気候のよい季節になりました。

これから、特にゴールデンウィーク時期にかけて、お出かけや帰省の計画を立てている方も多くいらっしゃることでしょう。

お出かけの時に気になるのが交通費。

特に、LCCが就航しておらず、かといって車や在来線だと時間がかかり過ぎるといった地域に行きたい時は新幹線が有力な交通手段となりますが、新幹線の運賃は距離に応じてJRで決められていることもあり、費用がかさんでしまいがちです。

この記事では、東北・上越・北陸方面に向かうJR東日本の新幹線に、なるべく安く乗る方法を紹介します。

JR東日本の新幹線

1. 早期ネット予約割引「お先にトクだ値」を利用する

とくだ値

≪画像元:えきねっと

JR東日本のきっぷ予約サイト「えきねっと」では、インターネット予約限定の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」を販売しています。

インターネットを通じて「えきねっとトクだ値」適用のきっぷを予約・購入するだけでも、駅の窓口で買うのに比べてお得になりますが、予約を早めにすることで、さらなる割引を適用することができます。

13日前までの申込で適用される「お先にトクだ値」では、

乗車券+特急券が25〜40%OFF

20日前までの申込で適用される「お先にトクだ値スペシャル」では、

乗車券+特急券が50%OFF

となります。

例えば、窓口での通常価格1万1,090円の、東京〜仙台間の乗車券+特急券の片道価格が

(やまびこ乗車・通常期の場合)

新幹線eチケットサービス 1万890円 ※「えきねっとトクだ値」対象でないインターネット予約価格

えきねっとトクだ値(当日までの申込)9,250円(15%OFF、1,640円引き)

お先にトクだ値(13日前までの申込)7,070円(35%OFF、3,820円引き)

お先にトクだ値スペシャル(20日前までの申込)5,440円(50%OFF、5,450円引き)

となり、「えきねっとトクだ値」適用のきっぷを早期購入するだけで、新幹線移動にかける費用をグッと抑えることができます。

2. JR東日本の旅行商品として購入する

新幹線のほか、宿泊の手配が必要であれば、JR東日本系列の「びゅうトラベル」Webサイトから、新幹線と宿泊施設を組み合わせて自分好みの旅行パッケージを作れる「ダイナミックレールパック」がおすすめです。

びゅうトラベル

≪画像元:びゅうトラベル

時期や方面、宿泊先のホテル、新幹線に乗車する時間帯などによっても価格は変動しますが、一般的なビジネスホテルクラスであれば、通常の往復新幹線代ほどの費用で1泊分のホテル代までカバーできます。

Webサイトから気軽に試算できるので、先に挙げたえきねっと「お先にトクだ値」適用のきっぷと宿泊施設を別々に手配するのと、「ダイナミックレールパック」での一括予約、総額でどちらがお得になるかを比較するとよいでしょう。

また、早めに予約したほうが割引率は大きくなるものの、最短で出発当日まで予約が可能なのも嬉しいところです。

きっぷの予約変更が不可というデメリットだけ注意してください。

3. JR東日本の株主優待券を活用する

金券ショップでは、JR東日本エリア内の運賃・特急券が片道40%オフになる「JR東日本 株主優待割引券」を1枚3,000~4,000円ほどで販売しています。

「えきねっと」や、駅の券売機でも使用することができ、また当日の予約・購入でも割引が適用されるのが魅力です。

優待券の購入費用はかかるものの、東京からであれば、おおむね仙台よりも先に行けば元が取れる計算です。

4. 貯めたJRE POINTを使って乗る

JR東日本のポイントサービス「JRE POINT」を日頃から貯めている方は、ポイントを使って新幹線に乗ることができます。

必要ポイント数については、

0km~100km 2,160ポイント

101km~200km 4,620ポイント

201km~400km 7,940ポイント

401km以上 1万2,110ポイント

と、距離区分ごとに大きく変わるので、境目ギリギリ、例えば

東京〜上田 189.2km

大宮〜長野 192.1km

大宮〜郡山 195.1km

東京〜越後湯沢 199.2km

の距離でうまく活用できるといいですね。

また、2022年については、6月、9、10月の特定時期に限り「新幹線YEAR2022」キャンペーンで、通常の半分以下のポイント数で新幹線に乗車することもできます。

特典チケット

≪画像元:えきねっと

5. 大宮から乗りましょう

JRで移動する時の費用は、在来線を含めた総移動距離に応じてかかる「運賃」と、新幹線や特急に乗車する分にかかる「特急料金」との合計となります。

したがって、新幹線や特急を利用する距離をなるべく短くし、かかる「特急料金」を少なくすれば費用を抑えることができます。

よって、東北・上越・北陸方面へのお出かけに、都内から大宮までは在来線を利用し、大宮からの新幹線に乗車すること。

参考までに、東京駅から新幹線を利用した場合と、東京駅〜大宮駅を在来線で移動し、大宮駅から新幹線を利用した場合を比較します(以下は窓口価格、通常期の指定席特急料金にて比較)。

東北・北海道新幹線(はやぶさ利用)

区間 東京から新幹線乗車 大宮から新幹線乗車 差額
東京〜新函館北斗 23,430円 22,400円 740円
東京〜新青森 17,670円 16,930円 740円
東京〜盛岡 15,010円 14,470円 540円
東京〜仙台 11,960円 11,750円 210円

東北新幹線(やまびこ利用)

区間 東京から新幹線乗車 大宮から新幹線乗車 差額
東京〜福島 9,110円 8,900円 210円
東京〜郡山 8,340円 7,240円 1,100円

上越新幹線

区間 東京から新幹線乗車 大宮から新幹線乗車 差額
東京〜新潟 10,760円 10,550円 210円

北陸新幹線

区間 東京から新幹線乗車 大宮から新幹線乗車 差額
東京〜金沢 14,380円 14,170円 210円
東京〜長野 8,340円 7,240円 1,100円

新幹線乗車を東京駅からではなく、大宮駅からにしただけで節約できることがお分かりいただけるでしょうか。

また、ちょうど距離区分の関係で(200kmの境目が当てはまります)長野行きと郡山行きについては大宮駅からの乗車でグンとお得になります

ご自身のケースに当てはめて、試算してみてください。

上手に使って、お得な旅行を楽しんでください。(執筆者:星澤 美衣)