2021年も残り2か月、まだNISA枠が余っていてどの銘柄を買おうか迷っている、という方はいらっしゃいませんか。

12月の高配当銘柄を買おうと考えたとき、真っ先にJTが思い浮かぶと思います。

しかし、12月単月だと配当利回りは3.36%とそこまで高くはありません。

今から買えば今年の6月分の配当をもらい損ねることになり、ちょっともったいないです。

すぐ配当がもらえる

12月一括配当銘柄であれば、今年分の配当金全額に対しNISA口座の非課税効果を受けることができ、丸々お得になります。

本記事では12月一括配当する3銘柄を厳選しました。

※株価や各種指標は2021年10月29日のデータです。

LAホールディングス(2986)

LAホールディングス

≪画像元:LAホールディングス

【予想配当利回り】5.86%

LAホールディングスはマンション販売を手掛ける不動産会社です。

業績面は中古マンション販売が好調で過去最高益見通しです。

LAホールディングスはまだ会社から正式な今期の配当金予想が発表されていませんが、中期経営計画の中で「配当性向30%以上目標」と宣言しています。

LAホールディングス中期経営計画6ページ

≪画像元:LAホールディングス(pdf)≫

中期経営計画の配当性向を考慮すると、LAホールディングスの今期配当金は約127円となり、配当利回りは5.86%となります。

隠れ高配当銘柄と言えるかもしれません。

注意点として、LAホールディングスは不動産販売の会社なので、業績が不動産売上によって大きく変動するリスクが高いことがあります。

今年は好調でも来年不調で大減配になるリスクは他の会社よりは大きいことは意識して投資してください

もちろん、逆に来年さらに業績好調で増配する可能性もあり、高配当銘柄の中ではハイリスク・ハイリターンと言えます。

今年は高配当を期待できるため、今から投資するなら高配当の恩恵を一番受けられる可能性がある銘柄です。

日本エスコン(8892)

日本エスコン

≪画像元:日本エスコン

【株主優待内容】クオカード

●1年以上2年未満保有株主

(1,000株以上)1,000円分

(5,000株以上)2,000円分

(1万株以上)3,000円分

●2年以上保有株主

(1,000株以上)3,000円分

(5,000株以上)5,000円分

(1万株以上)1万円分

参照:日本エスコン

【予想配当利回り】4.65%

日本エスコンは不動産販売企業です。

業績面で大きく減益見通しと不安があるものの、中期経営計画で少なくとも2023年までは累進的配当政策をかかげているため減配可能性が低いと言えます。

累進的配当政策とは、原則減配なし、配当維持もしくは増配のみとする配当政策のことです。

配当利回りが最低でも4.65%あるのは安心感があります。

日本エスコンは新庄新監督で盛り上がる日本ハムファイターズが2023年から新球場として使用する、エスコンフィールド北海道のネーミングライツを獲得しています。

来年以降北海道の盛り上がりとともに日本エスコンが株式市場で注目される期待を少ししてもよいでしょう。

エスコンフィールド北海道イメージ
≪画像元:ファイターズ スポーツ&エンターテイメント

注意点として、株主優待実施企業ですが今年から株主になる株主1年目の方は株主優待をもらえません

さらに1,000株以上の株主のみ贈呈対象とハードルも高めなので、株主優待の存在は忘れてしまってもかまわないでしょう。

GMOペパボ(3633)

ペパボ

≪画像元:GMOペパボ

【株主優待内容】(1) ~(3) 全て

(1) おさいぽ!、minneクーポン、GMOポイントのいずれかのポイント

(100株以上)1,500ポイント

(200株以上)3,000ポイント

(2) GMOクリック証券でのGMOペパボ株の売買手数料キャッシュバック

(100株以上)全額

(3) GMOクリックでの売買手数料キャッシュバック

(100株以上)上限1,500円

(200株以上)上限3,000円

参照:GMOペパボ

【予想配当利回り】2.98%

GMOペパボはインターネットサービスを手掛ける企業です。

業績面は今期減益見通しですが、ストックビジネスが事業の中心で売上を積み上げていくタイプの企業なので来期業績は期待してもよいでしょう。

ストックビジネスは1度契約すると解約するまでずっと売上が発生するサービスが多く、長期的に見ると増収増益が続きやすい特徴があるためです。

もともとGMOペパボは成長を期待され株価が急騰していました。

年初の高値から約70%も下落してしまったため配当利回り約3%で高水準となっています。

株式市場で、コロナ禍で恩恵を受ける企業からコロナ収束で回復が見込まれる企業へと資金移動した影響で株価が急落したと考えられます。

今後は成長株として再評価され株価が戻ることを期待したいところです。

さらにGMOペパボには株主優待があります。

おすすめはGMOポイントで、食品から家電など幅広いジャンルからお得に商品購入が可能です。

配当金のない6月は株主優待をもらう楽しみがあるのはメリットと言えます。

一括配当銘柄のデメリット

一括配当銘柄のデメリットは、配当権利落ちが大きく値下がりがきついことです。

とはいえ高い配当利回りが株価を下支えし、好業績見通しなら株価が戻る期待ができるので、権利落ちによる株価下落は一時的なものと考えましょう

一括配当銘柄のデメリットをあえて利用する

もうNISA枠を使い切ってしまった方は、12月一括配当銘柄の権利落ち後に大きく下げたタイミングで投資するのはいかがでしょうか。

配当金をもらうのは大分後になってしまいますが、割安に買うことができれば評価利益も狙えます。

高配当株投資ではどれだけ配当利回りを高くできるかが大事なので、少しでも安く買う努力もしていきましょう(執筆者:株式ディーラー歴10年 勝越 晴)