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妊婦でも加入できる「医療保険」 妊娠21週が堺目、吸引分娩も保険の対象になる場合も

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妊婦でも加入できる「医療保険」 妊娠21週が堺目、吸引分娩も保険の対象になる場合も

妊娠、出産という新しい命の誕生は本人だけでなくその家族や周囲の人たちにとってもうれしい出来事です。

しかし、妊娠中から赤ちゃんの誕生後もさまざまな費用がかかります。

特に、妊娠中は思いがけない事態に見舞われることもあり費用が負担となってしまうケースもあるのです。

妊婦でも加入できる医療保険

妊娠しても医療保険に加入できる?

妊娠中に医療保険に加入しようと思っても、妊娠は病気ではないので保険がおりなかったり、加入できないこともあります。

昨年、娘が妊娠したのですが、娘は医療保険にも加入していませんでした。

わたしは「娘はまだ若いし安定したマタニティライフを送るだろう」と楽観的にえていたのですが、予想以上につわりがきつく病院にかかることが増えたのです。

このつわりがきっかけとなり、妊婦でも医療保険に加入できるのか調べた結果、妊婦でも加入できる医療保険を数社見つけました。

週数によっては加入できないところもある

いつかの保険会社で妊婦でも加入できる医療保険を見つけました。

しかし、週数に制限のある保険会社も多く、妊娠21週を境に加入できるか否かとなります。

「安心して妊婦生活ができるように」とインターネットで検索して下記の保険会社をピックアップしました。

・ コープ共済の医療保険

・ ネオファースト生命保険

・ アフラック

・ アクサ生命

この4社の中からわたしが考えていた

「妊娠20週でも加入できる」

「担当者と直接対面での話が可能」

「月額2,000円程度からの医療保険」

という条件に合ったコープ共済を選択しました。

突然の入院! それでも慌てなかったのは保険のおかげ

つわりも治り安定したマタニティライフを過ごしていた娘。

わたしも出産まで安定してるものと思い、保険に加入したことすら忘れていました。

しかし、妊娠8か月が過ぎた頃、少しお腹が張ると病院に行った娘がそのまま入院してしまったのです。

診断の結果は「切迫早産」でした。

1週間の入院で帰ることができましたが、その際にかかった主な経費は下記の通りです。

入院費(食費含む):4万7,800円

諸経費(テレビカード・差し入れなど):1万2,000円

これ以外の出費も合わせると、約7万円が早急に必要となりました

娘は、収入面から入院費限度額が設定され、この金額での入院費ですみましたが、1週間の入院となれば10万円~15万円ほど必要となります。

また、切迫早産の場合、数か月入院することも珍しくありません。

保険金は、入院日額7,000円に女性特有の疾病が有効となりプラス3,000円の合計1万円 × 7日間、7万円を受け取りました

医療保険に加入していなければ、急な出費に慌てていたかもしれません。

突然の入院

吸引分娩も保険の対象となる?

切迫早産後、安定した妊婦生活を過ごすこと約2か月、いよいよその日はやってきました。

母子ともに健康で家族全員、安堵しましたが「吸引分娩」でした。

吸引分娩とは、鉗子や吸引を使い、お産を助ける分娩方法です。

わたしは、吸引分娩の経験はなく手術という概念がありませんでした。

しかし、約款を読んでいると吸引分娩も保険の対象となっていたのです。

出産での入院と吸引分娩を合わせた保険金の請求ができたので、保険金の一部は子ども貯金に回すこともできました。

ただし、保険会社によって吸引分娩は保険対象外となるため、加入時に確認することをオススメします

予測不可能な出費に対応する

今回は、妊婦でも加入できる医療保険について解説してきました。

妊娠、出産は妊婦にとっても周囲にとっても喜びと不安が交差します。

予測のできないことで突然の入院を余儀なくされることもあるのです。

出産までにかかる費用は、正常分娩で平均40万~50万円となっています

さらに、正常分娩の費用は全額負担です。

出産一時金の申請をしても、医療保険に加入していないと出産までの自己負担額を常に心配しなければなりません

このような不安をなくすためにも、妊婦でも加入できる医療保険をチェックしておきましょう。(執筆者:自動車会社経営25年 河野 みゆき)

《河野 みゆき》
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自動車会社経営25年のキャリアを活かし、女性目線で自動車に関する節約や経費削減、自動車ローンについて発信しています。また、3人の子供の母として、日々の暮らしに寄り添った節約方法を探究し、体験したこと伝えていきたいです。 寄稿者にメッセージを送る

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