雨が続く季節になると、洗濯物に悩まされます。

外に干せないので室内干しをすることになりますが、賃貸暮らしだと干すための設備がなかったり、スペースがなかったりと快適とは言えない環境です。

筆者は数年前まで大きな物干しスタンドを部屋に置いて使っていました。

しかし、

・ 洗濯物を干すために一部屋つぶすことになる

・ 畳んでも大きいので収納が大変

・ 壊れて捨てることになったが、粗大ゴミ扱いでひと苦労

と、使い勝手の悪さを感じていました。

現在は、これらの問題を全て解決できる方法で室内干しをしています。

たった330円で叶う、室内干し環境の作り方を紹介します。

費用330円で室内干し完成

鴨居フックが大活躍

賃貸の室内干しを快適にしてくれるのは、「鴨居(かもい)フック」です。

このように、鴨居フックと突っ張り棒を使って洗濯物干しスペースが作れます。

鴨居フックと突っ張り棒

特に、引き戸を開け放すと部屋を大きく使える造りの賃貸で、この鴨居フックが大活躍します。

鴨居フックを使った室内干しのメリットは、おもに3つです。

1. 安い

2. 省スペース

3. 賃貸OK

メリット1:安い

鴨居フックは100均、ホームセンター、ニトリ、Amazonなどで売っています。

名称が違うこともありますが、仕組みは同じです。

たとえばDaisoでは「室内ランドリーキャッチ」という商品名で売られています。

ダイソーの鴨居フック

簡単な仕組みのものなので、100均の製品で十分使えます。

ピンチハンガーをかけるだけなら、フック1つあれば大丈夫。

複数のハンガーなどまとまった量の洗濯物をかけるなら、フック2つと突っ張り棒1本が必要です。

どれも100均でそろうので、まとまった量の洗濯物を干したい場合でも330円で環境が整います

物干しスタンドの場合、小さなものでも2,000円前後の価格なので、比較すると大きな差です。

鴨居フックはプラスチックゴミとして捨てられるので、処分費用がかかることもありません。

メリット2:省スペース

引き戸やドアの枠などちょっとしたスペースに干せて、洗濯物のためにひと部屋つぶさなくて済みます。

製品自体が小さく、収納するのも省スペースです。

メリット3:賃貸OK

引き戸やドアの枠の上部に取り付けられた横木のことを、鴨居といいます。

ここにフックを引っかけて使う仕組みなので、壁を傷めません。

釘を打ったり大きな突っ張り棒で壁のへこみを気にしたりしなくてよく、気軽に使えます。

鴨居フックを買うときの注意点

安く買えるのが魅力の鴨居フックですが、失敗すると無駄な買い物になってしまいます。

筆者や友人が実際に失敗した事例を紹介します。

購入時に気をつけてみてください。

1. フックの開く幅を確認する

フックの開く幅を確認

鴨居フックは、フックを開いて設置します。

このとき、鴨居の幅よりもフックの開く幅が狭いと設置できません

筆者は鴨居の幅を確認せずに購入したらサイズが合わず、希望の場所に設置できませんでした。

2. 引っかけられるタイプの鴨居かどうか確認する

友人宅の鴨居は片側にでっぱりがなく、フックをかけられない形状でした。

フックを買った後に気づいても遅いので、買う前に家の鴨居のタイプをよく確認してください。

今回紹介しているのとは形の違うさまざまなタイプのフックがありますので、他のフックを活用してもよいでしょう。

洗濯物を乾きやすくする小技

洗濯物を室内に干すと、乾きが悪いのも悩みのひとつです。

鴨居フックを使うと高い位置に洗濯物を干すことになるので、それだけで乾きやすくなる効果があるようです。

他にも、洗濯物を乾きやすくする干し方があるので、お試しください。

1. 洗濯物が空気に触れる表面積を増やす

なるべく多くの面が空気に触れるように洗濯物を干すと、乾きやすくなります。

簡単にできる2つの方法を紹介します。

・ 裏返しにして干す

・ 干す前にシワや重なりを伸ばす

服は、表よりも裏側の方が布の重なりが多いです。

特にポケットがついている服は、その部分だけ乾いていないこともよくあるのではないでしょうか。

できるだけ裏返しにして干すと、乾きが良くなります。

洗濯物を干す前にバサっと大きく振って、シワや重なりを伸ばしておくことも効果的です。

洗濯でつぶれてしまった繊維がほぐれて、ふっくら乾くメリットもあります。

2. 風通しをよくする

洗濯物に触れる空気を循環させると、乾きがはやいです。

サーキュレーターや扇風機を干しているスペースに向けて、風を送ってください。

干す位置によっては、クーラーの風があたる場合もあるでしょう。クーラーの送風などを利用するのもよいです。

3. 1度に多くの量を干さない

大量の洗濯物を干すと、どうしても風の通りが悪くなります。

雨が降っていると乾かないからといって、洗濯物を2〜3日分溜めて洗うのは逆効果です。

天候が悪くても、洗濯物の量が少なくても、こまめに洗って干す方がゆとりを持って干せるので早く乾きます。

室内干し

雨が続いても、室内干しで乗り切ろう

雨の日は洗濯物を外に干せず気分も落ち込みがちですが、家の中に便利な室内干しスペースがあると気持ちが少し上向きになります。

安くて手軽に試せる鴨居フックを使って、乗り切ってください。(執筆者:福島 怜実)