※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

最大20%還元「かながわペイ」 満額還元狙いで家電を買うとき「2つの注意点」とその対策(体験談)

節約・ポイ活 キャッシュレス
最大20%還元「かながわペイ」 満額還元狙いで家電を買うとき「2つの注意点」とその対策(体験談)

2022年7月19日に始まった「かながわペイ第2弾」。

神奈川県内の対象店舗で決済に利用すると、購入金額の10%~20%のポイント還元を受けられるという、超お得な大型キャンペーンです。

かながわペイのポイント付与上限は3万円分

・ 10%還元なら上限30万円まで

・ 20%還元なら上限15万円まで

が、ポイント付与の対象となります。

どちらの還元率にせよ大きな金額ですので、満額還元を狙うなら購入単価の大きい買い物が有利です。

そこで、家電量販店に行き、以前から検討していた洗濯機を購入することにしました。

さくっと数万円分のポイントをもらえると思いきや、かながわペイの決済を使って洗濯機を購入する際「2つの難所」がありました。

この記事ではそのときの体験談を通じて、かながわペイで家電を購入する際の注意点と、その対策をお伝えします。

かながわペイで家電を購入して満額還元を狙う方は、ぜひ気をつけて対策をとってください。

かながわペイ、家電買うときここに注意

かながわペイの使い方をおさらい

まずは「かながわペイって何?」という方のために、使い方を紹介します。

かながわペイは神奈川県の振興するキャッシュレス決済で、決済に利用すると購入金額の10%~20%のポイント付与を受けられるお得なキャンペーンです。

ポイント付与期間:2022年7月19日(火)~2022年11月30日(水)利用期間:2022年7月26日(火)~2023年1月31日(火)

還元上限:3万円分

対象店舗は神奈川県内のお店ですが、利用は神奈川県民以外の方もOKで、ポイントがちゃんともらえます。

ポイントはかながわペイ内に還元され、1P=1円として決済に利用することができます。

使い方

かながわペイアプリをスマホにダウンロードし、そこから紐付けされている5つのキャッシュレス決済から1つ決済を選んで、支払いに使います。

1. かながわPayアプリを立ち上げる

2. かながわPayアプリ内から対象のキャッシュレス決済(5種類の中から1つ)を選ぶ

3. 選んだキャッシュレス決済が立ち上がり支払いを行う

4. かながわPayアプリ画面に自動で戻り、決済が完了する

5. 8日後を目途に、かながわペイ内にポイントが付与される

5つの決済のラインナップは以下となっています。

・ au PAY・ LINE Pay

・ はまPay

・ d払い

・ 楽天Pay

店舗によって使える決済が異なるので、目当ての店舗がどの決済を採用しているか、キャンペーンページやアプリで調べて設定をしておきましょう。

また付与されるポイントはかながわペイのポイントで、楽天ポイントやdポイントではない点に注意してください。

かながわペイ
≪執筆者提供≫

かながわペイで家電購入する際の「2つの難所」

かながわペイの付与率には10%と20%の店舗がありますが、対象となっている家電量販店の大半は10%還元です。

そのため、

「家電購入するなら30万円までが満額還元(3万円分のポイント付与)となる」

と覚えておきましょう。

かながわペイが使える主な家電量販店

・ エディオン

・ ノジマ

・ ヤマダ電機 各店舗(テックランド、家電住まいる館、LABI)

難所1:QRコード決済で数十万円の支払いはエラーが出やすい

私が洗濯機を購入する際に選んだ決済はau PAYでしたが、クレジットカードで購入金額分をチャージしようとしたところ、エラーが頻発しました。

au PAYのクレジットカードチャージは、

・ 1回あたり3,000円~10万円

・ ひと月のクレジットチャージ金額は25万円までが上限

です。

ルールどおり10万円ずつ複数回チャージしようとしたのですが、何度もエラーメッセージが出ました。

原因は、使用したカードの方の規定に抵触したからです。

クレジットカードによっては、高額のチャージを繰り返し行おうとした場合に、何か不正利用されているのではないかとシステムが検知して、エラー通知を出してチャージできないようにするケースがあるそうです。

結局その場ではエラーを解消できず、セブン銀行ATMからの現金チャージ(上限50万円)で無事チャージでき、決済しました。

QRコード決済で高額決済を行う際は、事前によく設定を確認してから利用することをおすすめします。

難所2:かながわペイでポイント還元がある分、本当に安いかどうか判断力が鈍りやすい

私が洗濯機を購入した際には、事前にネットで底値を調べ、「これなら底値だ」と納得して購入したつもりでした。

実際価格交渉をした際にも、補償料を少しおまけしてくれた程度で、あまり価格は下がりませんでした。

しかし後日、他店で同じ機種の販売価格をリサーチしてみると、ネットの底値や自分の購入価格からさらに10%ほど安い価格で販売しているのを発見してしまいました。

この店舗はかながわペイの店舗ではなくポイント還元はないため、10%値引きなら、自分が受けたポイント還元のことを考えれば損はしていないはずだと最初は思いました。

しかし

「10%値引きと10%還元なら、値引きの方が得なのではないか」

と気づき、かながわペイの還元分を考慮して、店舗側が価格をちょっと高めに設定している可能性があることを全く頭に入れていなかったと反省しました。


同じお得を受け取るにも、

・ ポイント還元が良いのか

・ 値引きが良いのか

普段なら冷静に考えられることも、「10%還元」で頭がいっぱいになっていると、本当にお得かどうか見落としてしまうケースもあります。

家電の購入は価格だけでなく、補償の条件によってもお得度合いが変わってくるので、かながわペイのお得さで冷静さを失わないよう、いつもどおり目利きをがんばってください。(執筆者:石田 彩子)

《石田 彩子》
この記事は役に立ちましたか?
+125

関連タグ

石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集