先週は想定通り反発したものの期間も短く反発幅も少なく終え、再度下げに転じて週末入りとなりました。

週末の位置が前週安値を意識するところまで来ていることで、週明けにさらなるBOX下限まで近づくか、底割れして切り下げを実行するか、本格下落入りするかを気にしての週末入りとなっています。

金曜日の安値

週末の安値は前週金曜日や5月13日の安値までは400円ほどの値を残していることで、BOXとしてもまだ下げ余力の幅を持っての週末となっています。

7月9日から12日に空けた窓を終値で埋めきれずに引けたことで、底硬いと見ることもできますが、上に窓も数円レベルで残して陰線形成となったことで下への雰囲気もある状況です。

現状切り下がってはいるものの下落ではなくBOXというトレンドとして、その中でも弱めと考えると上値切り下げの三角保ち合いとも見受けられます。

金曜日の安値に「下値となる理由」があるのかと考えると、値幅的には下げ余地があると判断できます。

週明け下で始まる公算ですが、状況によっては下に窓を空けることになるかもしれませんので「三空売りたたき」も想定されますが、月曜日に即窓は埋めるということもあるのでまだ下げ止まるかというと断定は当然のことながらできません。

結果論ですが、やはり金曜で下げ止まるかもしれないという考えを持ちながら下げ止まる理由が足りないとして、さらなる下値模索の可能性を感じながら週末入りできたのかが大事であると考えます。

米国の押し要因は、またまた「コロナ感染拡大」をネタとしている雰囲気です。

日本国内においても第4波を超える雰囲気で第5波が来ているということで政府の対応を注視する必要があるものの、東京オリンピック最中に強い規制がかけられないのが現実なので、さらなる感染が進むのではないかと考えてしまいます。

現状ではダウの下落要因が感染拡大だとすると深い下値追いは可能性が薄いと考えるも安値更新は切り下げてきている現実の中であり得るという認識は必要だと考えます。

では、ここで現状分析です。

現状分析

日経225日足チャート

5日線

まずは5日線です。先週早々に上向きとしましたが、いつ向きを変えてもおかしくない角度で週末入りとなりました。

位置としては、木曜日に下へ割り込み金曜日は下に乖離しています。

25日線

25日線は下向きを維持しており、位置としても下を推移し下に乖離したまま週末となりました。

25日線に叩かれた動きは、グランビルの「売りの2」にあたるかもしれないと意識し、この後7月9日の安値を割り込んだときには、このタッチした火曜日が売り場だったとなります。

75日線

75日線も変わらず下向きで下を推移となっております。

移動平均線の並びとしては、上から100日・75日・25日・5日という流れで、下落トレンドに向かっている可能性を示しているとも受け取れる状況です。

週末の足型としては、窓空けして「髭長めの陰線のコマ」で迷っているという形です。

トレンドライン

トレンドラインとしては6月15日と25日の高値を結んだトレンドラインに頭を押さえられて切り下げの保ち合い形成と考えます。

もう1本上には4月6日と6月15日の高値の切下がりのラインが意識されます。

下に関しては、目先は5月13日・7月9日の安値の横軸を意識して三角保ち合いが作られてると考えます。

上下とも窓の空いているところも意識していきたいと思います。

5月13日・7月9日の安値がトレンド維持のボーダーラインになるのでは考えます。

テクニカル指標としては、一目均衡表を見ると雲抜けチャレンジするも叩かれ現状は弱いを示しており、遅行線と日々線の動きとしては2営業日後に天底一致で反転示唆ですがどうなるでしょうか。

ボリンジャーバンドではバンドの向きが横向きから拡大となり週末はギリギリ-2σを維持となっています。

週明けの下げで-2σを終値で割り込むこととなるか注目しつつ、下へのバンドウオークが始まるかも気にして見て行きたいと思います。

スローストキャストでは、しっかりと上まで上げてのデットクロスとなったことでBOXを示した動きと見受けます。今後どこまで降りてゴールデンクロスとなるか、ゴールデンクロス後の動きがどうなるかに注目です。

総合判断

総合判断としては、切下がりのBOXをメインとして、下離れへの警戒を持つというのが妥当だと考えます。

今の下げがBOX維持レベルでしっかりと反転されたのちに上抜けを意識することとなりますが、現状では底割れ懸念に意識を持ちたいところです。

出来高が少ないところで仕掛け的な売買も散見していると見受けられ外国人の夏休みが本格化する時期です。

過去にはお盆に向けて大きく下げたことなどもありますので急激な動きには注意をしたいところです。

ただ、現状はあくまでBOXです。その中でも最近はレンジが狭いのも現実です。

こまめな利確 入れ直しなども意識しつつ新たなトレンドの始まりにもついていくための準備もしていきたいと思います。(執筆者:城 晶子)