JR東日本は昨年から、コロナ禍の時差通勤を推進する取り組みとして、Suica通勤定期券で平日朝の対象時間帯に改札に入るとJRE POINTが付与される「オフピークポイントサービス」を行ってきましたが、2022年4月1日からリニューアル。
早めの時間に出勤される方にとってはよりポイントを貯めやすくなりました。この記事では、4月から新しくなったサービス内容を紹介します。
目次
「オフピークポイントサービス」とは？
≪画像元：東日本旅客鉄道株式会社≫
JR東日本による、時差通勤を推進するサービスです。
Suica通勤定期券利用者を対象とし、
・ 平日の朝
・ 対象エリアの駅でポイント還元対象となる時間帯に自動改札機を利用
・ 毎月4回目までは5ポイント、5回目以降は25ポイントのJRE POINTが還元
・ ひと月あたりのポイント還元の上限は20回・420ポイント
3月までのキャンペーンでは、ピーク時間帯の前と後でポイント付与率が異なり、朝早い時間帯は付与率が少なくなっていましたが、この差が今回のリニューアルでなくなり、早め出勤でも遅め出勤でも同じポイントが付与されるようになりました。
ポイント還元時期については、JRE POINT Webサイトにログインして確認できる「JRE POINT交換番号」が奇数の方は奇数月に、偶数の方は偶数月に、付与月の前月までの2か月分の利用状況に応じて還元されます。
サービスの適用には、対象のSuica通勤定期券をJRE POINTに登録した上で、JRE POINT Webサイトにてエントリーを行う必要があります。
2022年3月までにエントリーしている方が2022年4月1日以降にリニューアル後のオフピークポイントサービスを利用する場合、再度のエントリーは必要ありません。
参照：東日本旅客鉄道株式会社
最寄り駅の対象時間帯を確認しよう
「オフピークポイントサービス」の適用には、対象エリアの各駅でポイント還元の対象となる時間帯に自動改札機を通過する必要があります。
また対象時間帯は、各駅の朝ピーク時間帯の前後1時間に設定されます。
自身の最寄り駅の対象時間帯については、JR東日本の専用Webサイト、または駅構内のポスター掲示等で確認してください。
【例】
横浜駅 6:00-7:00/8:30-9:30
大宮駅 5:45-6:45/8:15-9:15
立川駅 5:45-6:45/8:15-9:15
ポイント還元されないケースに注意
以下のケースは、対象時間帯に最寄り駅の改札を通った場合でもポイント還元の対象外になります。
- 有人改札で入出場する場合
- 入出場駅のいずれかが対象エリア外である場合
- Suica入金（チャージ）残高の利用により、通勤定期券の区間外にまたがって乗車した場合
- 同一駅で入出場する場合
- 他鉄道会社が関わる場合（他鉄道会社管理の改札機を通ったり、相互直通でJR東日本と他鉄道会社を乗り換えなしで利用する場合など）
細かい条件があるので、少しでも当てはまりそうと思った方は事前にJR東日本の専用Webサイトでチェックすることをおすすめします。
新規登録者向けにキャンペーン実施中（～4/28）
現在、JR東日本では初めて「オフピークポイントサービス」を利用する方に向けてのキャンペーンを実施しています。
2022年4月28日までの登録と利用で、駅ナカコーヒーのサブスクリプションサービスなどが当たります。
「オフピークポイントサービス」にエントリーして、期日までに1回でもオフピーク通勤をすれば自動的に対象になるので、当てはまる方はぜひ早めに登録することをおすすめします。
「オフピークデビュー55（ゴーゴー）キャンペーン」
対象者：対象期間の平日に、オフピークポイントサービスにエントリー後、初めてポイント還元対象となるご利用をした方（2021年３月15日（月）以降、オフピークポイントサービスによるポイント還元を受けていない方）
プレゼント内容
≪画像元：東日本旅客鉄道株式会社≫
対象者のうち、抽選で当選された方に以下のいずれかをプレゼントします。
「JREパスポート賞」コーヒー（S）２週間お試しプラン（5,000名）
BECK’S COFFEE SHOP（全店舗）のコーヒー（S）を1日3杯まで無料で２週間お試しすることができます。
「Suicaグリーン券賞」１回分（モバイルSuica専用）（500名）
区間や平日・休日に関わらず普通列車のグリーン車を利用できます。
プレゼント時期
４月前半と後半にわけて2回抽選を行い、プレゼントします。
前半：4月1日（金）～15日（金） 利用分 →４月下旬目途
後半：4月18日（月）～28日（木）利用分 →５月中旬目途
※当選の発表、また受け取り方や利用方法については当選者にメールで行われます
毎日の通勤時間帯を少しずらすだけで、駅ビルでの買い物や電車利用、はたまた新幹線にも乗れるJRE POINTが貯められるのは嬉しいですね。
エントリーして、通勤時間にお得をゲットしてみてください。（執筆者：星澤 美衣）
