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【玉ねぎ高騰】むしろ「買わない」を決行したら意外な節約効果 3つの方法と金額公開

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【玉ねぎ高騰】むしろ「買わない」を決行したら意外な節約効果 3つの方法と金額公開

現在、玉ねぎの価格が高騰しています。

私が住む町でも、数か月前まで1ネット200円前後で買えた玉ねぎが、今は2倍の400円前後

家計に大きな打撃となっています。

そのような事態の改善を図るため、私は玉ねぎ代の節約方法をいろいろ試しては失敗していました。

その結果捨て鉢になってたどりついたのが「玉ねぎを買わない節約」。

しかしそれが意外にも有効かつストレスのたまらない節約方法だったのです。

この記事では、私が実践した3つの「玉ねぎを買わない節約」をご紹介します。

玉ねぎ高騰…

「冷凍玉ねぎの活用」は節約の王道だが現在は入手困難に……

「玉ねぎを買わない節約」にたどり着く前、私は玉ねぎ代節約方法の王道である「冷凍玉ねぎの活用」を行っていました。

それによる食費の節約効果は確かにありました。

こちらの表をご覧ください。

購入価格100gあたりの価格
刻み玉ねぎ500g(業ス)170円34円
スライス玉ねぎ500g(業ス)181円36円
玉ねぎみじん切り200g(スーパー)108円54円
生玉ねぎ3個648g(スーパー)438円148円

※価格は筆者調べ

上の表は、私が買った冷凍玉ねぎ3種と、生の玉ねぎの価格を比較したものです。

100gあたりの価格は冷凍玉ねぎが圧倒的に安く、食費の節約に大きく寄与します。

・ 業務スーパーの「刻み玉ねぎ(業ス)」の価格は生玉ねぎの約23%、

・「スライス玉ねぎ」は約24%、

・「玉ねぎみじん切り(スーパー)」でも約36%の安さです。

それによる食費の節約効果が大きいことは言うまでもありません。

ただ、現在どのお店でも冷凍玉ねぎは品薄状態で入手が難しくなっています。

玉ねぎの価格が高騰、頼みの冷凍玉ねぎも品薄……そんな状況を前に私が試行錯誤の末にたどりついた節約方法が、「玉ねぎを買わない節約」です。

万策尽きた私は「高い玉ねぎしかないなら買わなければいいじゃない」と考え、ダメもとで以下の3つの方法を試しました。すると、意外にも節約効果があったのです。

玉ねぎを買わない節約1:玉ねぎを使わない料理を作る

私がまず試したのが、

「玉ねぎを使わない料理を作る」

ことです。

1週間ほどそれを実行したところ、1週間の食費を玉ねぎ代分(約400円/週)節約できました。

月額換算で約1,200円の節約です。

和食や中華には玉ねぎを使わない料理が数多くあります。

また、洋食にも玉ねぎが不要な料理はあります。

そのような料理なら安い玉ねぎを求めてお店をはしごする必要がなく、生の玉ねぎを買って食費を高騰させることもありません。

大の玉ねぎ好きでなければ、食費の節約に非常に有効な方法となります。

ユーリンチー

玉ねぎを買わない節約2:玉ねぎの代用品として「ネギ」を使う

しかし、残念なことに私は大の玉ねぎ好きです。

そのため、玉ねぎを入れない料理ばかり作っていたら「玉ねぎを食べられないストレス」が生じました。

そこで、ストレスを軽減させるために、玉ねぎと似た香りを持つ「ネギ」を代用品として使ってみることにしました。

その分ネギにかける金額が増えて食費に反映されましたが、週1で約400円の玉ねぎを買っていた頃より200円程度1週間の食費が安くなりました。

また、日持ちする冷凍カットネギ(業務スーパーだと250円)の使用をメインにしたら、生の白ネギを買う頻度が下がり、1週間の食費がさらに50円程度下がりました。

ちなみに、私がネギを玉ねぎの代替品としてよく使っている料理は以下の2種類です。

肉料理

ハンバーグソースやステーキソースは、香味をネギにしても香り高くおいしいソースができます。

洋風スープ

ネギはコンソメスープなどの香味として十分な役割を果たします。

また、玉ねぎよりも控えめながらスープにほどよい甘みが出ます。

玉ねぎのかわりにネギで代用

ネギを玉ねぎの代用品として使える料理は意外と多いです。

それによって週や月に数百円でも食費を節約できれば、1年の食費を数千円節約できる計算になります。

玉ねぎを買わない節約3:「玉ねぎ入り加工食品」を活用する

その次に試したのが「玉ねぎ入り加工食品」の活用です。

カレーやシチューなどは玉ねぎがないと困る料理ですが、幸いそれらの料理にはレトルトなどの「玉ねぎ入り加工食品」が多数あります。

それを活用すれば玉ねぎを買わずに済み、そこで1週間の食費を300円程度抑えられることがわかりました。

さらに、他にも思わぬ節約効果がありました。

加工食品の活用で1日のガスコンロ使用時間が数十分短縮され、前月よりガス代が安くなったのです。

具体的には、6月検針時のガス使用量(1か月分)が5月の検針時より4㎥減り、ガス代は前月より825円安くなりました。

ガス代が下がった理由は、ガスコンロ使用時間の短縮だけではありません。

しかし、それがガス代を下げるのに寄与したことは間違いありません。

仮にコンロがIHなら、加工食品の活用で高騰がひどい電気代を節約でき、その効果はガスよりも高くなると思われます。

簡単だが効果が高い「玉ねぎを買わない節約」

ここまで紹介してきた「玉ねぎを買わない節約」はごくシンプルな方法ですが、意外にも節約効果は高めです。

また、光熱費の節約など思わぬ効果もありますので、ぜひ1度試してみてください。(執筆者:大岩 楓)

《大岩 楓》
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大岩 楓

執筆者:元銀行員 FP2級 大岩 楓 大岩 楓

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。 <保有資格> FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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