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4月からの楽天SPUの改悪・廃止 PayPay経済圏と比べたメリット・デメリット

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4月からの楽天SPUの改悪・廃止 PayPay経済圏と比べたメリット・デメリット

2月初旬に楽天証券のSPU付与ルールが4月より変更となることが発表されました。

楽天SPUについて考える

楽天証券SPUのルール改定

楽天証券のSPU付与ルールが4月より変更

≪画像元:Rakuten Securities, Inc.

現在の楽天証券でのSPU条件は、楽天ポイントを最低1ポイント利用し、計500円以上の投資信託の購入でSPU+1倍獲得でした。

2022年4月以降、楽天銀行とのマネーブリッジ設定に加えて、最低1ポイント使用、合計で3万円以上の投資信託の購入でSPU+0.5倍のルールに変更と大きな改悪になりましたが、楽天でつみたてNISA年間40万円分を最大利用されている人は、つみたて時に1ポイント以上利用すれば、SPU0.5倍達成です。

新設された米国株式を円貨決済で月に3万円以上購入(そのうちポイントを1ポイント以上利用)すると+0.5倍となるSPUはこれまでの500円より達成金額が相当重くなり、更に米国ETF人気の9銘柄はカウントされないため、楽天や楽天証券ユーザーからも落胆の声が大きくなっています。

4月以降、SPU条件3万円にカウントされない米国ETF9銘柄

対象銘柄

≪画像元:Rakuten Securities, Inc.

楽天の保険SPUの廃止

楽天の保険SPUについては、楽天の保険料を楽天カードで支払をすることでSPU+1倍が獲得できましたが、2022年3月31日でこのサービスは終了になります。

楽天の保険の各商品により、SPU手続き期限は異なります。

上限はありますが、保険料の支払を楽天カードで行うと支払い金額の1%は楽天ポイントで還元されるサービスは継続されます。

こちらについては月の保険料が1,000円前後だとしても、SPUだけで元を取るには獲得ポイントを除き月に990÷1%=99,000円分のお買い物が必要となり、SPUとしてのお得感は元々低かったように思えます。

楽天経済圏、PayPay経済圏のメリット・デメリット

SPUを含め、何かと改悪が続いている楽天経済圏とPayPay経済圏を比較していきます。

ポイント最大15倍

≪画像元:Rakuten Group, Inc.

楽天経済圏

楽天証券で資産を増やしたり、楽天カード、楽天モバイルを利用しており節約したり、楽天ペイを利用し、街のお店で期間限定楽天ポイントが利用できる点はメリットです。

楽天通常ポイントは楽天証券での投信・株の購入に充填することが可能で、わずか数パーセントですが、お金の支出を抑え投資できます。

楽天カードや楽天モバイルの支払やSPU対象になっているだけでも16ものサービスがあるため、ポイント充填すれば日々の節約につながります

デメリットとしてはここ最近のSPUの改悪・廃止で、SPU獲得の費用対効果が低下しており、楽天市場でのお買い物でのお得感は薄れていると感じます。

イベントでは全て条件を満たせば高還元にはなりますが、お買い物マラソンではたくさん購入することが前提であること、楽天スーパーSALEでは欲しい商品が安くなるかはわからないという点があります。

楽天経済圏

≪画像元:Rakuten Group, Inc.

PayPay経済圏

毎月定期的に生活に必要なものをPayPayモールやヤフーショッピングで購入するのであれば、PayPay経済圏がお得だと言えます。

例えば超PayPay祭の日曜日などであれば誰でも15%~20%超が可能で、楽天SPUと比べて比較的簡単に高還元率を狙えます。

獲得できるPayPayボーナスは期間限定のポイントではないため、すぐにボーナスの利用ができなくとも、ある程度貯めてPayPayで利用することが可能です。

超PayPay祭開催時の付与率

PayPay経済圏

≪画像元:Yahoo Japan(pdf)

デメリットとしてはPayPayボーナスは、PayPayの支払で消費(お買い物)するかソフトバンクグループのスマホ料金の支払い利用はできますが、楽天証券のような金融商品の購入に利用ができません

活用の仕方でお得はまだある

楽天経済圏ではSPU改悪が進んでおり、楽天市場でのお買い物でのお得感は薄れていると感じます。

しかし、楽天ポイントの使い道は楽天証券での投資や、生活サービスの充填で利用できるので節約につながります

PayPay経済圏ではお買い物時に獲得できるボーナスの倍率が誰でも比較的簡単に獲得できるため、PayPayモールなどでのお買い物がお得です。

今後、ボーナス利用のバリエーションが広くなればよりお得感は高くなります。(執筆者:永瀬 真人)

《永瀬 真人》
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永瀬 真人

執筆者: 永瀬 真人 永瀬 真人

中小企業で15人のマネジメントをしながら営業プレーヤーを兼務する30 代副業ライター。自分の時間を生み出すための投資・副業・節約を日々探求しています。趣味でポイ活や節税なども楽しみながら実施中。みなさんへわかりやすく実践的な、お金にまつわる記事を提供していきます。 寄稿者にメッセージを送る

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