまりチャージ式の電子マネーを高還元率で使えます。
QRコード決済については、次のようにそれぞれ向き不向きがあります。
・ au PAY … エポスゴールドカード
・ PayPay、d払い、楽天ペイ … どちらでもOK
海外旅行傷害保険はエポスゴールドの勝ち
三井住友ゴールド(NL)は低価格帯ゴールドのため、海外旅行傷害保険の補償が従来のゴールドカードより小さい点はデメリットです。
逆に、エポスゴールドカードは、ゴールドの中でも高い補償です。
両方持てば、海外旅行傷害保険が合算され400万円の手厚い補償になります。
無料ゴールドを2枚手に入れよう
どちらのカードも、年会費永年無料で使える高性能カードです。
どちらも持ってみるのはいかがでしょう。
今年はまず、三井住友ゴールドNLから初めて100万円を使いましょう。
こちらの達成を見つつエポスカードを使い、エポスゴールドのインビテーションを待てば、2枚手に入ります。
1度年会費を無料にすれば、使わない年度があっても永年無料のままです。
ステータスよりもわかりやすいお得を味わいたい人には、2枚ともおすすめします。(執筆者:沼島 まさし)