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その支払い、必要ですか?シニア夫婦家庭で削れる固定費4つ

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その支払い、必要ですか?シニア夫婦家庭で削れる固定費4つ
「子供が独立した」

「孫が大きくなって遊びにくる回数が減った」

など、生活環境は次々と変わります。

大きな家族が夫婦2人だけになったら、日々の費用も見直してみたらいかがでしょうか。

住み替えやリースバック、住宅ローン借り換え(繰り上げ)など大きな話ももちろん重要ですが、まずは固定費について見直してみましょう。

シニア夫婦家庭の家計簿

1. 自家用車はやめてカーシェアへ

地方にいるとクルマなしの生活は難しいでしょうが、交通の便利な大都市圏ではクルマを持たなくても生きていけます

たまに乗る必要があっても、大都市にはカーシェアのステーションが点在していて困りません。

クルマの維持費は小さいものではありません。

自動車税、車検代、自賠責、駐車場代など、すべて足せば年間50万円程度にはすぐなります。

いっぽうカーシェアだと、毎週2時間乗ったとして、タイムズカーの場合年間9万1,520円※です。

※ベーシッククラスの場合:時間料金220円/15分 × 8 × 52週

実際には

「クルマがないなら、最初から電動自転車や電車・バスに乗ろう」

と思うもので、もっと少なくてすむはずです。

2. CS放送をやめる

スポーツ好き、映画やドラマ好きなど趣味のある人にとって、CS放送は欠かせないように思えます。

レンタルショップが少なくなってきた昨今、その重要性はさらに増しているかもしれません。

ソファに座りテレビを見るシニア夫婦

ですが、本当に長い時間みているでしょうか

テレビを見ている時間も、実際は地上波やBSのほうが長いのではないでしょうか。

疑問に思ったら解約してみましょう。

ドラマ等のコンテンツは、BS放送のまめな録画をしていれば困りません。

スカパー!の場合、基本料金は月3,960円なので、年間で4万7,520円が浮きます

解約の電話をすると、引き留められることがあります。

値下げを提案されたら、1度応じてみるのもいいでしょう。

なおBSもやめて、地上波契約に変えるとNHK受信料が安くなりますが、こちらの程度は少額です。

割引のある「12か月前払い」の場合、「2万4,185円」が「1万3,650円」となります(沖縄県除く)。

NHK受信料自体を合法的に支払いたくない人は、最近人気のチューナーレスTVにする方法もあります。


3. 固定電話はひかり電話に(または不要)

固定電話がすっかり鳴らなくなりました。

維持しているだけで月3,000円前後かかるので、解約してしまうのも良いでしょう。

ただ固定電話でも、ひかり電話に替えると、基本料金月額550円なので負担はさほどありません

ただ次に見ますが、インターネット回線自体不要のご家庭もあるわけです。

ひかり電話のために、インターネットを維持しなくても良いのではないでしょうか。

商売の信用上固定電話が必要な人でも、固定電話番号を携帯で使えるアプリが登場しています。

4. インターネット回線も必須ではない

CS放送やひかり電話だけでなく、このおおもとであるインターネット回線(光回線)自体も、なくて良いかもしれません。

オンラインゲームが好きだというのでもなければ、スピードの必要も薄いはずです。

ただ光回線をやめてホームルーターや、持ち運びできるモバイルルーターに替えても、それほど安くなるとは限りません。

一例ですが、「ドコモ光 ⇒ ドコモhome5G」の場合、月額「5,280円 ⇒4,950円」です。

それより携帯電話自体を、大容量の安いプランに替えてみてはいかがでしょうか。

パソコンもテザリングにより、スマートフォンの通信容量の範囲で接続できます。

楽天モバイル(UN-LIMT VI)の場合、容量を事前に決める必要がありません。

使った容量に応じた月額料金はこうなります。

・ 20GB・・・2,178円

・ 20GB超・・・3,278円

光回線よりはだいぶ安くなります。

そして実際には、夫婦そろって楽天モバイルで20GB超を超えるようなことはあまりないと思われます。

スマホのデータ通信でテザリングすれば安い

いらない費用を切るだけでなく獲得も考えよう

生活に欠かせないと思っていた部分を切り落とすと、ずいぶん費用が浮くことを見てきました。

さらに、これで満足するのではなく、お金を使う際は有意義に使ってください。

次の取り組みもお忘れなく。

キャッシュレス決済は若い人のものだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、年齢は関係ありません。

・ 現金払いをやめ、支払えるものはすべてキャッシュレスでポイントを獲得する

・ QRコード決済の大型キャンペーンに参加して共通ポイントをもらう

・ クレジットカードを新規に獲得し、入会キャンペーンで特典を得る

電気ガスを切り替えて、価格を安くして特典も得る

・ 固定回線を残す場合でも、電気ガスと同様に乗り換えて特典を得る


お得なマネー情報の収集にはぜひマネーの達人をご活用いただき、充実したシニアライフをお過ごしください。(執筆者:沼島 まさし)

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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