先週は、6月27日月曜日に大きく窓を開けて寄り付き、勢いよく上昇し、その流れが火曜日まで続き、大きな節目の2万7000円に到達しました。

しかし、水曜日には失速し、木曜日には、月曜日に窓を開けた分を帳消しにして窓を埋め、更に金曜日には、下の節目に近づいての週末入りとなっています。

3月15日16日に開けた窓を埋めていないことが下の意識される点なので楽観視はできませんが、金曜日の大きな陰線は、6月20日安値からは切り上がり、再び2万7000円を目指す展開も考えられます。

7月8日に国内株価指数に連動のパッシブ型上場投資信託いわゆるETFの配当金支払いが集中しています。

この分配金捻出による換金売りで8000億円を超える売りが出ると想定され、今週は様子見ムードが漂いそうな相場展開も考えられます。

6月第4週の海外投資家動向は現物1656億円の売り越しで、先物は1503億円の売り越し、合計3160億円の売り越しとなり、2週連続の売り越しとなりました。

今週の日経平均を考える

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は、月火水と上向きで、5日線の上に株価が推移していましたが、木金と一気に弱くなり下向きで、ローソク足は大きく下に乖離し週末入りとなりました。

25日線は、横ばいから若干下向きに変化して終えています。火曜日に25日移動平均線に触れましたが、その後は移動平均線の下に乖離しています。

75日線は、上向きとなっています。75日線に25日線が上から下にデットクロスしそうな位置なので注意が必要です。

並び順は25日75日5日の並び順で、引き続き下降トレンドのはじまりとなっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、2万7800円処を下向きで推移しています。

トレンドライン

2万7000円処に重要な節目のラインがあり、そのラインと平行して下値メドのラインが2万5500円があり、その中を推移しています。

下には3月15日高値2万5441円と16日安値2万4824円に開けた窓があります。

上には6月10日13日に開けた窓、その上が6月9日10日に開けた窓があります。

一目均衡表

強気だった遅行線が木曜日に一気に下向きで下抜け、弱さを残したままの週末入りとなっています。

同様に木曜日に雲の上限から雲を下抜けています。

雲のねじれが8日まで続くのでしっかり確認していきましょう。

ボリンジャーバンド

6月20日の-2σから28日火曜日にはTPラインまで戻し、その後1σまで下げています。

バンドは均等に横ばっていましたが、若干バンドが広がっての週末入りしたことによって、下へのバンドウォークも考えられる位置です。

スローストキャスト

売られすぎゾーンから脱して、買われすぎゾーンへ順調に向かっていましたが、30日木曜日に、ちょうど半分到達の位置で中折れとなり、弱さを見せています。

このまま売られすぎゾーンに向かってしまうのか、それとも上昇へと再度向きを変えられるのか注意していきましょう。

MACD

下降トレンドから抜け出せるかというところで、0ラインに到達せずに下に向かっています。

ヒストグラムも金曜日に陰転となり、下降トレンド継続となっています。

月の満ち欠けですが、次回の満月は7月14日(スーパームーン)です。

総合判断

2万5700円処が下限で、上値は2万8000円のBOXを作っているような動きかと思われましたが、上値の2万8000円に向かう前に、節目の2万7000円で頭を押さえられた形となりました。

パラボリックが週明けに陰転に向かいそうな位置ですが、ここで踏ん張って株価が上昇すると、好転をキープしたまま推移し、6月20日と7月1日の安値を結んだラインが機能して、下値切り上げ上昇へと向かえるところなので注視したいです。

現在はトレンドが横ばいで推移している状況から、いつトレンドができるかがカギとなりそうです。

上記に記載のETF分配金捻出売りや、週末には参議院選挙があり、日本独自でのイベントで相場が動く可能性もある為、警戒心を怠らずにしっかり管理していきましょう。(執筆者:城 晶子)