※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【楽天市場】2022年4月1日より「買い物時のポイント付与金額が税抜価格に変更」により楽天ふるさと納税への影響と今後の注意点

税金 ふるさと納税
【楽天市場】2022年4月1日より「買い物時のポイント付与金額が税抜価格に変更」により楽天ふるさと納税への影響と今後の注意点

2021年10月に楽天市場より「楽天市場お買い物時のポイント付与金額の変更」という発表があり、大きな改悪で楽天経済圏ユーザーの間に激震が走りました。

楽天市場で買い物をしているユーザーにとって、ポイント付与対象が「税込価格から税抜価格に変更」は、楽天ポイント獲得の計画で大きな影響があります。では「楽天ふるさと納税」を利用には、どのような影響があるでしょうか。

ここでは、「楽天ポイントのお買い物時の楽天ポイント進呈ルール変更点のおさらい」と「楽天ふるさと納税への影響」を紹介します。

変更でどんな影響があるのかしら

4月からの楽天市場でのお買い物時の楽天ポイント進呈ルール変更点

2022年4月1日より、楽天市場でのお買い物時の楽天ポイント進呈ルールが変更になります。

【現在】~2022年3月31日

楽天市場におけるお買い物時の楽天ポイント付与対象金額は「税込価格」

(注文または注文確定の税込価格100円につき1ポイント付与)

【変更後】2022年4月1日~

楽天市場におけるお買い物時の楽天ポイント付与対象金額は「税抜価格

(注文または注文確定の楽天カードや楽天証券、楽天モバイルを利用している場合、税抜価格100円につき1ポイント付与)

・通常購入の場合

2022年4月1日(金)以降の注文は、「1商品ごとの税抜購入金額」がポイント付与の対象金額

・定期購入/頒布会/予約購入の場合

2022年4月1日(金)以降に確定された注文は、「注文確定時の税抜購入金額」がポイント付与の対象金額

楽天付与ポイント変更にあたり注意点

・通常購入には、楽天市場の各ショップ以外のサービス(楽天ブックス・楽天kobo・楽天24・楽天ビック・Rakuten Fashion・楽天スーパーDEAL等)も含まれます。

・予約申込が3月31日以前であっても、注文確定が4月1日以降だった場合の付与対象金額は税抜価格となります。

・送料・ラッピング・クーポン利用分はポイント付与対象外です。

・SPU(スーパーポイントアッププログラム)や各種キャンペーンで付与される期間限定ポイントのルールも原則として同様の変更がされる予定です。

・楽天スーパーDEALも通常購入と同様に、税抜商品価格を基準にポイントを付与されます。

・非課税商品(楽天ふるさと納税・楽券)などの場合、今回のポイント付与ルール変更による影響はありません。

・定期購入・頒布会・予約購入の注文確定日は、ショップによって異なります。申込履歴の注文確定日欄で確認できます。

・これまで獲得した楽天ポイントへの影響はありません。ポイント数が減少するなどの心配はありません。

ふるさと納税の返礼品は非課税商品

「ふるさと納税」は、自分の選んだ自治体に寄付ができ所得税の還付、住民税の控除が受けられる制度です。

「ふるさと納税」を利用する場合、「寄付を申込」するのであって商品(返礼品)を購入するわけではありません。

表示金額=寄付額になるので、表示金額に対して消費税は発生しません。楽天市場でお買い物する要領で申請するので勘違いしやすいですが、返礼品は非課税商品となります。

ふるさと納税への影響

楽天ポイント付与の対象金額が「税抜購入金額」に変更になりますが、「ふるさと納税」は寄附金になり返礼品は非課税商品です。

そのため、今回の改悪の影響はありません

「楽天スーパーセール」や「買い回りマラソン」と組み合わせるときは注意

返礼品は非課税商品なので、「買い物時のポイント付与金額が税別価格に変更」になっても付与ポイントに影響はありませんが、「楽天ふるさと納税」と「楽天スーパーセール」と合わせて、楽天市場で商品購入を計画している場合は、「購入商品に対してのポイント」に影響があります。

「楽天市場」でのお買い物した商品は消費税が発生するので、お買い物分の消費税に対して付与されていたポイントが4月1日以降は付与されなくなります。

【影響なし】「楽天ふるさと納税」= 消費税が発生しない非課税商品なので影響はない

【影響あり】「楽天市場」でのお買い物 = 購入した商品は消費税が発生するので、4月1日以降消費税分の付与ポイントがつかなくなる

「楽天スーパーセール」とは、楽天市場で四半期に一度開催される大規模セールです。

楽天市場のショップごとに期間限定のセール品が出品されるだけでなく、「買い回りマラソン」も開催されるため、非常にお得なセールです。

また同時期に開催される「買い回りマラソン」とは、楽天市場内の対象ショップで条件を満たした利用を行った場合、ショップ件数に応じてポイント還元率が10倍まで上がる期間限定キャンペーンです。

「楽天スーパーセール」開催期間に「楽天ふるさと納税」で寄付をして、買い回りショップ数を増やすことできるので、組み合わせている人も多いのではないでしょうか。

「楽天ふるさと納税」と組み合わせて商品購入を検討している場合は、ポイント付与条件改定前の2022年3月がオススメです。

毎年3月は前半に「楽天スーパーセール」が開催されます。例年通り、「楽天スーパーセール」が3月に開催された場合、このタイミングで「ふるさと納税」+「楽天お買い物マラソン」で商品購入をすると、ポイント付与対象金額は税込価格となります。

ただし「楽天お買い物マラソン」開催時期はまだ発表されていないため、正式な開催時期を確認の上、参加するのが良いでしょう。

長期的な目線で選定

長期的に考えてみよう

改悪の続く楽天サービスですが、このままふるさと納税を「楽天ふるさと納税」で続けていいか検討している方も多いのではないでしょうか。

ここ数年でふるさと納税専用サイトも増えてきて、最近ではauやANAなどポイントやマイル還元に強いサービスが積極的に参入しています。

各種ふるさと納税サービスの中で、結局どこが一番お得なのかを考えた場合、4月より楽天は「買い物時のポイント付与金額が税抜価格に変更」があるものの、はやり現状は「楽天ふるさと納税」が1番お得といえそうです。

楽天はSPUでポイント付与倍率を上げることができるので、他社と比較しても「楽天ふるさと納税」はポイント付与率が高いです(ただし、SPUの設定によるので、個人差はあります。)。

楽天カードや楽天証券、楽天銀行、楽天モバイル、楽天市場アプリを利用している場合は、継続して利用して損はないでしょう。

また楽天ふるさと納税は、楽天市場の登録情報を流用し楽天市場でお買い物をする際と同じ手順で申請できるので、ユーザーインターフェースの面でも安心して利用できることもメリットといえます。

改悪が続く楽天サービスですが、改悪情報がリリースされるたびに、利用中のサービスを変更すると時間などのコストがかかってしまうので注意が必要です。

楽天経済圏は、もともと良心的なサービスでした。改悪が続いていても、まだ楽天サービスほどお得なサービスはないので、焦らずに長期的な目線で選定をしましょう。(執筆者:太田 玲世)

《太田 玲世》
この記事は役に立ちましたか?
+13

関連タグ

太田 玲世

執筆者: 太田 玲世 太田 玲世

これまで結婚、出産、子育て、離婚、リストラ、ワーキングプアなど、多様な苦行を乗り越えながら、自分を守るためにたどり着いたのがお金の知識。日々、金融や節約、ポイ活を勉強ながら、子育てが終わる10年後に「FIRE(ファイア)」を目指すシングルマザー。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集