食べ物の値上げが続き、たくさんの節約術が紹介されています。

しかし多くは「ブランドにこだわらない」「代替えを考える」のようにレベルを下げて節約する方法です。

今回は、値上げで気持ちがふさがる今だからこそ、あえて食材のレベルを上げて気持ちを満たしつつ節約できる方法を紹介します。

食材のレベルを上げつつ 食費節約する方法

お中元時期はメルカリで調味料を買う

醤油や油など毎日の食卓に欠かせない食材が値上げされています。

とくに醤油は、価格帯が広いため節約のために低下価格のものに変えた家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、醤油は味付けに大きく影響します。

こだわりの製法で作られた香り高い醤油は、余計な調味料を買う必要がないほど、醤油だけで味が決まります。

むしろ食費の節約になるかもしれません。

高価な醤油や調味料は、贈答用に使われます。

大手メーカーでも、スーパーには卸していない特別な醤油が贈答用限定で出荷されています。

高価な醤油は、スーパーで売っている醤油の2倍から3倍の値段で売っています。

実は、そんな高価な醤油をスーパーの醤油並みの値段で手に入れる方法があります。

それはメルカリです。

メルカリでは、お中元やお歳暮の時期に箱に入った贈答用の調味料が出品されています。

「うちの醤油はこのメーカーに決めている」という家庭は、お中元やお歳暮でもらった品をそのままメルカリで出品していることがあるのです。

また、醤油をたくさんもらっても使い切れないから、やむを得ず出品するという人もいます

賞味期限が短いものは、とても安い値段で出品されます。

筆者は、贈答専用に作られた醤油ギフトセット(7本入り)を送料込み2,000円で購入しました。

重たい醤油を自宅まで運ぶ手間を考えれば、とてもお得な買い物です。

国産丸大豆や二段熟成などの高級醤油を何か月も楽しんでいます。

カルピスバターはカルディの冷凍庫から買う

カルピスバターとは、乳酸菌飲料のカルピスを製造するときにできるバターです。

スーパーで売っている200g400円程度のバターとは色と香りが違います。

スーパーで売っているバターは、色が黄色くバターの風味が強いです。

ホイル焼きやバター焼きのようにバターの風味で食べたいときにピッタリです。

一方のカルピスバターは色が真っ白で、バターというよりも生クリームを凝縮した味です。

スーパーのバター売場では、茶色と金色の高級そうなパッケージに入って1個450g入りが1,507円(税抜き)で売っています(無塩バターの場合)。

カルピスバターは、セールになることは少ないです。

カルピスバターは、セールになることは少ない

実は、カルピスバター(無塩バター)を1個450g 1,310円(税抜き)で買う方法があります。

カルディの「冷凍庫」に置いてある業務用カルピスバターです。

業務用カルピスバターは、高級なパッケージの箱に入ってはおらず、銀紙に包まれているだけです。

パッケージはシンプルですが中身は同じです。

カルディの「冷蔵庫」にあるカルピスバターは業務用ではなく、値段は高くなります。

カルピスバターは、生クリームを凝縮したようなバターです。

冷凍庫から出しておくと、一般的なバターよりもはやく柔らかくなります。

購入したらできるだけ早く冷凍庫に保存したほうがいいでしょう。

カルピスバターには有塩バターと無塩バターの2種類があります。

一般的なものとの比較

≪左側:カルピスバター 右側:スーパーの一般的なバター≫

無塩バターよりも有塩バターのほうが定価は安いです。

しかしカルディには有塩の業務用カルピスバターは、しばらく入荷していないとのことでした。

おやつは「あるもの」で作る

スーパー「アキダイ」の秋葉社長はインタビューで値上げで売れなくなったのは

 

「輸入牛肉」

「カップ麺」

「果物」

「菓子」

 

と答えていました。

たしかにお菓子は我慢しようと思えば我慢できるものかもしれません。

しかしお菓子は心に余裕を与えてくれます。

我慢が続けばストレスになります。

おやつは、一番節約できる食費です。

なぜならば、おやつは市販のお菓子ではなくてもいいからです。

シフォンケーキやおはぎのような手間をかけるおやつではなく、「あるもの」だけで作れるおやつがあります

卵と牛乳があればプリンが作れます。

中に食パンを入れると腹持ちのいいパンプディングです。

NHK「グレーテルのかまど」では、料理家の土井善晴氏のキャビネットケーキが紹介されました。

「ケーキ」という名前はついているけれど、卵やみかんの缶詰など「あるもの」で作れる豪華なプリンです。

また、紹介したカルピスバターをドライイチジクにはさめば大人も満足できる高級なおやつになります。

ドライフルーツは、円安の影響で値上がりしていますが、業務スーパーでは100g120円程度で購入することができます。

値上がりに対抗する手段が節約しかなければ、生活は寂しく心は小さくなります。

しかし、値上がりに新しいアイデアで対抗すれば、生活は楽しく心は穏やかになります

7月はお中元の季節です。メルカリでは、贈答用の調味料や高級お菓子の詰め合わせが出品されます。

「食べ物をメルカリで買うのは抵抗がある」と思っていた人でも、封がされている調味料ならばハードルが低くなるのではないでしょうか。

「お中元をもらえる家はいいわよね」と思うのではなく、いつもより食材をレベルアップさせつつメルカリで節約をしてお中元の季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)