先週は新型コロナウイルスのオミクロン型による警戒感から世界のマーケットで大きく下げ、日経も月曜日には2万8,000円を割り込みました。

週後半には、オミクロン型による感染拡大のニュースと、入院や重症化リスクがデルタ型よりも少ないという報道により、株価は行ったり来たりとなった一週間でした。

マーケットは、年末相場に突入ということで、日経平均も売買高が2兆円を割り込み、参加者が3分の1程度の閑散相場となっています。

閑散相場になると、一方方向に進んでいくこともあり得ます。

引き続き現在はBOX圏内ですが、重たかった2万9,000円を明確に超えてくる展開もあり得ますので、どちらか一方向に進む場合にも対応できるような建玉操作に努めましょう。

12月19日の満月から下値切り上げてきています。次回新月は1月3日ですので、年明けの反転および加速に注意していきましょう。

今週の日経平均を考える

現状分析

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は横へガタガタと小刻みに上げ下げを繰り返した1週間でした。株価は水曜日に5日線を上抜けていきました。

25日線は、11月25日から下向き継続となっています。株価は木曜日に25日線も超えてきました

75日線は、横ばいを保っていたものの、金曜日に若干下向きになったように見受けられます。この75日線が現在上値抵抗線として機能しています。

並び順は引き続き75日25日5日線の並び順で、安定下降を継続しています。

気になる200日移動平均線は、金曜日に上値抵抗線として機能しました。ここを月曜日から突破していけるかに注目です。

トレンドライン

11月16日高値と11月24日と12月16日高値を結んだ斜めのラインが上値抵抗ラインとして機能しました。

そのラインを上抜けるかどうかがポイントとなってきます。

下への警戒として、12月6日と12月20日安値を結んだラインが下値支持線として機能します。

この上値抵抗ラインと下値支持線が三角持ち合いを作り、延長線上には1月13日にクロスしています。

一目均衡表

雲のねじれは年明けの1月5日です。

転換線が横向き、基準線は下向きとなり、悩ましいのが遅行線です。

4営業日後に大きく上昇して、2万9400円を突破し日々線を抜けていくのか、それとも大納会まで横にスライドする動きとなるのか、または最悪の場合、再度2万8000円を割り込む可能性もあり、遅行線の動きには目を離さずにいたいところです。

ボリンジャーバンド

上3本が下向き、下3本が上向きとなり、収縮をはじめました。

TPラインが下向きの為、横ばいを継続しつつバンドが収縮していくことが想定される位置です。

スローストキャストは、途中の切り下げなど危ない動きを繰り返しながら、まもなく買われすぎゾーンに突入です。

MACD

ヒストグラムは好転し、上昇への強さがみえますが、MACDは0ラインの下を推移し、大きく変化していません。

MACDの0ラインを超えるには時間がかかりそうです。

総合判断

あいかわらず2万9,000円がとても重たいですね。

先週同様にテクニカル分析として、売りシグナルが多いことも気になります。

結局どちらかに決めつけることはできない、とても悩ましいところですね。

マーケットでは掉尾の一振が期待される中、まずは薄商いの中、2万9,000円突破で大納会を迎えられるのか見ていきたいところです。(執筆者:城 晶子)