もやしは、節約食材の王者的存在です。

1年を通して安定的にスーパーの店頭に並んでいて、値段自体も30円程度と非常にリーズナブルなので、給料日前などお財布がピンチな時にも大活躍してくれますよね。

しかし、いざもやしを買ってもなかなかレパートリーが広がらず、「いつも炒め物やナムルといった定番メニューばかり作っている…」という方が意外と多いのではないでしょうか。

そこで今回こちらではちょっぴり地味なもやし料理のイメージを変える「個性派アレンジレシピ」を、3種類紹介します。

ナムルや炒め物だけでないもやしの実力

1. シャキッ&ぷりっとした触感がたまらない「もやしつくね」

もやしつくね

自宅で居酒屋気分が楽しめる、もやしつくねのレシピです。

お好みで角切りのベビーチーズを肉ダネに混ぜて焼いてもおいしいです。

材料【3人前:1人分の材料費126円】

・ もやし 1袋
・ 鶏ミンチ 350g
・ 白だし 大さじ1
・ 塩胡椒 少々
・ おろし生姜 小さじ1/2
・ 醤油、みりん 各大さじ2
・ 砂糖 大さじ1
・ 料理酒 小さじ2
・ ごま油 大さじ1
・ 炒りごま 少々

作り方

(1) ボウルに豚ミンチ・白だし・おろし生姜・もやし・塩胡椒を加え、粘り気が出るまでよくこねていきます。

(2) 1の肉ダネを小判形に形を整えます。

(3) フライパンにごま油を熱し、2を乗せます。

(4) 両面こんがりと焼き色がついたら料理酒を加え、蓋をして蒸し焼きにします。

(5) 中まで火が通ったら醤油・みりん・砂糖を加えます。

(6) つくねの両面にタレを煮絡めたらお皿に盛り付け、炒りごまをトッピングして完成です。

ポイント

もやしの長さが長いままだとつくねの表面からはみ出てしまうため、1の工程の際にもやしをポキポキ折りながらこねるようにしましょう。

2. ほっとする優しい味わい「もやしときのこのクリーム煮込み」

もやしときのこのクリーム煮込み

節約にうれしい最強食材、きのこともやしを組み合わせた1品です。

そのままはもちろん、ご飯の上に乗せたりパンをひたしながら食べるのもおすすめです。

材料【3人前:1人分の材料費103円】

・ もやし 1袋
・ しめじ 100g
・ エリンギ 1本
・ ウインナー 3本
・ 牛乳 200ml
・ にんにく 2片
・ 小麦粉 大さじ2
・ バター 大さじ1杯半
・ コンソメスープの素 小さじ1
・ 醤油 小さじ1
・ 塩胡椒、乾燥パセリ 各適量

作り方

(1) しめじは石づきを取り除き、手でほぐします。

(2) エリンギは横半分に切って薄切りに、ウインナーは斜め薄切りにします。

(3) フライパンにバターを熱し、薄切りのにんにく・1・2の具材を炒めていきます。

(4) きのこがしんなりしたらもやしと小麦粉を加えてさらに炒めます。

(5) 小麦粉が具材になじんだら牛乳・コンソメスープの素・醤油を加えます。

(6) ふつふつしてきたら弱火に切り替え、とろみがつくまで煮込んでいきましょう。

(7) 仕上げに塩胡椒を振り、盛り付けたら乾燥パセリをトッピングして完成です。

ポイント

煮込んでいくうちにもやしときのこから水分がどんどん出てくるので、牛乳(200mlまで)以外の水分は加えないようにしましょう。

3. 糖質控えめで罪悪感なし「もやしピザ」

もやしピザ

ピザと言えばハイカロリーで太ってしまうイメージがあることから、ダイエット中はどうしても躊躇します。

しかし、当レシピのように土台の生地をもやしにしてしまえば、糖質とカロリーを大幅にカットできます。

今回はシンプルにケチャップとチーズのみで仕上げていますが、ミックスシーフードやコーンなどお好みの具材を使って自由にアレンジしてみてください。

材料【2人前:1人分の材料費85円】

・ もやし 1袋
・ 鶏がらスープの素 小さじ1
・ 小麦粉 大さじ3
・ オリーブオイル 大さじ2杯半
・ 塩胡椒 少々
・ トマトケチャップ 大さじ2
・ おろしにんにく 小さじ1/2
・ ピザ用チーズ 60g
・ 乾燥パセリ 適量

作り方

(1) ボウルにもやし・鶏がらスープの素・小麦粉・オリーブオイル大さじ1・塩胡椒を加え、さっくりと混ぜ合わせます。

(2) 小皿にトマトケチャップとおろしにんにくを加え、混ぜておきます。

(3) フライパンにオリーブオイル(大さじ1杯半)を熱し、1を円形状になるよう乗せます。

(4) 片面に焼き色がついたら裏替えします。

(5) 裏面にも焼き色がついたら表面に2を塗り、ピザ用チーズをトッピングして蓋をします。

(6) ピザ用チーズが溶けるまで加熱したらお皿に移し、乾燥パセリを振りかけて完成です。

ポイント

もやしの表面に焼き色がついていないと、裏返す際に崩れてしまう可能性があるのでしっかり加熱(軽く焦げ目がつくくらい)しましょう。

もやしでおいしく節約しよう

もやしはどんな味付けにもなじむ、クセがない淡泊な味わいの食材なので、調理法を工夫すればいろいろな料理のかさまし食材としてフル活用できます。

「節約中でもおいしい料理をおなかいっぱい食べたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。(執筆者:栄養士、おうちご飯研究家 池田 莉久)