「投資に興味を持っているけど何から始めたらよいかわからない」

「本業が忙しくなるべく投資に時間はかけたくないが資産は増やしたい」

筆者の友人でも30代を超えてくるとある程度業務経験と貯金が増えるため「何に投資したらいい?」と聞かれることがよくあります。

そこで本記事では30代・40代におすすめする「配当再投資」をご紹介します。

配当再投資は若く始めるほど効果が高い投資法ですのでぜひ本文を読んで知識を増やしましょう。

配当再投資を始めるべき理由

配当再投資とは?

配当再投資とは、保有する株式からの配当金で株式を買い、どんどん積み立てていく投資法です。

例えば株価1,000円で50円配当する株式に100株投資しているとすると、年間5,000円配当金がもらえます。

この受取配当金で再度同一銘柄5株を買い付けると、翌年は5,250円(105株×50円)の配当金を受け取ることができます。

※株価、配当金は変動しないと仮定し、税金は考慮しない

よって配当再投資をすることで減配リスクはあるものの、毎年配当金が増加し続けるメリットがあります。

配当金で再度株を買う作業は面倒だと思うかもしれませんが、配当再投資をした場合とそのまま保有し続けた場合の運用の差をご覧ください。

画像は配当利回り5%の銘柄に100万円投資し、オレンジが配当再投資をした場合、青が配当再投資をしなかった場合の運用成績の推移です。

配当利回り5%の銘柄に100万円投資

≪筆者作成≫

運用期間10年を超えたあたりから差が出始め、15年後に30万円、30年後には180万円もの運用成績の差が生まれます

配当再投資をする際の注意点ですが、ネット証券の場合は単元未満株という制度を利用して取引することになります。

単元未満株取引の場合は手数料が割高になるためスマホ証券を利用することをおすすめします。

スマホ証券は1株から取引可能で単元未満株取引に関しては、手数料体系もネット証券より割安な証券会社が多いです。ぜひご自身で調べてみてください。

ちなみに筆者は少し面倒ですが、ネット証券で高配当株を単元株(100株単位)で保有し、配当金を受け取るごとにスマホ証券へ入金して1株単位で買い付けています

それでは配当再投資におすすめの銘柄を紹介させていただきます。

高速(7504)

株式会社高速

≪画像元:株式会社高速

高速は食品系資材の商社で、業績面で抜群の安定感があることが魅力です。

安定感があるからこそ減配リスクは低く配当再投資銘柄にぴったりと言えます。

高速は2022年まで18年連続増配見込みであり、今後も連続増配記録が伸びる可能性は高いでしょう。

なぜなら会社が〇年連続増配中という強みを止めたくないからです。

ただし安定感が高いからといっても本決算で増配が続くかどうかは最低限チェックしてください。

エイジス(4659)

エイジス

≪画像元:エイジス

エイジスはコンビニ等での棚卸代行サービスを手掛ける会社です。

バリュー株として人気がありますが、実は6年連続増配中で配当再投資銘柄としても魅力があります。

ただ2022年3月期は業績が悪化しており配当金は据え置き見込みという懸念点があります。

これはコロナ禍で閉店した店舗があったことが影響していたので、コロナ鎮静化で出店が増加すればエイジスの業績が再び右肩上がりになるかもしれません。

エイジスは2022年に入り株価が下げて続けているため配当利回りが上がっています。

3月一括配当でありすぐに配当金がもらえるのもメリットです。

ワオワールド(2352)

ワオワールド

≪画像元:ワオワールド

ワオワールドはWEBCAS(ウェブキャス)というメール配信サービスを主力事業とする会社です。

事業がストックビジネスと言え、順調に売上を伸ばす成長株としても評価できるメリットがあります。

売上増 → 利益増 → 株価上昇の流れも期待できるのである程度リスクを取って高リターンを狙いたい方向けです。

ただし、直近の業績は伸び悩み気味で株価も停滞していることは懸念点として覚えておいてください。

ワオワールドは2022年で13年連続増配見込みです。

今後も順調に顧客を積み上げることができれば連続増配はもっと伸びる事でしょう。

さらにワオワールドは200株以上保有者にプレミアム優待俱楽部という株主優待を実施しています。

配当と合わせた総利回りは3.64%と悪くない水準であるため、可能であれば200株以上保有して配当と優待両取りがおすすめです。

株主優待ポイント

≪画像元:ワオワールド

配当再投資でも本決算はチェックしよう

基本配当再投資の作業以外は放置でよいですが、配当金が減配されていないか、配当政策が変更されていないかのチェックは必要です。

最低でも投資企業の本決算はチェックする必要があります。

可能であれば四半期決算でも配当についてチェックしておくとよいでしょう。

もし保有銘柄に減配などの発表があり、配当再投資銘柄としてふさわしくないと思われたら他の配当再投資銘柄に入れ替える必要があります。(執筆者:株式ディーラー歴10年 勝越 晴)