楽天ポイントで、お誕生日ポイントが2022年8月で終了するという改悪が発表されました。

会員にとっては、ランク上げのモチベーションになっていた特典だっただけに衝撃が大きいです。

今年に入って改悪続きの楽天経済圏ですが、2022年も半分が過ぎ、改悪続きの楽天経済圏に対して不安の声も聞こえてきます。

ここでは7月に発表された「お誕生日ポイント改悪のおさらい」に加えて、「楽天グループ全体の動向」「今後の経済圏の考え方」についてまとめました。

楽天お誕生日ポイント終了

お誕生日ポイントとは

楽天会員の利用頻度(ポイントの獲得数と獲得回数)に応じて、会員を5つのランクに分けています。

楽天会員向けメルマガを購読していることを条件に、

・ ダイヤモンド会員:700ポイント

・ プラチナ会員:500ポイント

・ ゴールド会員:300ポイント

・ シルバー会員:100ポイント

誕生日月に付与される会員特典でした。

終了時期

お誕生日ポイントは、2022年8月分で終了となります。

  1. 8月がお誕生月
  2. 8月4日までに楽天会員ニュース購読を申込み

の条件を満たした会員を最後に、お誕生日ポイントは終了となります。

誕生日は9月以降の会員は、お誕生日ポイントの付与はありません

お誕生日ポイント終了

2022年楽天経済圏の変更まとめ

2022年は、楽天SPUを中心に楽天モバイルや楽天金融サービスなどの、主要サービスの改悪が目立ちました。

2022年の主な改悪

  • 公共料金を楽天ポイントで支払った際のポイント比率(100円1ポイント⇒500円1ポイントに変更
  • 楽天市場で清算の際の楽天ゴールドカードのポイント付与率(4倍⇒2倍に変更
  • 楽天市場で清算の際のポイント付与対象(消費税込み金額⇒消費税抜き金額に変更
  • 楽天モバイルデータ1GB/月の利用料金(0円⇒1078円/月
  • 楽天銀行口座で楽天カードの利用代金で引き落とした際のSPU倍率(1倍⇒0.5倍
  • 楽天PointClubのお誕生日ポイント廃止

2022年の主な改良

  • 楽天ギフトカードリニューアル(振替先:期間限定楽天ポイント⇒楽天キャッシュ(基本型)に変更、有効期限:6か月間⇒10年間

楽天経済圏の動向と、これまでの楽天経済圏

通販サイトだった「楽天」が楽天経済圏というスケールを創造したのは、ネット業界で潮目になったといえます。

ネットでお買い物をするとポイントがもらえるという通常サービスの枠を超えて、証券や銀行などの金融サービスや二次元コード決済によりリアル店舗との連携で、さまざまなサービスを1社にまとめる「経済圏」という考え方を一般化させました。

しかしポイント改悪や楽天モバイルの大幅なプラン変更により、楽天経済圏に対しての経営に対して疑念が強まっている傾向にあります。

今後楽天グループはどうなるのか?注目すべき楽天シンフォニーの存在

各市場で台風の目となってきた楽天グループですが、今後どのような動向をみせるのでしょうか。

そこで注目の1社が、楽天シンフォニーの存在です。

楽天グループは、2021年にOpen RANインフラストラクチャに関する新しい事業組織「Rakuten Symphony(楽天シンフォニー)」を創設したことを発表しました。

この会社は、携帯電話の通信網インフラを構築する会社です。

携帯電話基地局の通信機器をクラウド上のソフトウェアに置き換え、通信網を海外展開することを目的としています。

そして、すでに21年にドイツでの契約が締結されており、数百億円規模の受注を獲得したと発表しています。

縮小ではなく拡充を目指す楽天グループ

楽天会員の近いところでは、楽天ポイントや楽天モバイルプランの影響で楽天経済圏に対して不安の声も多いです。

ただ大きな視点でみると、

「拡充のための事業を仕掛け続けている」

のが楽天グループの動向といえそうです。

楽天グループの拡大

楽天経済圏は続けるべきか

今年度も楽天経済圏の細かな改悪は続くことが予想されますが、楽天経済圏のバランスを調整している段階といえます。

それは、楽天グループの財政だけでなく、市場の動向を鑑みたバランス調整と考えてよいでしょう。

現段階では他の経済圏と比較しても、他サービスとの連携も充実しているので、楽天経済圏はまだまだお得なサービスです。

楽天経済圏は、サービスについて発表があるたびに他社サービスがキャンペーンを開始するなど、経済圏の中心にいることは間違いないです。

楽天経済圏は、ネットショッピングや金融サービスなどの優遇特典はおさえつつ、自分の利用するリアル店舗や生活スタイルから生活圏内の傾向に合ったセカンド経済圏を運用するなど、複数運用がお得を取り逃さない手法になりそうです。(執筆者:太田 玲世)