現在ではさまざまな副業があり、インターネットをフル活用するものが多いです。

しかし中にはアナログ作業でしか行えない副業もあります。代表的なのが「筆耕(ひっこう)」という副業です。

「アナログ作業でできる在宅ワークはないの?」

「 字を書くのが得意だけど…筆耕だと副業でどれくらい稼げる?」

字を書くのが得意な方で在宅ワークを探している方は、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、「在宅でできる文字を書く仕事、筆耕の詳細と収入例」についてまとめました。

自分の字で稼ぐ筆耕について

在宅可能な字を書く副業「筆耕」

筆耕(ひっこう)とは、企業が出すDMやはがき、招待状と言ったものに筆で書く仕事です。

今は印刷が主体となっているものの、まだ手書きでの需要は根強くあります。

手間がかかり、温かみがあるからこそ差別化にもつながるようです。

筆耕は指定されたものに指定された筆記具で字を書くため、在宅ワークとも相性がいいです。

きれいな字が書ければ十分なため、特別な資格は要りません。かつて習字を習っていた方で、経験を活かしている方も多数いらっしゃいます。

在宅ワークといえば、今はIT関連をフル活用するのが主流となってきています。

パソコンを使い、テキストやデータでやり取りするのが中心な時代だからこそ、実際に手で書かれた温かみのある文書に独自性があります。

筆耕の仕事内容

筆耕は指定された紙に、指定された筆記具で文字を書きます。

例えば下記のようなものです。

  • お礼の手紙
  •  封書
  •  はがき
  •  招待状
  •  賞状類
  •  贈答品に添える熨斗

多い方では1日に100枚以上を書くこともあります。

ただし枚数をまとめて依頼されるパターンが多く、ペースに合わせて作業を進めていくようです。

筆耕の始め方

始め方としては下記の4点です。

  • 筆耕会社に採用してもらう
  •  クラウドソーシングサービスを使う
  •  各種SNSを通じて獲得
  •  スキルシェアサービスの利用

筆耕会社を通じて採用をもらうのはハードルが高く、なかなか採用に至った話は聞きません。

ただしクラウドソーシングサービスであれば、筆耕で検索するといくつか案件が見つかります。

知り合いではSNSを使い、案件を獲得している方もいました。

独自の書き味を活かし、ココナラで手書き文字をサービスとして販売している方も見受けられます。

筆耕はなかなか募集がなく、単体での募集はあまりありません。

あるとしても筆耕兼販売スタッフのような形です。

しかし需要は根強くあり、確実に在宅ワークで筆耕をしている方はいます。

筆耕はどれくらい稼げる?

筆耕で稼いでみよう
筆耕はかなり収入の上下が激しく、出来高で支払われる場合がほとんどです。

人によっては月に1万円満たない方から、5万円以上になる場合があります。副業として大きく稼ぐには付加価値がないと厳しいです。

相場としては、

  • 賞状を一部書き込みで1枚150~300円
  • 全文で4,000~5,000円

ほどです。

はがきや封書になれば1枚20~50円といったところです。

また最近では通販サイトで購入した際に手書き文字を同封するショップもあり、こちらは筆耕と言うより手書きにこだわっている側面があります。

その場合は未経験者でも可能で、1枚20円ほどです。

筆耕を副業として始める際の注意点

筆耕を副業として始める際は、報酬を安く見られてしまう場合がある点に注意しましょう。

とくにクラウドソーシングサービスだと、安く買い叩こうとするクライアントが散見されます。

クライアントが指定する筆記具を持っていない場合、実費で購入しなければならない可能性もあるでしょう。

報酬があまりにも安く、筆記具を新たに購入して続けるうちに手を痛めてしまった…ということもあり得ます。

単価を意識しつつ、ある程度の実績を積んだらスキルシェアサービスで自分のサービスを販売しましょう。

文字で稼ぐ

筆耕は今でも需要がある仕事で、副業と相性は良いが少し探しづらいのが難点です。

根強い需要があっても、市場自体が大きくありません。

そのため少しお仕事を取るのは難しいかもしれません。

しかしクラウドソーシングサービスは比較的案件も見つけやすく、在宅で仕事がしやすいです。

注意点さえ踏まえれば、書いて仕事ができるので経験を活かせるかもしれません。(執筆者:副業スペシャリスト 奥泉 望)