夏はお祭りの季節です。

たくさんある出店の中でも、大人も子どもも熱中してしまうのが金魚すくい。

コツをつかむと2匹同時にすくったりできるので、ハラハラドキドキしながら楽しむことができます。

しかし、金魚の住環境を整えるのは帰宅後になる人がほとんど。

お祭りから帰った子どもたちが金魚を持っていて、慌てて飼育道具をそろえるお家が多いのではないでしょうか。

金魚飼育セット

100均では金魚の飼育グッズも販売しています。

少ない費用でも、長生きしてもらえる環境を作ることができます。

お世話を通じて、命の大切さを学んでもらえるきっかけになると良いですね。

※価格は全て税込みです。

【水槽・金魚鉢】

水槽・金魚鉢

金魚の飼育に必要なのが、水槽や金魚鉢などの住みかです。

ダイソーの金魚鉢は0.7ℓ、1.2ℓ、角型、丸型などがあり、価格は全て110円です。

大きさは縦横10〜20cm程度と小さめなので、数匹程度の飼育にピッタリです。

より大きな水槽が必要な場合は、飼育ボックス(虫かご)を使うという手があります

飼育ボックスは110〜550円まであり、たくさんの種類から選ぶことができます。

※ 550円の飼育ボックスの大きさは30×20×20cm

金魚のためには広い水槽を用意した方が良いですが、お祭りの金魚は翌日どうなるか分からないことも多いです。

まずはダイソーで準備できる金魚鉢でしばらく様子を見てみましょう。

エアレーションについて

大きな水槽ではブクブク(エアレーション)が設置されています。

何故、金魚鉢ではブクブクを設置しなくても金魚は生きていけるのでしょうか。

実は、ブクブクは酸素を直接送り込むための機械ではありません。

空気を攪拌させ、水面から溶け込む酸素量を増やし、循環させるのが大きな役割です。

水面を揺らすことで、水の空気に触れる面積を増やしているんですね。

ブクブクにはフィルターもついているので、水をろ過する働きもあります。

(フィルター単体での使用も、水を循環させる際に酸素を取り込むことができるので、ブクブクと同様の効果が得られます)

金魚鉢でも水中に酸素が溶け込んでいれば、ブクブクが無くても金魚は生きていくことができます。

筆者も、ブクブクが無い水槽でお祭りの金魚を数年飼っていたことがあります。

水面で口をパクパクしているのはエサが欲しいからではなく、水面から酸素を取り込んでいる可能性があります。

酸素不足にならないよう、小まめに様子を見ながらケアしてあげましょう。

水槽と金魚鉢では水量が数〜十数倍違うので、水の汚れる速度は水槽が狭いほど早くなります。

排泄物であるフンは水を汚してしまうので、エサの食べ残しやフンは小まめに取り除きましょう。

金魚鉢なら毎日、大きい水槽なら1〜2週間に1度は水替えが必要です。

金魚の数が多かったり、水位が高かったりすると、必要な酸素が底まで循環しにくくなってしまいます。

金魚の飼育に適していないようであれば、ブクブクやフィルターの設置を検討しましょう。

ブクブクは電源につなぐだけでなく、電池式、ソーラー式などさまざまなタイプがあります。(ブクブクは100均にはないので、市販品を使用してください)

市販の金魚鉢は1,000〜2,000円程度、飼育ボックスは500〜2,000円程度します。

金魚を数年単位飼うつもりなら、ガラス製の大きい水槽を用意しても良いでしょう。

しかし、出費はかなり大きくなってしまいます。

最初は低価格な100均でグッズを揃えて、様子を見ると良いのではないでしょうか。

金魚のエサ

金魚のエサも100均で販売しています。

ダイソーの金魚のエサは通常タイプが110g入り、フレークタイプが30g入り110円です。

通常タイプは小粒で、フレークタイプとともに浮上性のエサです。

泳ぎの苦手なランチュウは沈下性のエサが向いていますが、祭りでよく見る和金はよく泳ぎ、よく食べるので、浮上性のエサで問題ありません。

浮上性のエサは食べ残しが分かりやすく、片付けしやすいのが特徴です。

フレークタイプは薄くて柔らかいので、体の小さな個体でも食べやすい特徴があります。

しかし、時間が経つと沈みやすいので、食べ残しが無いように注意しましょう。

エサの食べ残しは水が濁る原因となり、掃除や金魚の健康管理が大変です。

少しずつ食べ残さない量を与えるようにしましょう。

市販の金魚のエサは、ホームセンターなどで購入すると100〜200g 250〜600円程度します。

ダイソーは110g110円で購入できるので、場所も取らず、価格もお手頃です。

小粒とフレーク、どちらにしようか迷った時も、110円なら試しやすいです。

ダイソーでは金魚だけでなく、メダカ、カメ、ザリガニ用のエサも販売しています。

水槽で生き物を飼いたいと思ったら、ぜひ活用してみてください。

金魚だけでなく、メダカ、カメ、ザリガニ用のエサも販売

ケアグッズ

快適に飼うために必要なケアグッズの取り扱いもあります。

金魚の底石400g

金魚鉢の底面に敷き詰めて使います。

自然の環境を再現することで、金魚へのストレスを軽減します。

水草や置物などの固定にも役立ちます。

観賞魚用として「水をキレイにする麦飯石」250g110円もあります。

汚れなどを吸着・ろ過し、水の透明度を保つのに役立ちます。

「魚や水草を鮮やかにみせる白玉石」400g110円もあります。

真っ白な石で、水槽内の見た目を美しく見せる効果があります。

単体で使ったり、底石に混ぜて使うことで水槽内を明るく見せることができます。

底石や麦飯石、白玉石などはホームセンターで1㎏400円程度で販売しています。

水槽の大きさにもよりますが、100均なら必要な分だけ購入することができます

エアーチューブ、酸素発生剤、水質調整剤、カルキ抜き、アクアプランツ、置物(橋・樽・岩)

金魚を飼っていると、環境によってさまざまな問題が出てきます。

100均にも各種ケアグッズを販売しているので、悩みに合わせて使ってみましょう

金魚がより快適に過ごすことができるよう、自然に近い環境を作ってあげることも大切です。

置物やアクアプランツで隠れ場所を作り、過ごしやすい環境を整えましょう。

ただし、置物を置くことで掃除がしにくくなる可能性もあります。

見た目の美しさも大事ですが、まずは水質が維持できるように、金魚の住環境を考えてあげましょう。

掃除用具(クリーナーポンプ、ガラスクリーナー、砂利掃除スコップ)

効率よく掃除できるグッズも100均に揃っています。

専用品でなくても、家にあるもので代用できるものが多いですが、小回りが利くので必要に応じて使ってみてください。

費用はおさえつつ楽しみましょう

生き物を飼うことには責任が伴います。

わが家に迎え入れると決めたなら、きちんとお世話をしなければなりません。

小まめに様子を見ながらケアしてあげることで、長生きしてくれる可能性は高まります。

費用は抑えつつ、家にあるもの、100均で販売しているものをうまく活用しながら、負担を掛けずに家族でお世話を楽しんでください。(執筆者:山城 奈々)