先週は急上昇の流れが継続するか見極めの週となりましたが、2月16日の年初来高値を上抜けしましたが終値で抜けきることは出来ずに高値圏で方向感乏しい動きとなる1週間となりました。

8月20日の安値から反転し、8月31日から急上昇を開始し、12本連続の陽線を立て安値反転から3,841円、14.2%、18営業日の上昇となりました。

昨年10月30日からの上昇と似た形で反転し上げ方の角度の強さも似ており、この時は途中押し目を挟んで日柄調整に入るまで22営業日で上げ幅3,914円と今回の上げ幅と誤差の範疇と考えられます。

同じような流れとなるとすると、ここから約1カ月の日柄調整の後第三波動目の上昇をして、最終第五波動までの上げを作っていくことも想定できます。

上値追いに入る可能性は残る

もちろん、ここまで上げると確約しているわけでなく2月16日の高値を更新した時点で上値が青天井となるため、上値目途は計算式で出すのが定説ですので算出してみました。

算出結果は3万4,474円、3万8,480円となりました。このパターンが今回も繰り返されるのか興味深い現象と考えます。

週足を見ると陽線のコマでかなり迷っていると見受けるも終値ベースでは切り上げているので上値追いに入る可能性は残していると考えられます。

しかし迷いのコマから反落という可能性もあると考えられ現状トレンド設定出来ないと考えます。

ファンダメンタル的には国内は選挙モードでの上げでしたが一旦材料出尽くしの様相と考えます。

中国の景気減速が現実的

世界を見ると中国の景気減速が現実的になってきており、今後の状況を注意深く監視する必要がありそうです。

米国の動きを見ると上値が重いものの底堅く「毛抜き底」のような形状とも見受けます。この後の動きによって日本市場への影響が出てくると考えます。

ここから一気に上値追いをするには材料不足かなと見受けられる状況と考えるも現在のトレンドを踏まえると上抜けも選択肢から外せないとも考えます。

現状分析

現状分析の所に入れる

5日線

上向きを維持するも角度は緩くなってきての週末となっています。

株価の位置としては木曜日に下に割り込み週末は上で引けるも5日線が抵抗線となっているような形状で週末入りとなっています。

今週5日線が上値抵抗線となるか、支持線となるか注目していきたいと思います。

25日線

変わらず向き、位置ともに上を維持したまま1週間を終えました。

ピーク時は8%近辺まで乖離するも現在は6%近辺まで乖離率を詰めたことで再度反発しやすく上値余地が出来ている状況と考えます。

75日線

変わらず上向きで位置も上を推移となっています。

そして200日線に沿っての動きを継続しており、100日線にも沿って動くという見たことない形状となっています。

そんな中25日線が75日線を上抜けゴールデンクロスとなり並び順としては完全上昇を示す位置取りとなりました。

25日、75日、100日、200日線が収斂している状況が何を示すのか興味深く見て行きたいと思います。

週末の足型としては陰陽の孕みで上を示唆となっています。

トレンドライン

2月16日の高値の横軸が上値抵抗線となっていると考えます。ここを上抜けると機能するラインは見当たらなくなると考えます。

下に関しては先週の安値は4月6日の高値が機能したと考えます。その下としては5月10日高値と6月15日高値、25日線と段階的に意識することになると考えます。

テクニカル指標

一目均衡表を見ると強く上を示しており、遅行線と日々線から5営業日後に流れの変わり目が来るか注目です。

ボリンジャーバンド

バンドの拡大が継続しておりボリンジャーウオーク継続中と考えます。₊1σを終値で割り込んだときは急上昇が終焉と考えます。

スローストキャストでは2本のラインが急激に下向きで切り下げてきており、この後どこまで下げゴールデンクロスとなるか注目で50%を割り込んで20%台まで降りて行けば急上昇は終焉という見立てとなります。

状況によってはもみ合い入りか、下げ始めを示すこととなるので今週の動きに要注目です。

総合判断

上昇トレンド中の短期一服と考えるのが妥当と思います。

過熱をさます形という見立てを一つのシナリオとし、ここから調整し25日線との乖離を詰める事を実行するというシナリオも持ちたいと思います。

この調整は値幅・日柄ともに可能性を持っていきたいと思います。

そして現状からいきなりの下落は想定しづらいので結果上抜け上昇かある程度のレンジでのBOXとなるかの見立てで行きたいと思います。(執筆者:城 晶子)