2022年3月1日から、楽天グループにカーシェアが加わりました。

楽天カーシェアは独自のクルマを持つのではなく、既存のカーシェア(オリックス)を利用する仕組みです。

このサービスを検証します。

先行してサービス提供している、ドコモのdカーシェアとよく似ているので、あわせて比較します。

楽天カーシェア

楽天カーシェアがスタート

楽天カーシェアの概要を見ていきましょう。

楽天でクルマを用意しているわけではなく、既存のオリックスカーシェアを利用する仕組みです。

楽天カーシェア
≪画像元:楽天グループ

入会・利用キャンペーン実施中

楽天カーシェアの新規入会と利用で、楽天期間限定ポイント1,000ポイントがもらえます

エントリーは2022年4月1日午前9時59分まで、予約は4月15日返却分までが対象です。

乗れるクルマは「オリックス」1社でスタート

楽天カーシェアは、当面オリックスカーシェアのクルマを利用できるのみです。

他に「カレコ」「カリテコ」「トヨタシェア」「NISSAN e-シェアモビ」のカーシェア4ブランドが利用できるdカーシェアと、現状では少々差があります。

初期費用および月会費は無料

楽天カーシェアは月会費無料、初期費用不要です。

乗らない月には、費用が一切発生しない

ということです。

カーシェアに掛かる費用は、実際に利用したときのみ、時間料金と、距離料金の2本立てで発生します。

この点は先行のドコモ、dカーシェアとまったく同じです。

楽天カーシェア、スタンダードクラスの料金です。

時間料金 距離料金
15分あたり 230円 予約、実際の利用時間の双方が6時間以内の場合

・・・0円

6時間を超える利用

・・・1kmあたり16円

6時間パック 4,280円
12時間パック 6,480円
24時間パック 8,600円
夜間パック

18時~翌9時

2,600円 1kmあたり16円

パックは選択する必要はなく、自動で最安値が適用されます。

カーシェアの共通項として、ガソリン代は無料です。

カーシェアのガソリン代無料がうれしい

dカーシェア(オリックス)と料金同一

カーシェア料金は、楽天カーシェアも、dカーシェア経由のオリックスでも同一です。

オリックスカーシェアの会員が直接利用する際とは、料金体系が異なっています。

簡単に整理すると、こうです。

毎月乗らない人の場合、月会費が発生しない楽天、dカーシェア経由のほうが安価で、補償も充実

オリックスカーシェアにも月会費のないプランがありますが、その場合利用時の料金が高くなるため、直接利用でなく楽天カーシェアやdカーシェアを使った方がお得です。(学生は月会費が掛からないのでこの限りでありません)

「補償」は、事故を起こした際のNOC(ノンオペレーションチャージ)2万円または5万円が無料となる点です。

オリックスカーシェアでは必ず発生します。

NOCは、カーシェアが使えない場合の営業補償の一部を利用者が拠出するもので、レンタカーと同様の制度です。

楽天ポイントが貯まって使える

楽天カーシェア利用料金の1.0%の楽天ポイントが貯まります。

また、貯めたポイントをカーシェアに利用できます。

ポイント充当および還元率についても、dカーシェア(dポイント)とまったく同じです。

楽天カーシェアは楽天ポイントがたまる
≪画像元:楽天グループ

クレジットカードがなくても利用可能だが、あったほうがいい

dカーシェアの場合、携帯料金合算の「ドコモ払い」で料金を支払うことが可能です。

カーシェアとしては非常に珍しく、クレジットカードを持っていない人でも料金を支払えるのです。

楽天も携帯電話があるものの、楽天カーシェアにはこのような仕組みはありません。

楽天カーシェアの利用料金支払い方法は次の通りです。

・ クレジットカード

・ 楽天キャッシュ

・ 楽天ポイント

「楽天キャッシュを他人に送ってもらって使う」「楽天ポイントを貯めて使う」なら、クレジットカードがなくても利用可能です。

会員証不要なので申し込んですぐに使える

手持ちのスマートフォンが、クルマを開錠するためのキーとなります。

このため、会員証を待つ必要がないので、オンライン入会後、すぐ利用可能となっています。

これもまた、dカーシェアと同様です。

オリックスカーシェアに直接入会する場合、ICカードの会員証が必要で、これが届くまで5日以上かかるのがネックです。

楽天カーシェアはdカーシェア(オリックス)とほぼ同じ

楽天カーシェアについて見てきました。

現状はオリックスカーシェアのクルマしか乗れないため、正直メリットがあまりありません。

dカーシェアに一日の長があります。

キャンペーンでもらえる楽天の期間限定ポイントを、消化するのには便利な存在といえるでしょう。(執筆者:沼島 まさし)