お出掛け・防災の準備として、荷物はなるべくコンパクトにまとめることが求められます。
100均の圧縮グッズは進化しており、「こんなものまで圧縮できるの!?」という商品が続々と登場しています。
旅行や防災に役立つグッズがたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。
※価格は全て税込みです。
目次
1. 圧縮袋・圧縮バッグ(ポーチ)
荷物が増える原因として、衣類は大きなウエイトを占めます。
冬物は特に厚さがあるので、カバンを圧迫してしまいます。
なるべくコンパクトに持ち運びたい時に役立つのが「圧縮袋・圧縮バッグ(ポーチ)」です。
圧縮袋は袋に入れた後で掃除機で空気を吸うだけではなく、自分の力で圧縮しながらジッパーを閉めることで、空気が入らないように平たくすることができる商品もあります。
掃除機などの道具が必要ないので、手軽に使うことができます。
圧縮バッグであれば見た目は普通のポーチと同じなので、オシャレ&スッキリ収納が叶いますよ。
≪画像元:大創産業≫
ダイソーで販売されている圧縮バッグのサイズ
・ 20×30×7cm 330円
・ 25×35×10.5cm 440円
・ 35×40×15.5cm 550円
ダイソーの圧縮バッグはファスナーを閉めるだけで衣類が圧縮できます。
2層になっているので、取り出しやすさも工夫されています。
市販の圧縮袋は500円前後、圧縮バッグは1,500~3,000円程度です。
100均の圧縮袋は1~2枚入り110円、圧縮バッグは330~550円で購入することができます。
ひんぱんに旅行に行くのであれば、市販品で好きな柄のポーチをそろえる楽しみもあるでしょう。
時々使う程度であれば、100均商品を使うことで出費を抑えることができますよ。
防災グッズの収納にもおすすめ
防災グッズにおいて、防災袋の衣類を夏用・冬用に入れ替えるのが面倒だと感じる方は多いです。
特に冬物衣料は厚さが出てしまうので、他に入れたい物が入らなくなってしまいます。
圧縮袋を使うことで、防災用品をコンパクトに収納することができます。
必要なグッズを充分に備えることができるよう、収納方法の確保に活用してみてください。
2. 圧縮タオル
圧縮タオルは非常時だけでなく、日常生活でも活用することができます。
お子さまの外遊び、飲食時のお手拭き、旅行時など、さまざまな用途で使用することができます。
使い方は水にひたすだけ。
洗面器などに水を張り、圧縮タオルを入れるとムクムク膨らんで大きくなります。
綿のようなふわふわとした素材や、バスタオルなどの大きなサイズを求める場合は市販品でなければ対応できませんが、100均の不織布素材の圧縮タオルであれば、おしぼりサイズのお手拭きをコスパ良く手に入れることができます。
ダイソーの圧縮タオルは3種類
ダイソーの圧縮タオルは3種類あります。
・ スモール:16×26cm、20枚入り
・ レギュラー:21×26cm、8枚入り
・ ラージ:23×35cm、6枚入り
必要なシーンに合わせて、タオルのサイズを選びましょう。
市販の圧縮タオルはハンディサイズであれば1個当たり20~100円程度しますが、100均なら1個当たり5.5~14円で買うことができます。
使い捨てなので、安く手に入れることができるとありがたいです。
3. 圧縮靴下
あまり知られていませんが、ダイソーに登場して驚いたのが「圧縮靴下」です。
圧縮されているだけあって厚さはかなり薄いのですが、災害時や突然の雨で靴下が濡れてしまった時、素足のままでいるのと靴下があるのとでは、過ごしやすさに雲泥の差が出ます。
≪画像元:大創産業≫
サイズ感、重さなど、パッケージはマスキングテープとそっくりです。
サイズは男性用が25~27cm、女性用が23~25cmです。
ショート丈の無地で、カラーは男性用が黒・紺・チャコールの3色、女性用が黒・チャコール・グレーの3色展開がされています。
素材は色によって異なり、女性用の黒色靴下の場合はポリエステル84%、綿13%、ポリウレタン3%です。
圧縮タオルと違い、こちらはパッケージを開けた後ほぐして使います。
圧縮の力が強く、シワはかなり頑固で取れにくいのですが、履いているうちに次第にシワは伸びていきます。
手洗い可の洗濯マークがついており、使い捨てではなく、洗って繰り返し使うことが可能です。
筆者は豪雨災害が多い地域に住んでおり、防災用品の中に靴下の替えを必ず入れるようにしています。
通勤の際に雨に濡れてしまい、丸一日濡れた靴下を履いたまま過ごした経験から、職場にも1個置くようにしています。
コンパクトに置いておける圧縮靴下は、場所を取らないのであると便利です。
圧縮靴下であれば荷物の量をかなり減らすことができます。
複数個入れても荷物がかさばらず、持ち運びしやすいので旅行の際も役立ちそうです。
価格は1個110円で、足底の補強などはされていません。
普段使いではなく、もしもの備えとして役立てるのがオススメです。
市販の圧縮靴下は1個650~800円程度するので、ダイソーの圧縮靴下は1足当たり500円以上のお得です!
4. エア枕・エアクッション
長距離の移動や避難時に困るのが、同じ体勢を取り続けることによる体への負担です。
少しでも体への影響を軽くするため、使わない時は空気を抜いてコンパクトに収納できるエア枕やエアクッションの利用を検討しましょう。
キャンプ、深夜バスの移動など、エア枕があるだけで寝心地が良くなります。
耐久性も100均のエア枕は高くないので、使用頻度にもよりますが、数か月ごとに買い替えるつもりでいた方がいいかもしれません。
また、初期不良がないとも言えないので、事前に1度膨らませて、使えるかどうか確認してから持ち運びましょう。
空気は満杯まで入れるのではなく、自分好みの量で柔らかさを調節できます。
自分の体にフィットする形にして、長時間の移動や避難時の負担を減らしましょう。
市販のエア枕は800~2,000円するので、110円の100均は600円以上のお得です。
ダイソーの圧縮グッズで荷物をコンパクトにまとめよう
家にいる時はそこまで荷物の厚さや重さは気になりませんが、旅行や避難時はいかに荷物をコンパクトにまとめることができるかで体感がかなり変わります。
荷物の軽さは自分の動きやすさに直結します。
必要な物を持ちつつ、荷物の大きさ・軽さはなるべく抑えて、快適に過ごすことができるように、上手にグッズを活用してみてください。(執筆者:山城 奈々)