先週は下落からの反発の流れとなり、2万9,000円まであと103円差まで回復しました。

これは世界中での感染が発見された新型コロナウイルスのオミクロン株の重症化リスクに楽観的な見方が広がり、経済への影響懸念が減少したことによって自律反発となりました。

12月3日に底入れを確認する場面となり、6日月曜日には陰線となったものの安値は切りあがり、火曜日には600円幅での上昇を見せ、一気に強気ムードとなりましたが、週末には意識されていたSQ値の2万8,523円を挟んでのザラ場の値動きとなり、結局終値は2万8,437円とわずか86円SQ値より安いとなり、どっちつかずの状態で1週間を終えました。

このSQ値が大納会までの相場の行方を示すとも言われているので、13日月曜日にSQ値を下値支持とするのか、上値抵抗とするのか、確認していきましょう。

師走のバタバタ感が世の中の雰囲気を見ても伝わってくる頃ですね。

マーケットもお休みされる方も出てくるため、閑散相場となる可能性がありますので、年末相場は出来高に注意しながら急騰急落に対応できるような建玉操作に努めましょう。

11月18日~12月4日の海外投資家動向は-748億円で3週連続の売り越しとなっています。月の満ち欠けは次回12月19日が満月です。

現状分析

日足の移動平均線

5日線は向きを上向きに変え、株価よりも下を推移し金曜日に5日線に触れる形で終えました。

25日線は下向きで、上向きの75日線と木曜日にゴールデンクロスしましたが、下向きの25日線に対してのゴールデンクロスなので、ダマシとなる可能性があります。

75日線は今週上向きとなっています。並び順は75日25日5日線の並び順に変化し、安定下降を示唆しています。

今年、ずっと上向きだった200日線が下向きになったことが気になります。

この200日線に絡んだ動きをしているので、移動平均線をチェックする際には200日線も監視していくと良いでしょう。

トレンドライン

9月まで上値抵抗ラインとして機能していた2月16日・3月18日、4月6日・6月15日高値を結んだラインが下値支持線として機能して、そこから反発となりました。

11月16日高値と11月24日高値を結んだ斜めのラインが上値抵抗線として意識されそうです。

下への警戒としては、8月20日と10月6日と12月3日を結んだラインが下値支持線として機能しそうです。

一目均衡表

金曜日に雲のねじれがありました。次は1週間後の20日に雲のねじれがあります。

今週は転換線が下向きで基準線と乖離したので、とても弱いシグナルでしたが、金曜日の時点で、転換線が下向きから横向きと変化し、今後もこの株価での推移なら、下向きとはならないので横ばいへの意識となります。

遅行線は弱く、向きも下向きです。

ボリンジャーバンド

TPラインと-1σの間での推移でした。

まだTPラインが下向きで、バンドもすべてが下向きなので、はやくこのトレンドを転換してほしいところです。

スローストキャスト

月曜日に買いのエントリーポイントとなり、そこから一気に買われすぎゾーンまでの上昇が考えられましたが、木曜日金曜日と、中段で横向きとなり、ここから上昇か下降かを見極める水準となりました。

MACD

ヒストグラムもMACDも好転しそうな気配でしたが、金曜日にはMACDとシグナルが接近しています。

このまま反転となるかもしれないという可能性を残しての週末です。

総合判断

今後の値動きとして、ダブルボトムを作るのか、三角持ち合いを作るのかということが想定されるところですが、BOX相場を引き続き意識していきたいです。(執筆者:城 晶子)